
柔軟性が高く使いやすい Windows FAX とスキャンによって、時間を節約できます。
Windows Vista の Business、Ultimate、Enterprise の各エディションで利用できる Windows FAX とスキャンでは、FAX の送受信、ドキュメントと画像のスキャンのほか、これらのアイテムの共有をコンピュータから直接、簡単に実行できます。
Windows Vista オペレーティング システムの Windows FAX とスキャンでは、柔軟なファックス機能とスキャン機能が統合されています。これにより、ファックスの送受信、ドキュメントと画像のスキャン、他のユーザーとのリソースの共有が簡単になります。Windows FAX とスキャンの新しい強化機能により、ホーム ユーザーであるか中小企業のビジネス ユーザーであるかを問わず、情報の送信やドキュメントの処理が簡単になり、時間を節約できます。
Windows FAX とスキャンは、Windows Vista の Business および Ultimate エディションの [すべてのプログラム] メニューから利用できます。Windows Vista Enterprise では、オプション コンポーネントとしてインストールして利用することができます。Windows FAX とスキャンによって、FAX とスキャンに関するあらゆるタスクの実行、FAX やスキャンを行ったドキュメントの管理を、すべて 1 か所で処理できるようになります。
Windows FAX とスキャンには、FAX やスキャンを行ったドキュメントを簡単に整理できる複数のカテゴリとフォルダがあらかじめ設定されていますが、独自にカスタマイズしたフォルダを作成することもできます。FAX とスキャンで整理を行うには、Microsoft Office Outlook 内の電子メールの整理と同じように、該当するフォルダにファイルをドラッグします。Windows FAX とスキャンは、他の Windows アプリケーションのユーザーにとってなじみのある用語や機能が使われているため、簡単かつ直観的に使用できます。
また、同じコンピュータ上にある複数のユーザー アカウントをサポートします。これは、複数の従業員で 1 台のコンピュータを共有している小規模企業の場合に特に便利です。異なる従業員が同じコンピュータにログオンして FAX を送信でき、それぞれが個別の FAX 送信者として正しく認識されます。企業から型どおりの FAX を送信するよりも、顧客や仕入先に対して、担当者を印象付けることができます。
Windows FAX とスキャンによって、FAX の送受信が電子メールのように簡単になります。[ファイル] メニューから [新しい FAX] を選択するだけで、必要なすべてのフィールドを含む FAX テンプレートが適用されます。
FAX テンプレートの [宛先] から直接、アドレス帳 (Outlook または Windows アドレス帳) を開くことができます。FAX を送信する連絡先の名前をクリックするだけで、自動的に FAX 番号が取得されます。自動入力を使いたくない場合やアドレス帳に登録されていない相手に FAX を送信する場合は、番号を手動で入力することもできます。FAX 番号を入力した後は、[件名] フィールドを記入し、FAX 送付状に書き加えたいコメントがあれば入力します。電子メール メッセージへの添付ファイルの追加と同様に、FAX するドキュメントを添付します。この添付ファイルのページ数が FAX ページ数になります。添付ファイルを追加することで、複数のドキュメントを同じ FAX で送信できます。
Windows FAX とスキャンを使うと、ローカル接続されたスキャナ、ネットワーク接続されたスキャナ、または印刷/スキャン/FAX 複合機から、ドキュメントや画像をワンクリックでスキャンできます。スキャンしたすべてのファイルに加え、ファイルの作成に使用したスキャナや、ドキュメントがスキャンされた日時など、他の有益な情報も一覧表示されます。
スキャンするドキュメントの設定を調整できるため、適切な用紙サイズの選択や、色や解像度の制御が可能です。これらの設定はスキャン プロファイルとして保存することができます。Windows FAX とスキャンでは、複数のスキャン プロファイルを作成して保存できるため、さまざまな種類のドキュメントや画像ごとにすべての設定を選択し直すことなく、スキャンのたびに一貫した品質を簡単に達成できるようになります。
ドキュメントのフル スキャンを実行する前に、ライブ プレビュー機能を使用して、最終的なスキャン後にコンピュータ上でどのように表示されるかを確認できます。ライブ プレビューで生成される低解像度のキャッシュ画像をチェックして、簡単にドキュメントを変更できます。変更内容は瞬時にこの画像に反映されるため、さまざまな変更を試みて確認することができます。
Windows の以前のバージョンでもスキャン機能はサポートされていますが、PC に直接接続されたスキャナでしか利用できませんでした。Windows Vista では、主に次の 3 点でスキャン機能が向上しています。まず、ネットワーク経由で接続されたスキャナをサポートしており、家族や仕事仲間とのスキャナの共有が簡単になっています。次に、スキャン、FAX、電子メールが統合されており、これらすべてが円滑に連携することにより、ユーザー エクスペリエンスが向上しています。最後に、スキャンしてシステムに取り込んだドキュメントを簡単に管理することができます。
Windows FAX とスキャンでは、スキャンしたドキュメントのルーティング リストを設定することができます。[ファイル] メニューから [ルーティングの設定] を選択して、スキャンしたドキュメントの送信先の電子メール アドレスとサーバー共有を指定します。そのスキャナからドキュメントをスキャンするときはいつでも、設定済みのルーティング リストの中から選択できます。
スキャンしたファイルを後から共有する場合は、電子メールまたは FAX のアイコン (どちらも Windows FAX とスキャンのタスク バーに組み込まれています) を右クリックして、スキャン ファイルが添付された、電子メールまたは FAX のテンプレートをそれぞれ表示できます。その後は、通常の電子メール メッセージまたは FAX として送信できます。