
PC のユーザー アカウントを管理します。
Windows Vista のユーザー アカウント制御は、ユーザーの明確な同意なしに、潜在的な危険性のあるソフトウェアによってコンピュータが変更されることを防止し、コンピュータの安全性とセキュリティを強化します。この機能を Windows Defender および Internet Explorer 7 と共に使用することで、ウイルスやスパイウェアなどの脅威による被害が軽減されます。Windows Vista のユーザー アカウント制御と新しい保護者による制限機能により、家族のひとりひとりに対して個別のアカウントを簡単に作成し、それぞれが使ったりインストールしたりできる Web サイトやプログラム、ゲームを制御できます。これにより、ホーム ユーザーの安全性が確保され、コンピュータが円滑に稼働できるようになります。
Windows Vista では、標準ユーザー アカウント (一般ユーザー用) と管理者アカウント (所有者や指定された管理者用) という、2 つのタイプのユーザー アカウントが提供されます。これらは、どちらも、自宅で 1 台の PC を家族で共有していたり、オフィスでコンピュータを使用していれば、既におなじみのものでしょう。すべてのユーザーに別々のアカウントを作成して、各ユーザーが使用およびインストールできる Web サイト、プログラム、ゲームを制御することができます。
Windows Vista では、標準ユーザーは、大部分のプログラムのインストール、システム設定の変更を始めとする、管理者に属する作業の実行を許可されていません。標準ユーザーが、管理者権限の必要な作業を何か実行しようとすると、その作業が許可されていないこと、または作業を進めるには管理者の資格情報が必要であることを示す通知が表示されます。
こうした一方で、Windows Vista では、標準ユーザーが実行できる一般的でリスクの低い作業の範囲が拡張されています (ただし、管理者がこれらの権限を制限することもできます)。
たとえば、PC の所有者である場合などは管理者権限が必須ですが、これで不都合が生じることもあります。マルウェアなどのオンライン上の脅威 (ウイルス、スパイウェアなど) によって、管理者権限が悪用されるからです。しかも、こうした行為は見えないところで行われます。
ユーザー アカウント制御によって、管理者アカウントを使用している場合でも、高度なセキュリティが提供されます。既定では、大部分のプログラムは標準ユーザーの権限で実行されます。これによって、オンライン上の脅威 (またはプログラム内で実行されるマルウェア) による損害の可能性を小さくすることができます。