
新しい同期センター
複数のコンピュータやデバイスを使用しているユーザーであれば、おそらく、情報の同期を保つために苦労した経験があるでしょう。たとえば、デスクトップ コンピュータ、ラップトップ、携帯電話などにある連絡先リストを常に最新のバージョンに保っておくのは、なかなか面倒な作業です。
Windows Vista に新しく導入された同期センターは、PC 間、PC とサーバー間、PC とデバイス間のデータ同期を 1 か所で管理できる便利な機能です。管理対象となるコンピュータ、デバイス、場所、データ ソースの範囲が急激に広がる中で、この機能の重要性はますます大きくなってきています。
現在、ホーム ユーザーは、デジタル メディア デバイス、スマートフォン、ポータブル ハード ドライブとの同期を必要としています。また、企業顧客は、PC を PDA (Personal Digital Assistant) や携帯電話と接続しており、Windows のフォルダ リダイレクト機能やオフライン フォルダ機能を使用する頻度が増えています。これまでは、そうした同期関係すべてを管理するための簡単な方法はありませんでした。そこで、同期センターが登場したのです。
同期センターでは、手動による同期の開始、実行中の同期の停止、実行中の同期の進行状況の確認が実行できるほか、競合が発生した場合にユーザーに対して通知を行い、対処を指示します。
同期センターには、同期に関するさまざまな作業が統合されていますが、サード パーティ製の同期ツールや同期機能の代替となるものではありません。たとえば、Windows Mobile デバイスは、Windows Vista コンピュータとの実際のデータ同期を行う際、依然として独自のインフラストラクチャ (Windows Mobile デバイス センター) を使用します。特定の同期関係の詳細な設定を変更する場合は、同期センターによって Windows Mobile デバイス センターを使用するように指示されます。また、他社製のデバイスでは、各デバイスのデータ管理設定を使用するように指示されます。