ソフトウェアの動作を急激に低下させる原因として、メモリ不足が挙げられます。たくさんのソフトウェアを起動したり、サイズの大きな動画や画像などを多く扱うようになると、一時的に速度の遅いハードディスクを補助的に使用します。 Windows XP では、純粋にメモリを購入して増設するしか方法はありませんでしたが、メモリの増設は初心者にはちょっと敷居の高い作業かもしれません。ノート パソコンの場合は、そもそも増設ができないというケースもあります。 Windows Vista では、このようなメモリ不足を解決するために「Windows ReadyBoost」という仕組みが新たに加わりました。これは USB メモリなどを、パソコンのキャッシュ メモリとして使うという機能です。例えば USB メモリの空き容量のうち 512 MB をキャッシュ メモリとして使用すれば、それだけハードディスクに割り振られる負担が減ります。 最後に、この機能を使うとどの程度速度が向上するのか、ちょっと古いパソコンに Windows Vista SP1 をインストールし、Windows ReadyBoost の実力のほどを検証してみました。 検証テストでは、ちょっと古いパソコンとして、CPU が Pentium 4 のマシン、最新のパソコンとして CPU が Core 2 Duo のマシンを用意しました。メモリをそれぞれ 512 MB 搭載した状態で、そのままの場合、512 MB、1 GB の Windows ReadyBoost 用メモリを増設した場合で、「Outlook 2007、Word 2007、Excel 2007、PowerPoint 2007、Access 2007、Publisher 2007」を同時に起動するのに要した時間を測定しました。 |