中小企業向けのバックアップとセキュリティ環境 : データのバックアップ
中小企業経営者の多くが、重要な企業情報の大半を職場の PC に保存しています。 保存先に数台の PC を使用している企業もありますが、重要な情報を単一のコンピュータにまとめて格納しているという企業の場合、 PC に万が一のことがあったら、データは永久に失われてしまいます。
小規模な企業の経営者になったと想像してみてください。会社には 6 台のデスクトップと数台のラップトップがありますが、社内ネットワーク サーバーはありません。 従業員の 1 人が、上得意の顧客用の重要なプレゼンテーションをラップトップで作成しました。 しかし、プレゼン当日になって、こんな電話がかかってきます。 「同じラップトップで宿題をしていた息子が、プレゼン用のファイルを消してしまいました。」 プレゼンテーションのファイルは、ラップトップのどこを探しても見つからないと言います。 つまり、ファイルを紛失してしまったのです。 顧客に電話をして、プレゼンテーションの日を改めてもらわなくてはなりません。これでは経営者と企業の両方の印象が悪くなってしまいます。
Windows Vista Business では、簡単に使える自動データ バックアップ ツールによって、このような事態を防ぐことができます。 Windows バックアップ センターを利用して、ファイル、フォルダ、設定のバックアップを作成する日時と頻度を選択できます。 さらに、ドキュメント、写真、音楽など、バックアップするデータの種類も指定できます。 残りの操作は Windows Vista が自動で行います。 自動データ バックアップは常にバックグラウンドで行われるため、バックアップ スケジュールをいつに指定しても、業務の妨げになることはありません。

Windows バックアップ センターはデータの安全性確保をサポートします。
Windows Vista Business には、データを保護し、万が一問題が発生した場合にも確実に対応できるバックアップ機能が備わっています。
バックアップの対象と保存場所を指定
Windows Vista Business では、Windows バックアップ センターでバックアップの優先度を管理できます。 ファイル、フォルダ、データなどが最適と考えられるタイミングでバックアップされるように、スケジュールを指定します。 設定はバックアップ ウィザードのシンプルで使いやすいメニューを追って、情報の保存場所とバックアップのタイミングを選択するだけで完了します。
Windows Vista では、簡単な 3 つのステップでバックアップのスケジュールを指定することができます。まずはバックアップするファイルの種類を、 ドキュメント、写真、音楽、映画、ビデオなど、ビジネス ニーズに合わせて選択します。

バックアップするファイルの種類を選択します。
次に、バックアップの保存先を指定します。 CD/DVD ドライブ、フラッシュ ドライブのような外部デバイスまたは格納場所、外部ハード ドライブ、ネットワーク上での共有などを選択できます。 Windows Vista では、選択されたオプションや PC に接続されているデバイスに基づいた、最適なバックアップ先を選択するためのガイダンスも参照できます。

ファイルのバックアップ先を選択します。
最後に、データをバックアップする時間と頻度を指定します。 このステップが完了すれば、選択されたファイルが選択された時間に自動的にバックアップされるようになります。 バックアップの設定は任意で変更できます。そのため、企業の目標に柔軟に対応し、ファイルの確実なバックアップを実行することができます。

最適なタイミングでバックアップが実行されるように指定します。
コンピュータの電源を切らない限り、Windows Vista は予定どおりにバックアップを実行します。 コンピュータを使用している時間やスリープ状態になっている時間を、バックアップの実行時間に設定することもできます。いずれにせよ、データ バックアップはバックグラウンドで行われるため、業務への影響はありません。PC の使用方法に合わせて柔軟に設定することが可能です。
バックアップ デバイス
Windows バックアップは、ネットワーク環境にサーバーがあるかどうかに関係なく、中小企業におけるあらゆる状況に対応します。 中小企業であれば、バックアップ先のネットワークにサーバーがない場合もあるかもしれません。
そのような場合でも Windows Vista なら、CD/DVD-ROM、外部ハード ドライブ、USB フラッシュ ドライブなどの外部デバイスにも、ネットワーク上に存在する共有にも、迅速かつ自動的にバックアップすることができます。 また、使用しているデバイスが何であろうと、通知領域のアイコンからバックアップの進捗状況を簡単に監視することができます。

Windows バックアップでは、複数の異なる外部デバイスにデータを格納することができます。
さらに...
Windows ReadyBoost では、USB フラッシュ メモリ デバイスの一部を利用して、RAM を追加することなく PC のシステム メモリを拡張し、パフォーマンスの向上を図ることができます。

Windows ReadyBoost は、USB フラッシュ デバイスを利用してシステム パフォーマンスを向上させます。
Windows Vista ではバックアップの優先度を指定できます。また、すべての作業が Windows Vista によって実行されます。 ユーザーは必要に応じて簡単にバックアップ データにアクセスできるので、自分の業務に集中することができます。