新しいコンピュータの購入後に必要となる最も面倒な作業の 1 つが、今まで使っていたコンピュータから新しいコンピュータに個人のファイル、電子メール、データ ファイル、メディア、および設定を移すことです。この処理は複雑で時間がかかり、厄介なため、友人や親戚の助けを何度も求めることになりがちです。すべての重要なデータをうまく新しいコンピュータに移すことができず、そのままになってしまう人もいます。
Windows Vista ではこの重要なプロセスを大幅に簡素化し、個人データを簡単かつ直観的に転送できるようにしています。
Windows 転送ツールは、次のような重要なデータを簡単に転送できるウィザードです。
ユーザー アカウント
ファイルとフォルダ
プログラムのデータ ファイルと設定
電子メールのメッセージ、設定、連絡先
写真、音楽、ビデオ
Windows の設定
インターネットの設定
プログラム (アプリケーション) は転送されません。

Windows 転送ツールは新しいコンピュータへの移行を簡単にします。
自分のユーザー アカウント全体、またはコンピュータ上のすべてのユーザー アカウントを簡単に転送することができます。データやフォルダを個別に選択して転送することもできます。Windows 転送ツールを使って 2 台の PC を接続してデータを転送するには、次のような複数の方法があります。
転送ツール ケーブル: Windows Vista および Windows 転送ツールと連携して機能する特殊な USB ケーブルです。このケーブルは、特定のコンピュータ メーカーおよび販売店で購入できます。ケーブルに付属する小さなソフトウェアを Windows XP コンピュータにインストールした後、両方のコンピュータにケーブルを接続します。Windows 転送ツールが自動的に起動したら、表示される一連の指示に従って転送プロセスを進めます。ネットワーク環境でない場合は、最も簡単にかつ高速で転送できるこの方法をお勧めします。転送ツール ケーブルは、Windows XP および Windows Vista ベースのコンピュータで使用できます。
ホーム ネットワークまたは小規模ビジネス ネットワーク: ワイヤードまたはワイヤレス ネットワークを使用できる環境であれば、すべてのデータを転送するのに最適な方法が用意されていることになります。
外付けハード ディスク: 外付けハード ドライブがある場合、Windows 転送ツールを使ってデータをそのドライブにいったんコピーし、次にそのドライブから新しいコンピュータにデータをコピーすることができます。
CD または DVD: Windows 転送ツールでは、コンピュータの CD または DVD の書き込み機能を使ってユーザー データを転送できます。これは、1 枚のディスクに収容可能な少量のデータのみを転送する場合に適した方法です。

転送ツール ケーブルを使うと、2 台のコンピュータを簡単に接続してデータを転送することができます。ケーブルを接続すると、ウィザードが起動し、処理が開始されます。
Windows 転送ツールでは複数の方法が使用できるため、どのような環境のユーザーでも理想的な転送方法が見つかります。コンピュータを使い始めたばかりのユーザーで、Windows XP ベースのコンピュータから Windows Vista ベースのコンピュータへの切り替えを考えている場合は、転送ツール ケーブルを使用すると、わずか数回のクリックで個人データすべてを転送できます。既にコンピュータを使い慣れたユーザーであれば、新しいコンピュータをホーム ネットワークに接続し、フォルダ、ファイルの種類、および設定を個別に選択して転送することができます。
Windows 転送ツールを使うと、Windows Vista、Windows XP、および Windows 2000 を実行するコンピュータから Windows Vista ベースのコンピュータにデータを転送できます。