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説明されている機能

Windows モビリティ センター

電源オプション

パフォーマンスとバッテリ寿命のバランスが考慮された電源プランが既定で設定されています。

Windows Vista の各プレミアム エディションで利用できる Windows モビリティ センターは、最もよく使用するモバイル PC の設定を 1 か所の見つけやすい場所にまとめたものです。

モバイル コンピューティングにはいくつか特有の問題が伴います。単一のネットワーク接続と安定した電力供給が可能なデスクトップ コンピュータとは異なり、モバイル PC の場合、移動した場所の環境に応じて設定を変更せざるをえません。たとえば、コンセントを使用する場合もあれば、バッテリを使用する場合もあります。また、午前中は会社のネットワーク、午後はクライアントの会議室でワイヤレス ネットワーク、夜は自宅のネットワークに接続することもあります。

Windows Vista はモバイル コンピューティングを簡単にする複数の新機能と拡張機能によって、このような特有のニーズに対応します。このセクションでは、主要な機能と強化点の一部を紹介します。

電源管理

モバイル PC での電源の使用方法と管理方法を以前よりも制御できるようになりました。Windows Vista では、以前のバージョンの Windows と比較して、電源管理が簡素化され、信頼性が向上しています。

電源プラン

Windows Vista の電源設定は電源プランに基づいて決定されます。電源プランには、電力消費とシステム パフォーマンスの適正なバランスを考慮したハードウェア設定とシステム設定が集約されています。Windows Vista には Windows 既定の電源プランが 3 種類あります。

バランスこのプランでは電力消費とシステム パフォーマンスのバランスを図るため、ユーザーの活動に応じたモバイル PC プロセッサの処理速度が適用されます。たとえば、マルチメディア ゲームの再生中はプロセッサの速度を上げ、ドキュメントの読み取り時は速度を下げます。

省電力このプランはシステム パフォーマンスを低下させて、モバイル PC の消費電力を節約します。主にバッテリ寿命を最大にしたい場合に適しています。

高パフォーマンスモバイル PC のシステム パフォーマンスを最大限に高めるプランです。バッテリ寿命を消費する代わりに、全体的なパフォーマンスは向上します。

最も一般的なニーズに対応するのが「バランス」プランです。Windows 既定の電源プランのうち、モバイル PC がスリープ状態または休止状態に移行するまでの所要時間などを簡単に変更することができます。また Windows Vista の新機能として、変更後の設定が気に入らないときは既定の設定に戻せるようになっています。

電源プランはタスク バーの強化されたバッテリ メーター、または Windows モビリティ センターのバッテリ タイルから簡単に切り替えることもできます。モバイル PC のすべての電源プランはコントロール パネルに表示されるので、ここからも設定を変更できます。バッテリ電源の使用時にはそれに応じた電源プランが設定されるため、コンセントを抜いたというだけの理由でプランを切り替える必要はありません。

スリープ状態

以前のバージョンの Windows では、スタンバイや休止状態から必ずしも迅速かつ正常に復帰できるとは限りませんでした。Windows Vista では、スリープ状態の用途が広がり、コンピュータが起動するまで待機しなくても、必要なときにいつでもコンピュータを使用できます。モバイル PC でスリープ状態に移行するには、[スタート] メニューの [電源] ボタンをクリックします。スリープ状態から復帰するには、ハードウェアの電源ボタンを押します。

スリープ状態を使用すると、次の利点があります。

  • 作業内容やプログラムの状態をメモリに保存してから、コンピュータをスリープ状態に移行します。バッテリ残量が少なくなった場合は、ハード ディスクに作業内容が保存され、モバイル PC の電源が切れます。

  • PC がシャットダウンするまで待機する必要はありません。スリープ状態まで、わずか数秒しかかかりません。

  • 復帰時は、以前の作業セッションが数秒で復元されます。モバイル PC を再起動してログオンし、作業していたファイルを開く必要はありません。

スリープは通常、モバイル PC を一時的に使用しない場合に最適な省電力状態です。数日間使用する予定がないときなど、必要なときのみモバイル PC をシャットダウンするか休止状態を利用してください。

強化されたバッテリ メーター

Windows Vista では、バッテリ残量の特定や、モバイル PC の電力消費の管理が簡単になりました。タスク バーの通知領域にあるバッテリ アイコンを見れば、状態がひとめでわかります。バッテリ残量の減少や限界、バッテリがベイに未装着であることを通知します。バッテリ メーター上にマウスを重ねると、時間と比率によるバッテリ残量、有効になっている電源プランが表示されます。バッテリ メーターをクリックすると、拡張ビューが表示され、そこから電源プランを直ちに変更できます。モバイル PC で複数のバッテリを使用している場合は、拡張ビューに各バッテリの詳細が表示されます。バッテリが残り少ない場合や限界に近づいているときに、タイミング良く通知します。

強化されたバッテリ メーター

強化されたバッテリ メーターによって、電源状態がひとめでわかります。

プレゼンテーションの設定

プレゼンテーションの設定は、プレゼンテーション中に適用できるモバイル PC のオプションです。以前はプレゼンテーション中にディスプレイが真っ暗になることがありました。こういう場合に役立つのが、プレゼンテーションのたびにスクリーン セーバーが自動的にオフになる機能です。

プレゼンテーションの設定をオンにすると、モバイル PC は常に起動状態になり、システム通知がオフになるため、プレゼンテーションが中断されることがありません。スクリーン セーバーをオフにする、スピーカーのボリュームを調整する、デスクトップの背景画像を別の画像または (Windows ミーティング スペースのプレゼンテーションやネットワーク経由でのプレゼンテーションの場合は) 純色に変更してパフォーマンスを向上させるなどの選択が可能です。設定は自動的に保存され、手動でオフにしない限り、プレゼンテーションのたびに適用されます。

プレゼンテーションの設定はモバイル PC をネットワーク プロジェクタや追加モニタから取り外したときや、モバイル PC をシャットダウンまたはログオフしたときに自動的にオフになります。

マルチ モニタ

モバイル PCを外付けディスプレイに接続したことのある人は誰もが、その作業の難しさを経験していると思います。Windows Vista では、外付けディスプレイを自動的に検出し、モバイル PC のデスクトップを自動的に表示するので、この処理が簡単です。さらにデスクトップの表示を選択したり、解像度や表示色などのディスプレイの設定をカスタマイズすることができます。プレゼンテーションに使用するディスプレイを指定し、適切なプレゼンテーションの設定を自動的にオンにすることもできます。

モバイル PC を外付けディスプレイに接続すると、Windows Vista の [検出された新しいディスプレイ] ダイアログ ボックスが開きます。ここから次のディスプレイ オプションのいずれかを選択できます。

  • ミラー。各ディスプレイにデスクトップを複製、つまり "ミラー化" します。ミラー モードが既定のディスプレイ オプションです。これは会議室でのプロジェクタまたは固定ディスプレイ (壁付けプラズマ ディスプレイやテレビ型モニタなど) によるプレゼンテーションにモバイル PCを使用する予定がある場合に便利です。

  • 拡張。接続したディスプレイすべてにデスクトップを拡張し、プログラムのウィンドウを複数のディスプレイ間で移動できます。このオプションは作業領域を増やしたい場合に便利です。

  • 外付けディスプレイのみ。自分のモバイル PC ディスプレイを除く、接続しているすべてのモニタにデスクトップを表示します。このオプションはバッテリの消費電力を節約したい場合に便利です。また、このオプションは、1 台のディスプレイのみにビデオを全画面表示で再生する機能をサポートするモバイル PC で DVD を再生する場合に、使用できます。

ネットワーク プロジェクション

Windows Vista によってモバイル PC からのプレゼンテーションが簡単になります。Windows 互換ネットワーク プロジェクタであれば、[ネットワーク プロジェクタへの接続] ウィザードを使用してワイヤレス/ワイヤード ネットワーク経由で接続できます。ネットワーク プロジェクタはネットワーク上のプリンタとほぼ同じように、モバイル PCからアクセスできる共有リソースです。

[ネットワーク プロジェクタへの接続] ウィザードには、プロジェクタに接続する方法が 2 種類あります。

  • プロジェクタを選択する。プロジェクタを検出すると、使用可能なプロジェクタの一覧がローカル ネットワークに表示されます。

  • 特定のプロジェクタのネットワーク アドレスを入力する。ネットワーク上のプロジェクタが検出できない場合やリモート プロジェクタに映写したい場合は、手動で接続します。手動で接続する場合のネットワーク アドレスは、http://server/projectors/projector_1 または \\server\projectors\projector_1 のようになります。

ウィザードに表示された利用可能な各プロジェクタの横には、安全性を示すアイコンが表示されます。

使用可能なプロジェクタの一覧から選択する場合でも、アドレスを入力する場合でも、プロジェクタを選択するときは、安全なプロジェクタであるか確認するため、パスワードを入力する必要があります。

ウィザードの設定中はデスクトップがミラー表示されます。つまり、同じイメージがモバイル PC ディスプレイとプロジェクタに表示されます。プレゼンテーションの設定はネットワーク パフォーマンスに応じて自動的に最適化されます。

Windows HotStart

Windows HotStart は、ボタンをクリックするとモバイル PC がオン、スリープ、休止、オフいずれの状態でもプログラムが即座に起動する Windows Vista の新機能です。HotStart ボタンをクリックすると、数秒以内に Windows Media Player などのメディア プログラムが起動し、CD の再生や録画した DVD の視聴、ハード ディスクからのオーディオ/ビデオ ファイルの閲覧や再生が可能になります。メディア プログラムを終了または一時停止すれば、モバイル PC を再起動しなくても、いつでもデスクトップ画面に戻ります。

HotStart は録画したメディアやハード ディスクに保存したメディアの再生に適していますが、電子メール プログラムや Web ブラウザなどの他のプログラムを起動するようにボタンを構成することもできます。HotStart はデスクトップ コンピュータでも使用できます。



一部の製品機能は、 Windows Vista の特定のエディションでしかご利用になることはできません。またその場合、高性能なハードウェアを使用するかハードウェアの追加が必要になることがあります。

Windows Vista の各エディションで利用できる主要な機能を比較します。

古い PC から新しい Windows Vista ベースの PC にすべてのコンテンツと設定を簡単に転送できます。

Windows Vista へのアップグレード対象製品とアップグレード手順について説明します。

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