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Windows Media DRM に関してよく寄せられる質問

このページでは、Windows Media のデジタル著作権管理 (DRM) に関してよく寄せられる質問への回答を記載しています。以下のセクションを含んでいます


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全般


セキュリティ


ビジネス ルール


プラットフォームの拡張性


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全般

1.1  Windows Media DRM とは何ですか。

Windows Media デジタル著作権管理 (DRM) は、アラカルト方式および会員登録制のコンテンツ配信を保護し、コンピュータやデジタル オーディオ プレーヤー、ネットワーク デバイスなどでの再生用に安全に配信できるようにするための柔軟なプラットフォームです。Windows Media DRM は次のコンポーネントで構成されます。
  • デジタル オーディオ プレーヤー向け Windows Media DRM 10 デジタル オーディオ プレーヤー/ビデオ プレーヤー、セットトップ ボックス、オーディオ/ビデオ機能付きモバイル デバイスなどで、Windows Media ベースの保護コンテンツを直接または間接的に取得して再生する場合に使用できます。
  • ネットワーク デバイス向け Windows Media DRM 10。セットトップ ボックス、DVD プレーヤー、デジタル メディア レシーバー、デジタル オーディオ レシーバーなどのデバイスで、別のコンピュータやホーム ネットワークにある Windows Media ベースの保護コンテンツを再生する場合に使用できます。
  • Windows Media Rights Manager 10 Software Development Kit (SDK)。コンテンツ所有者が、"キー" を使用してコンテンツをパッケージ化し、保護コンテンツを再生するデスクトップ コンピュータやデバイスにライセンスを配布する場合に使用できます。
  • Windows Media Format 9.5 SDK (DRM Addendum)。個々の独立ソフトウェア ベンダー (ISV) が、Windows Media ベースの保護コンテンツを再生するアプリケーションを開発する場合に使用できます。
  • Windows Media Data Session Toolkit。保護されたデジタル メディア コンテンツを、物理メディアを介してコンピュータに簡単かつ安全に配信する場合に使用できます。
  • Windows Media Device Manager SDK。ソフトウェア ベンダーやデバイス製造元が、コンピュータから対応ポータブル オーディオ再生デバイスにコンテンツを転送するためのアプリケーションを開発する場合に使用できます。
  • Windows Media Portable Device DRM。デジタル オーディオ プレーヤー製造元が、Windows Media DRM で保護されたコンテンツを復号化するデバイスを開発する場合に使用できます。

Windows Media DRM プラットフォームは、1999 年 4 月に初めて出荷されて以来多くのコンテンツ プロバイダに導入されており、現在では 5 億台を超えるデスクトップにインストールされています。また、Windows Media DRM を使用した音楽/映像配信サービスは 50 種類以上にのぼり、これまでに何千万もの契約成立に役立っています。

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1.2  Windows Media DRM 10 とは何ですか。

Windows Media DRM 技術の最新のリリースでは、コンピュータやデジタル オーディオ プレーヤー、Portable Media Center デバイス、または IP ネットワークに接続しているネットワーク デバイスでの再生用に、アラカルト方式、会員登録制、および販促用のデジタル メディア コンテンツ配信を安全に行うことができます。このリリースでは、Windows Media Rights Manager SDK が更新されたほか、デジタル オーディオ プレーヤー向け Windows Media DRM 10 とネットワーク デバイス向け Windows Media DRM 10 という 2 つの新しいコンポーネントが追加されました。これらのコンポーネントにより、あらゆるデジタル オーディオ プレーヤーにコンテンツをシームレスに配信したり、デジタル メディアの購入とレンタルにさまざまなオプションを付けたり、デバイス間でプレミアム コンテンツをやりとりする場合のセキュリティを確保したりすることができます。

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1.3  Windows Media Rights Manager とは何ですか。

Windows Media Rights Manager は、Windows Media DRM ファイルのパッケージ化とライセンスの発行を行うためのサーバーです。Windows Media Rights Manager では、デジタル メディア ファイルを暗号化して "キー" によりロックするとともに、コンテンツ プロバイダからの追加情報を付加することができます。こうして作成されたパッケージ ファイルは、ライセンスを取得したユーザーだけが再生できます。Windows Media Rights Manager には、ユーザーからのライセンス要求を認証し、ライセンスをユーザーに発行するライセンス クリアリング ハウスの役割もあります。Windows Media Rights Manager は SDK として入手できます。現在の最新バージョンは Windows Media Rights Manager 9 シリーズ SDK です。次のバージョン Windows Media Rights Manager 10 SDK は、年内にリリース予定です。

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1.4  Windows Media DRM はどのような仕組みで動作しますか。

Windows Media DRM の基本的なプロセスは次のとおりです。
  1. パッケージ化
    Windows Media Rights Manager で、デジタル メディア ファイルがパッケージ化されます。ここでは、暗号化と "キー" によるロックが行われます。このキーは暗号化されたライセンス内に保管され、別途配布されます (この機能は Windows Media Rights Manager 独自のものです)。デジタル メディア ファイルには、ライセンスの取得先 URL など、その他の情報も追加されます。このパッケージ化されたデジタル メディア ファイルは Windows Media Audio フォーマットのファイル (拡張子 .wma) または Windows Media Video フォーマットのファイル (拡張子 .wmv) として保存されます。
  2. 配布
    パッケージ化されたファイルは、Web サイトでダウンロード提供する、デジタル メディア サーバーに格納してストリーミング配信する、CD で配布する、ユーザーに電子メール送信するなどの方法で配布できます。Windows Media DRM では、ユーザーがコピープロテクトされたデジタル メディア ファイルを友人に送付することが許可されます。
  3. ライセンス サーバーの確立
    コンテンツ プロバイダは、ライセンスに関して特定の権利や規則を管理するライセンス クリアリング ハウスを選択し、Windows Media Rights Manager ライセンス サービスを実装します。ライセンス クリアリング ハウスの役割は、ユーザーからのライセンス要求を認証することです。デジタル メディア ファイルとライセンスは、システム全体を管理しやすいように、別々に配布および保管されます。
  4. ライセンスの取得
    ユーザーがパッケージ化されたデジタル メディア ファイルを再生するには、まずファイルのロックを解除するためのライセンス キーを取得する必要があります。ライセンスの取得プロセスは、ユーザーがパッケージ化されたデジタル メディア ファイルを取得しようとしたとき、事前配布ライセンスを取得したとき、またはファイルを最初に再生したときに自動的に開始されます。Windows Media Right Manager は、情報の入力または支払いを求める登録ページをユーザーに送信するか、ライセンス クリアリング ハウスから "暗黙的に" ライセンスを抽出します。
  5. デジタル メディア ファイルの再生
    ユーザーがデジタル メディア ファイルを再生するには、Windows Media DRM に対応したプレーヤーを使用する必要があります。ユーザーは、ライセンスで定められている規則または権利に従ってファイルを再生することができます。使用開始日時、使用期限、許可される操作回数など、ユーザーに与えられる権利はライセンスによって異なります。たとえば既定の権利では、ユーザーはデジタル メディア ファイルを特定のコンピュータで再生でき、デジタル オーディオ プレーヤーにコピーすることができます。ただし、ライセンスを譲渡することはできません。ユーザーがパッケージ化されたデジタル メディア ファイルを友人に送付した場合、送付された側でデジタル メディア ファイルを再生するにはライセンスを取得する必要があります。この PC 単位で提供されるライセンス スキームでは、パッケージ化されたデジタル メディア ファイルはファイルのライセンス キーが与えられたコンピュータでのみ再生できます。

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1.6  Windows Media DRM にはどのような機能がありますか。

Windows Media DRM には、コンテンツ ファイルを保護するための多くの機能が搭載されており、柔軟な新しいビジネス モデルを打ち出すことができます。

セキュリティ
  • 個別化
    Windows Media DRM では、システムのセキュリティ向上のため、各デジタル オーディオ プレーヤーが一意のものとして識別されホスト コンピュータにリンクされます。したがって、セキュリティの低いプレーヤーがインターネット上で広く流通する可能性が低くなります。この個別化により、ライセンス提供プロセスにおいてセキュリティの低いプレーヤーを検出し無効にすることができます。
  • アプリケーションでの除外
    ライセンス発行者は Windows Media DRM を使用して、アプリケーションでの特定のパッケージ ファイルの再生を禁止することができます。
  • DRM コンポーネントの除外
    ライセンス発行者は Windows Media DRM を使用して、破損している DRM コンポーネントを使ったアプリケーションへのライセンス提供を拒否することができます。
  • セキュア オーディオ パス
    Windows Media DRM では、Microsoft Windows Me、Windows XP、および今後リリースされる Windows オペレーティング システムにおいて、プレーヤーからサウンド カード ドライバに至るまで、デジタル メディア ファイルの保護が保証されます。このセキュリティ関係により、不正なプログラムによってコンピュータ上のデジタル メディア ストリームが傍受される可能性が低くなります。

ライセンスの取得
  • ライセンスのチェーン化
    この機能を使用すると、コンテンツ サービスにおいて、コンテンツ自体の "ルート" ライセンスと "リーフ" ライセンスを作成することができます ("ルート" ライセンスには、有効期限など、ファイルの再生を制御する情報が含まれます)。この機能では、数多くのコンテンツ ライセンスを個別に更新するのではなく 1 つのルート ライセンスのみを期間ごとに更新すれば済むので、会員登録制のサービスに便利です。
  • ライセンス ストアのパフォーマンス
    ライセンス ストアが再設計され、ライセンスの管理に必要な時間が削減されました。

再生
  • 開始時間と終了時間
    コンテンツ プロバイダは、デジタル メディア ファイルに特定の再生期間を設定することができます。たとえば、ユーザーがストリーミング メディア ファイルを 3 日間再生できるように設定できます。この期間は、開始時間と継続時間で設定します。開始時間は将来の時間である必要があります。
  • 再生継続時間
    コンテンツ プロバイダは、デジタル メディア ファイルの再生を許可する継続時間を設定することができます。この場合、ファイルが最初に再生された時間が開始時間となります。
  • 操作回数
    デジタル メディア ファイルをユーザーがプレビューできる回数を制限する場合は、1 回限りの再生や制限付き再生オプションを使用すると非常に便利です。

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1.7  デジタル著作権管理が重要なのはなぜですか。

デジタル メディア ファイルは、品質を落とさずに簡単にコピーおよび配布することができます。この結果、今日では許可のある、なしにかかわらず、さまざまなディストリビュータを通じてインターネット上の広範囲にデジタル メディア ファイルが配布されています。コンテンツを保護するセキュリティ対策がとられていない場合は、海賊版の流通が懸念されます。デジタル著作権管理は、このような状況でコンテンツ プロバイダがコンテンツを保護し、流通を管理するためのものです。コンテンツ プロバイダは、それぞれのデジタル メディア ファイルにライセンスを作成することで、自分たちの権利を保護し管理することができます。ライセンスの登録手続きによって、コンテンツ プロバイダは重要な顧客情報を得ることもできます。これらの情報は、コンテンツ プロバイダが顧客によりアプローチするのに役立ちます。しっかりとした DRM システムを構えることは、高品質で多様なオーディオおよびビデオ コンテンツをユーザーに提供できることにつながります。

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セキュリティ

2.1  Windows Media DRM では、デジタル コンテンツはどのように保護されますか。

Windows Media DRM では、さまざまな暗号化とコピー防止の技法により、デジタル メディア コンテンツとその完全性が保護されます。ファイルのパッケージ化とライセンスの発行を行うサーバーである Windows Media Rights Manager では、最高レベルの暗号化アルゴリズムでメディア ファイルが暗号化されます。このアルゴリズムは、これまで業界で採用され却下されてきた多くの暗号化技術の中で勝ち残った、公開の暗号を基にしています。Windows Media Format のファイル コンテナには、復号化キーは含まれません。単独の Windows Media ファイルの暗号を解読するには、業界で最も強力な暗号化アルゴリズムを解読する必要があります。

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2.2  Windows Media DRM では、デジタル メディア ファイルの交換時、コンテンツ所有者の権利はどのように保護されますか。

Windows Media DRM 全体の認証には、デジタル署名に基づいた標準の暗号化プロトコルが使用されます。たとえば、ライセンス サーバーでは Windows Media DRM 技術を使用して Windows Media DRM ベースのクライアントが認証されます。これらのクライアントの PC ではデジタル証明書が使用されており、このデジタル証明書の一意の公開キーとバージョン番号によってクライアントが識別されます。ライセンスは認証されたクライアントにのみ発行されます。ライセンス内にあるデジタル メディア ファイルのキーはファイルと同様に暗号化されます。このキーは、キーの発行先である Windows Media DRM ベースのクライアントのソフトウェアでのみ取得できます。このセキュリティに加えて、デジタル署名により使用規則が保護され、改変されないようになっています。

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2.3  メディア プレーヤーは Windows Media DRM でどのように保護されますか。

企業が Windows Media DRM をメディア プレーヤーに組み込む場合は、まずマイクロソフトの認定を受ける必要があります。Microsoft から認定を受けた企業には、証明書が与えられます。この証明書は、プレーヤーのセキュリティに問題がある場合は失効されます。パッケージ化されたデジタル メディア ファイルがライセンス サーバーからアプリケーションに提供されるにあたっては、Windows Media DRM のランタイム ソフトウェアによりライセンス アプリケーションの認証が要求されます。この認証手続きではセッション キーも確立され、ランタイム ソフトウェアとメディア プレーヤーの間で交換されるデータの完全性と機密性が守られます。

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2.4  個別化とは何ですか。

Windows Media DRM では、各ランタイム クライアントの重要なコンポーネントが個別化されます。個別化は、ランタイム クライアントと、クライアントが最初にインストールされたコンピュータを結び付ける作業です。個別化では、ユーザーにそれぞれ違った実行ファイルと証明済みライセンス キーが与えられるので、セキュリティが破られた場合に被害が全体に及ぶ危険が大幅に減少します。特定の DRM クライアントのセキュリティが侵害された場合、そのクライアントに対して新しいデジタル メディア ファイルのライセンス取得を拒否することができます。

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2.5  Windows Media DRM は証明書の失効にどのように対応していますか。

Windows Media DRM では、複数の段階での失効がサポートされます。まず、ライセンス サーバーはセキュリティが侵害されたランタイム クライアントに対して、リストを照合確認後、これらのクライアントがより新しいか安全なクライアントにアップグレードされるまでサービスを拒否することができます。また、以前 Windows Media DRM の使用が許可されていたサードパーティ アプリケーションに対して、その後セキュリティが侵害された場合に証明書を失効させることができます。

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2.6  Windows Media DRM は "更新性" に対応していますか。

はい。更新性とは、セキュリティを高めるために DRM システムのコンポーネントを更新する機能のことです。Windows Media DRM は、マイクロソフトから最新バージョンがリリースされるたびに、さまざまなトリガーによってアップグレードすることができます。これらのリリースは、セキュリティ システム全体の改善のための定期更新である場合と、セキュリティ侵害の危険が起こったときの対応措置である場合があります。セキュリティの低いクライアントの場合は、特定コンポーネントがアップグレードまたは更新されるまで、コンテンツ所有者はサービス要求を拒否することもできます。

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2.7  セキュア オーディオ パスとは何ですか。

すべての PC システムは、デバイス ドライバを置き換えようとする攻撃の被害を受けやすく、たとえばデジタル メディア ファイルは、復号化され DRM システムからメディア プレーヤーにダウンロードされた後、サウンド ドライバに転送される途中で傍受されることがあります。セキュア オーディオ パス技術は Windows Me および Windows XP で導入されましたが、この技術により、メディア プレーヤーからサウンド カードへの転送に使われるオペレーティング システム内のデータ パスが保護されるようになりました。偽のプラグインのコンポーネントは暗号化されたデータにしかアクセスできないので、これらの攻撃を減少させることができます。証明済みの Microsoft コンポーネントでは、サウンド カード ドライバを含め、すべての下位コンポーネントが証明済みであるかどうかが検証されます。認証されていないコンポーネントやセキュリティが侵害されたコンポーネントが実行パスに見つかった場合、データ ストリームは復号化されません。

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2.8  セキュア オーディオ パスには特別なハードウェアは必要ですか。

はい。セキュア オーディオ パスは、次のドライバでサポートされています。
  • AC-97 コーデック対応のすべての VIA コントローラ
  • AC-97 コーデック対応のすべての ALI コントローラ
  • AC-97 コーデック対応の Intel ICH コントローラ
  • Creative Labs SoundBlaster16/AWE32/AWE64/Vibra
  • Yamaha OPL3
  • Yamaha DS-1
  • Cirrus Logic (Crystal) CS4280
  • Cirrus Logic (Crystal) CS4614 / CS4624
  • ESS Maestro 2E
  • USB Audio
  • Cirrus Logic (Crystal) CS4281
  • AC-97 コーデック対応のすべての SiS コントローラ
  • Ensoniq ES1370
  • NeoMagic NM6
  • Ensoniq ES1371/73 および CT5880
  • SoundBlaster Live!
  • Aureal 8810
  • Aureal 8820
  • Aureal 8830
  • Conexant Riptide
  • ESS Maestro
  • ESS ISA パーツ
  • NeoMagic NM5

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2.9  Windows Media DRM はどのようなデジタル オーディオ プレーヤーで使用できますか。

Microsoft が対応を発表しているデジタル オーディオ プレーヤー メーカーは次のとおりです。 アイリバー・ジャパン株式会社、クリエイティブメディア株式会社、三洋電機株式会社、シーグランド株式会社、株式会社ディーアンドエムホールディングス(RIO)、株式会社 東芝。主要チップ製造元では、Windows Media Format (および Windows Media Audio コーデックと Windows Media Rights Manager) を MP3 フォーマットに次ぐサポート フォーマットとして掲げています。

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2.10  データ損失の可能性がある重大な障害が起こった場合、Windows Media DRM ではどのような修復手続きが行われますか。

Windows Media では、デジタル メディア ファイルとは別にライセンスが保持されます。顧客には、パッケージ化されたデジタル メディア ファイルを従来の方法でバックアップすることが推奨されます。つまり、Microsoft Word 文書や Excel ワークシートなどその他のデータをバックアップするときと同じ方法でバックアップします。

データ損失の可能性がある重大な障害が起こった場合、Windows Media では 1 台のコンピュータにあるライセンスをバックアップして別のコンピュータで復元することが許可されています。このとき、顧客のバックアップ/復元システムが不正行為者によって悪用されないように、マイクロソフトの不正侵入検知サービスが役に立ちます。コンテンツ所有者は、マイクロソフトのバックアップ/復元プロセスを無効にして、自社の手続き用 Web サイトで復元を管理することもできます。

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ビジネス ルール

3.1  Windows Media DRM は Live DRM にどのように対応していますか。

コンテンツをオンデマンドまたはライブで配信する場合、Windows Media Encoder 9 シリーズでのコンテンツ作成と同時に、Windows Media DRM でリアルタイムの暗号化を行うことができます。これら 2 つの Windows Media 技術を併用することで、ファイルのエンコードと暗号化を同時に行うことができ、配信前にコンテンツが読み取られることがなくなります。Windows Media DRM で提供される革新的なライセンス条項を採用すれば、Live DRM のコンテンツに関して新しいビジネス モデルを打ち出すことができます。

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3.2  Windows Media DRM はスーパー ディストリビューションに対応していますか。

はい。デジタル メディア ファイルは、常に保護されたフォーマットで保持されます。この保護されたファイルは、顧客の間で自由に共有することができます。共有されたデジタル メディア ファイルにライセンスのない顧客がアクセスしようとすると、ホスト Web サイトで定められているビジネス ルールに従ってデジタル メディア ファイルのライセンスを取得するように促されます。スーパー ディストリビューションで配布されたメディア ファイルを再生するための新しいライセンスを取得するには、アクティブな Web 接続が必要です。

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3.3  Windows Media DRM ではデジタル メディア ファイルの再生期間を制限できますか。

はい。デジタル メディア ファイルを再生するためのライセンスでは、開始時間、終了時間、および期間を 設定することができます。有効期限の切れたライセンスでデジタル メディア ファイルにアクセスしようとすると、ホスト Web サイトで別のライセンスを取得するように促されます。Windows Media DRM では、開始日と期限日の両方を設定でき、柔軟に運用することができます。たとえば、特定のリリース日までは再生できないように設定したライセンスとともに、デジタル メディア ファイルを配布することができます。

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3.4  Windows Media DRM ではデジタル メディア ファイルの再生回数を制限できますか。

はい。Windows Media DRM バージョン 1 では、1 回限り再生のライセンスを複数発行することで、ファイルの再生回数制限を設けることができます。Windows Media DRM 9 シリーズでは、1 つのライセンスで再生回数制限を設けることができます。
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3.5  Windows Media DRM では、デジタル オーディオ プレーヤーやポータブル メディアへのデジタル メディア ファイルの転送回数を制限できますか。

はい。Windows Media DRM では、ポータブル デバイスやポータブル メディアへのコピーを有効または無効にする権利をライセンスに追加できます。有効な場合、パッケージ化されたデジタル メディア ファイルはデジタル オーディオ プレーヤーまたはポータブル メディアにコピーできます。このライセンスは、デジタル オーディオ プレーヤーまたはメディアの一意の ID に対して与えられます。

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3.6  Windows Media DRM ではデジタル メディア ファイルのコピー回数を制限できますか。

はい。パッケージ化されたメディア ファイルは PC 間で自由にコピーできますが、パッケージ化されたデジタル メディア ファイルを再生する PC では各自ライセンスを取得している必要があります。ライセンス サーバーの設定で、任意のコピーに対して発行するライセンスの数を制限することができます。

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3.7  Windows Media DRM ではメディア コンテンツの CD-ROM コピーを作成できますか。

はい。Windows Media DRM では、「CD に焼き付ける」ための適切なライセンス権利を設定することができます。パッケージ化された Windows Media ファイルを CD-ROM にコピーするには、この権利を提供するライセンスが必要です。コンテンツの所有者とディストリビュータによって設定された権利を行使するには、CD-ROM へコピーするアプリケーションが必要です。コンテンツが CD-ROM にコピーされると、パッケージは解除されます。

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3.8  小売業者は Windows Media DRM をどのように操作できますか。

サードパーティ サービス プロバイダは、e-コマースの小売業者に対して、Windows Media DRM を操作するためのコードを提供しています。サードパーティ サービス プロバイダの詳細なリストについては、パートナーとプロバイダのリストを参照してください。

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3.9  Windows Media DRM では同じデジタル メディア ファイルに複数のライセンスを作成できますか。

はい。たとえば、1 回限り再生可能なレンタル ライセンスでユーザーに動画を提供することができます。ユーザーがもう一度動画を再生しようとした場合、ライセンス クリアリング ハウスまたは e-コマース Web サイトが提示され、無制限に再生可能なライセンスを購入するかどうかが尋ねられます。この場合、ユーザーはデジタル メディア ファイルを 1 回だけダウンロードし、そのファイルに対して複数のライセンスを受けることができます。
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3.10  通常の SDK ライセンス取得のための HTTP post 要求を使わずにライセンスを取得することは、プログラム的に可能ですか。

はい。ライセンス要求は、クライアント側のスクリプトを使って明示的な要求として実行することができます。インターネット サービス プロバイダ (ISP) は任意のプロトコルを使用して、この要求をライセンス サーバーに送信することができます。

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3.11  ライセンスが要求されたときにサーバー側で暗黙的にユーザーを識別するには、どのような方法が推奨されますか。

暗黙的なユーザー識別はプライバシーに関わるため、SDK ではサポートされていません。SDK ではクライアント ID をライセンス サーバーに受け渡すことはできません。

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3.12  Windows Media DRM でパッケージ化されたデジタル メディア ファイルを Windows Media Player で再生できるようにするために、追加インストールが必要なものはありますか。

Windows Media Player には、DRM コンポーネントが組み込まれています。したがって、Windows Media DRM のコンテンツ ファイルの再生に追加インストールは必要ありません。セキュア オーディオ パスで保護されているファイルを使用する場合は、クライアント コンピュータで Microsoft Windows Me または Microsoft Windows XP オペレーティング システムが実行されている必要があります。

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3.13  Windows Media Player 6.4 などの以前の Windows Media Player でも再生できるように、Windows Media DRM でデジタル メディア ファイルを保護するにはどうすればよいですか。この場合に問題点はありますか。

新しくリリースされたパッケージャでありライセンス サーバーである Windows Media Rights Manager 9 シリーズを使用して、デジタル メディア ファイルをパッケージ化することができます。Windows Media Player 6.4 では、バージョン 1 ライセンスを取得するにはヘッダーに別途 URL を入力する必要があります。Windows Media Player 6.4 はこの URL を使用して、コンテンツに対するバージョン 1 ライセンスを取得します。また、この URL を「Windows Media Player 9 シリーズへのアップグレード」ページへのリンクとしてユーザーに提示することもできます。バージョン 1 ライセンスではビジネス モデルの機能が限られており、新しい Windows Media Player で使用できるバージョン 9 (または バージョン 7.x) ライセンスほどセキュリティが高くありません。Windows Media Rights Manager 9 シリーズでは、バージョン 1、バージョン 7.x、バージョン 9 のすべてのライセンスを発行できます。

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プラットフォームの拡張性

4.1  Windows Media Rights Manager にはどの程度の拡張性がありますか。

Windows Media Rights Manager では高い拡張性が提供されます。Windows Media Rights Manager のサーバー コンポーネントは COM ベースのオブジェクトとして実装されており、特定のビジネス モデル向けに Windows Media DRM システムを構築するにあたって高い柔軟性と拡張性を得ることができます。さらに、Windows Media Rights Manager では、大容量のデジタル メディア ファイルとライセンスの配信がサポートされます。拡張性の機能には次のものがあります。
  • コンテンツの保護
    1 台のサーバーで、1 日に 50 万以上の音楽ファイルを暗号化できます。Windows Media Rights Manager で使用されている暗号化アルゴリズムはパフォーマンスに優れ、サーバー管理者はこのアルゴリズムによって頻繁に暗号化キーを変更したりデジタル メディア ファイルを再暗号化したりできます。デジタル メディア ファイルは、ダウンロードごとに異なるキーで再暗号化できます。
  • ライセンスの発行
    Windows Media Rights Manager を拡張して、ライセンス サーバーとして使用することができます。Pentium 4、2.4 GHz、256 MB の RAM、デュアル プロセッサが搭載されたデスクトップ マシンでは、1 秒あたり 22.33 ライセンスを発行できます。
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4.2  Windows Media DRM はオープンで拡張可能ですか。

はい。Windows Media DRM アプリケーション プログラミング インターフェイス (API) は、オープンで公開されています。サードパーティはこの API を使用して、自社のデジタル著作権管理システムをカスタマイズし拡張することができます。マイクロソフトでは、コア コンポーネントのみが提供されます。また、サードパーティは各種 SDK を使用して、Windows Media (Windows Media Rights Manager を含む) をサポートするさまざまなメディア アプリケーションを構築することもできます。現在のところ、Windows Media DRM をサポートするプレーヤーおよびジュークボックスとしては、MusicMatch、Real、Rioport、Sonic Foundry、Sonique、Winamp、Yahoo、その他多くがあります。

Windows Media クライアントとサーバーの開発に使用できる各種 SDK の詳細については、Windows Media SDK コンポーネントに関するセクションを参照してください。

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4.3  Windows Media Rights Manager はどのような入力ソースに対応していますか。

Windows Media Rights Manager では、標準の Windows Media ファイルがその場で暗号化されます。したがって、Windows Media Format に変換できる入力ソースであれば、Windows Media Right Manager で使用できます。このようなソースには、PC に接続可能なアナログまたはデジタルのオーディオ/ビデオ入力、生のウェーブフォーム (WAV) ファイルとオーディオ/ビデオ インターリーブ (AVI) ファイル、およびCD からの直接エンコードがあります。

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4.4  Windows Media Rights Manager はどのような出力フォーマットに対応していますか。

Windows Media Rights Manager では Windows Media Format がサポートされており、これには Windows Media Audio フォーマット (拡張子 .wma) および Windows Media Video フォーマット (拡張子 .wmv) が含まれます。

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4.5  Windows Media DRM はどのようなオペレーティング システムで使用できますか。

Windows Media DRM のランタイム クライアントは、いくつかのオペレーティング システムでサポートされています。バージョン 1 とバージョン 7.x/9 のどちらがサポートされるかは、オペレーティング システムによって異なります。バージョン 1 ライセンスは Microsoft Windows® 95 などの多くのオペレーティング システムで採用されていますが、ライセンス モデルの制限など機能が限られており、セキュリティもそれほど高くはありません。一方、バージョン 7.x および 9 ライセンスは新しいオペレーティング システムでのみ使用できますが、柔軟性とセキュリティが高くなっています。

ランタイム クライアントでどちらのライセンスを取得できるかに関係なく、Windows Media Rights Manager 9 シリーズではバージョン 1、バージョン 7.x、バージョン 9 のいずれのフォーマットでもライセンスを発行でき、あらゆるオペレーティング システムで動作するすべてのランタイム クライアントに適用できます。

オペレーティング システム サポートされる Windows Media Player サポートされる Windows Media DRM のライセンス
Windows 95 Windows Media Player 6.4 バージョン 1 ライセンス
Windows NT Server 4.0 Windows Media Player 6.4 バージョン 1 ライセンス
Windows 98 SE Windows Media Player 7.1、9 シリーズ バージョン 1、7.x、9 ライセンス
Windows 2000 Windows Media Player 7.1、9 シリーズ バージョン 1、7.x、9 ライセンス
Windows Me Windows Media Player 7.1、9 シリーズ バージョン 7.x、9 ライセンス
Windows XP Windows Media Player 7.1、9 シリーズ バージョン 7.x、9 ライセンス
Mac OS 8.5 Windows Media Player 7.01 for Mac バージョン 1 ライセンス

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4.6  Windows Media DRM を採用している企業はどこですか。

Windows Media DRM は 1999 年 4 月にリリースされて以来、販促や商業用の目的で幅広く利用されています。採用企業の例としては、House of Blues、LAUNCH Media、NHL.com、Movielink.com、Pressplay、Worldwide Wrestling Federation、その他多くがあります。これらの Web サイトのリンクは、Windows Media のページ WindowsMedia.com で掲載されており、ここからインターネット上のオーディオやビデオにアクセスすることができます。

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