
チームでの作業も簡単です。
Windows ミーティング スペースは、時間と場所を選ばない、Windows Vista ユーザーによる小グループでのコラボレーションを可能にします。ビジネス用途と個人用途いずれにも役立つこのツールは、コンピュータを使ったプロジェクトで他の人と簡単かつ快適に作業を共有できます。
ビジネスにおいては、組織の生産性と成功のためにコラボレーションは欠かせません。しかし、それには克服すべき障害が多数あります。たとえば、ホットスポットのないカフェやネットワーク アクセスのない会議室でファイルを共有することは困難です。ほとんどの場合、USB フラッシュ ドライブのやり取りなどの代わりの方法を利用せざるをえません。
別の人にプレゼンテーションを行ったり、デスクトップを見せることも困難です。たいていはラップトップ画面を相手に向けたり、肩越しに見てもらうことになります。プロジェクタがあれば、こうした問題の一部を解決できますが、常に利用できるとは限りません。プロジェクタがあった場合でも、スプレッドシートなどのフォントの小さいファイルは読みにくい場合があります。
Windows ミーティング スペースは Windows Vista の新しいコラボレーション機能です。これは Windows Vista ユーザーによる小グループでの作業を可能にする、シンプルでありながら強力なツールです。
Windows ミーティング スペースがあれば、ワイヤード ネットワーク、ワイヤレス ローカル エリア ネットワーク (WLAN)、アドホック (PC 間) ワイヤレス ネットワークを介して、2 人から最大 10 人までコラボレーションできます。
接続はすばやく簡単に設定でき、セキュリティも強化されています。1 人が Windows ミーティング スペースでセッションを開始すると、そのユーザーを開催者としてミーティング セッションが確立され、参加者の招待や、セッションで使用するパスワードの送信が可能になります。そのセッションに他のユーザーが参加し、ファイルの共有、プログラムまたはデスクトップでの同一ビューの表示、リアルタイムのコラボレーションが行えます。
Windows ミーティング スペースや Windows Vista のピア ツー ピアの開発者プラットフォームはすべて、セキュリティを考慮して設計されています。招待や参加者の認証は、セッション作成者と参加者間での共通パスワードの交換や、検証によって得られる証明書を使用して処理されます。
ネットワークのない環境でも、ネットワーク カード搭載のラップトップを使用していれば、Windows ミーティング スペースによってアドホック (PC 間) ネットワークが構築されます。アドホック ワイヤレス ネットワークの構築や参加に特別な知識は必要ありません。インフラストラクチャ ネットワーク (一般的なホーム ネットワークやオフィス ネットワーク) での会議に参加する場合と手順は同じです。このアドホック機能は、参加者がネットワーク インフラストラクチャにアクセスできないときのコラボレーションに最適です。たとえば、ワイヤレス アクセスが利用できないカフェでの利用や、企業ネットワーク環境のない客先との会議に適しています。Windows ミーティング スペースとそれに統合されたアドホック ワイヤレス ネットワークの画期的な利用により、これまでにない柔軟性の高いコラボレーションの可能性が広がります。
"近くのミーティングに接続" 機能を使用してセッションを検出し、参加することができます。ローカル ネットワーク上またはプライベートのアドホック (PC 間) ワイヤレス ネットワーク上で作成されている近くのセッションを簡単に検出できます。

セッションを簡単に検出します。
Windows ミーティング スペースには "近くの人との接続" 機能もあります。現在使用しているネットワーク上の在席者が表示されるので、自分のコラボレーション グループまたは "近くの人との接続" に対応した別のプログラムへの参加を依頼することができます。
インターネット プロトコル バージョン 6 (IPv6) のグローバル接続をサポートするネットワークの場合、離れている参加者を電子メールまたはファイル経由で招待できます。電子メールの招待を受信した相手はメールをクリックして、セッション作成者が定めたパスワードを入力するだけで参加できます。
Windows ミーティング スペースを使用すると、書類の配布、電子メールまたはインスタント メッセージングによるファイル送信、共通のネットワーク共有へのファイルのアップロード、または USB キーの受け渡しといった従来の方法よりも、グループとのファイル共有やファイルでの作業が簡単になります。Windows ミーティング スペースを使うと、即座にミーティングを開始できるので、多人数でのファイル共有が簡単になります。参加者が配布資料エリアにファイルを追加すると、全員がコピーを入手できます。あるグループ メンバーがセッション中にファイルを変更して保存した場合、その変更はすべてのセッション メンバーに即座に反映されます。参加者はセッション終了時に、配布資料の "最終版の" コピーを各自のローカル ハード ディスクに保存できます。これにより、複数のバージョンを管理する手間が軽減されます。ミーティングの結果が反映された同一のコピーを全員が所有できます。
他の参加者からのフィードバックも簡単です。標準的なプレゼンテーションではプレゼンターの PC からしか変更を行えませんが、Windows ミーティング スペースなら、元の原稿を自分のコンピュータから配信しているときでも、他のユーザーに制御を委任すれば、そのユーザーが変更を加えることができます。
Windows ミーティング スペースと Microsoft Office Live Meeting はいずれもコミュニケーションとコラボレーションを充実させる方法として効果的ですが、それぞれ別の目的に使用できます。Live Meeting は離れた場所からのコラボレーション、企業の境界を越えたコラボレーション、インターネット経由での異なるネットワークでのコラボレーションを目的としています。Live Meeting はサーバー インフラストラクチャ上で運営され、最大 2,500 人の同時ユーザーに対応します。そのため、たいていは事前に計画、スケジュールされた規模の大きい正式なミーティングに適しています。
Live Meeting はブラウザ ベースなので、この機能に対応する Windows オペレーティング システムであれば使用できます。ただし、Windows ミーティング スペースと異なり、Windows Vista を使用していれば誰でも即座に参加できるわけではなく、インターネット接続が必要です。
Live Meeting とは対照的に、Windows ミーティング スペースは PC 間で直接運営されるピア ツー ピアのアプリケーションです。企業 LAN や WLAN 経由でアプリケーションを使用するときでも、サーバー インフラストラクチャは必要ありません。また、自発的な非公式の小グループによるコラボレーション (最大同時ユーザー数は 10 人) を強化、サポートすることを目的としています。