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セキュリティと Windows Media Player 10
マイクロソフトでは、セキュリティで保護された、信頼できるコンピューティング エクスペリエンスを実現する努力を続けています。この取り組みの一環として、認識されている問題のための更新プログラムおよび修正プログラムを開発し、リリースしています。また、これらの修正プログラムの多くを定期的にまとめ、コンピュータにインストールできるパッケージとして提供しています。このようなパッケージを Service Pack と呼んでいます。

Windows XP Service Pack 2 には、Windows XP Home Edition および Windows XP Professional に対する、最新の更新プログラム セットが含まれています。これらの更新プログラムは、オペレーティング システムの信頼性および互換性の向上に役立ちます。Service Pack 2 には、ウイルスやワームからの悪意ある攻撃に対して、お使いのコンピュータの保護に役立ついくつかのセキュリティ テクノロジも含まれています。このようなテクノロジは、定期的にリリースされているセキュリティ更新を置き換えることを意図しているのではなく、むしろ悪意ある攻撃に対する Windows XP の防御力を強化することを目指しています。これらを組み合わせることにより、最新の更新が適用されていなくても、Windows XP への攻撃は格段に困難なものとなります。Windows XP Service Pack 2 は、現在 Microsoft Windows Update Web サイトからダウンロードすることが可能です。

Windows XP Service Pack 2 のインストールは、お使いのコンピュータのセキュリティを向上させる、防御の最前線です。ただし、Web サイトにアクセスして、デジタル メディア コンテンツをインターネットから再生したり、コンテンツや情報をコンピュータに保存したりする場合、自分のプライバシーが保護されているかどうか、コンピュータが攻撃から保護されているかどうかを確認することが重要です。インターネットは、今までにないエキサイティングな体験を提供するものですが、インターネットによって、コンピュータやコンピュータに保存されている個人情報のセキュリティが危険にさらされる可能性も発生します。

お使いのコンピュータのセキュリティと個人情報のプライバシーを維持するために、以下に示す基本的な指針に従うことが重要です。
  • 最新のセキュリティ更新を使用して、お使いのコンピュータを最新の状態に保つ。
  • ウイルス スキャン ソフトウェアをインストールし、最新のセキュリティ更新の適用と共に、お使いのコンピュータを最新の状態に保つ。
  • コンテンツ (デジタル メディア ファイル、スキン、視覚エフェクト、プラグインなど) の再生やダウンロードは、信頼できる Web サイトからしか行わない。
  • 情報を交換 (個人情報の提供など) する前に、Web サイトのプライバシー ポリシーをよく読んで理解する。
  • セキュリティとプライバシーを維持するために、Windows Media Player とお使いのコンピュータの構成オプションを理解する。
このページでは、Windows Media Player 10 のセキュリティ機能に関する情報を提供します。また、お使いのコンピュータのセキュリティ、および個人情報のプライバシーを守るためのベスト プラクティスについても説明します。


プレーヤーのセキュリティ設定の調節

Windows Media Player 10 では、プレーヤーおよびお使いのコンピュータを保護するセキュリティ機能が強化されています。[ツール]、[オプション] の順にクリックして表示されるダイアログ ボックスの [セキュリティ] タブでは、以下のオプションを使用できます。
  • [スクリプト コマンドが含まれている場合は実行する]: このオプションでは、URL および FILENAME スクリプト コマンドが含まれているデジタル メディア コンテンツを再生する場合に、それらの実行を許可するかどうかを指定します (プレーヤーで再生中に、URL スクリプト コマンドに到達すると、ユーザーの既定の Web ブラウザに、スクリプト コマンドで指定された URL に対応する Web ページが表示されます。プレーヤーが FILENAME スクリプト コマンドに到達すると、スクリプト コマンドによって指定されたデジタル メディア ファイルが開きます)。スクリプト コマンドには、再生エクスペリエンスをより強力なものにする命令を含めることができます。たとえば、スクリプト コマンドでインターネット ブラウザを起動し、関連する Web ページを開いて、プレーヤーでコンテンツを再生できます。ただし、デジタル メディア コンテンツには、コンピュータ上で不正な動作を実行しようとする、悪意あるスクリプト コマンドが含まれている場合があります。また、Web ページには、ユーザーが知らないうちに実行される、悪意あるスクリプト コマンドが含まれている場合もあります。このオプションは既定では選択されていません。プレーヤーでスクリプト コマンドを有効にする場合は、このチェック ボックスをオンにします。
  • [プレーヤーを Web ページ内で使用しているときは、スクリプト コマンドとリッチ メディア ストリームを実行しない]: このオプションは、Web ページに組み込まれているデジタル メディア コンテンツを再生する場合に、URL および FILENAME スクリプト コマンドの実行を許可するかどうかを指定します。このオプションをオンにすると、リッチメディア ストリームの実行を禁止することができます。リッチメディア ストリームには、HTML、Microsoft PowerPoint スライド ショー、またはデジタル メディア コンテンツを含めることができます。このオプションは既定では選択されていません。Web ページ内のスクリプト コマンドとリッチメディア ストリームの実行を禁止する場合は、このチェック ボックスをオンにします。
  • [Web ページを使った拡張コンテンツを再生する前に通知しない]: このオプションは、Web ページで拡張されたデジタル メディア コンテンツを再生する前に、警告を表示するかどうかを指定します。これらの Web ページでは、再生中のコンテンツに関連した情報が表示されます。ただし、一部のコンテンツには悪意ある Web ページが含まれている可能性があるため、拡張デジタル メディア コンテンツが検出されると、続行するかどうか確認を求める画面が Windows Media Player によって表示されます。この確認画面は既定で有効となっています。この確認画面の表示をオフにするには、このチェック ボックスをオンにします。
    注意: インストールした音楽サービスによっても、Web ページでの再生エクスペリエンスが拡張される場合があります。このコンテンツに対しては、確認を求める画面は表示されません。詳細情報については、ご利用の音楽サービスにお問い合わせください。
  • [ローカル キャプションがある場合は表示する]: Windows Media Player では、メディア コンテンツの SAMI (Synchronized Accessible Media Interchange) のキャプションがサポートされています。SAMI コンテンツは、インターネット、ハード ディスク、CD、または DVD に配置できます。再生中、Windows Media Player がコンテンツにアクセスすることによって、SAMI キャプションが検出および表示されます。このオプションを有効にすると、お使いのコンピュータで使用できるすべてのコンテンツ ゾーンで、SAMI コンテンツにアクセスできます。このオプションをオフにすると、インターネット ゾーンへのアクセスが制限されます。このオプションは既定では選択されていません。
  • [ゾーンの設定]: このコマンドをクリックすると、[インターネット オプション] の [セキュリティ] ダイアログ ボックスが開きます。このダイアログ ボックスでは、プレーヤーで表示可能なコンテンツ タイプを制御するゾーン設定が、一覧表示されます。インターネットのゾーン設定は、プレーヤーによって、プレーヤーで表示される HTML コンテンツの大部分に適用されます。Internet Explorer のゾーン設定を変更することによって、プレーヤーでの Web ページの表示方法を制御したり、コンピュータに対する Web サイトのアクセス レベルを変更することができます。設定を変更すると、プレーヤーの機能操作に影響が出たり、情報が表示されなくなったりすることがあります。たとえば、Internet Explorer でアクティブ スクリプトを無効にすると、[ガイド] 機能がプレーヤーに正しく表示されません。ゾーン設定を変更すると、Microsoft Internet Explorer、Microsoft Outlook、Outlook Express、および [インターネット オプション] のセキュリティ ゾーンに依存しているすべてのプログラムも影響を受けます。ゾーンおよびゾーン設定の詳細については、Internet Explorer のヘルプを参照してください。


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トランザクションのためのセキュリティで保護されたインターネット サイトの使用

Windows Media Player では、Web ページを表示して再生エクスペリエンスを向上させることができます。これらの Web ページの一部では、許可されていないユーザーがサイトで送受信される情報を見ることができないように設定されています。これらのサイトは "セキュリティで保護された" サイトと呼ばれます。Windows Media Player では、セキュリティで保護されたサイトで使用されるセキュリティ プロトコルがサポートされ、Internet Explorer 内で確立されたセキュリティ設定が維持されるので、セキュリティで保護されたサイトに安全かつ確実に情報を送信できます (プロトコルとは、複数のコンピュータ間での情報交換を可能にする一連の規則と規格です)。

セキュリティで保護された Web サイトにアクセスすると、サイトからユーザーに証明書が送られ、プレーヤーのステータス バーに鍵のアイコンが表示されます。この鍵のアイコンをクリックすると、その Web サイトの証明書が表示されます (証明書とは、個人の ID や Web サイトのセキュリティを証明するための文書です)。

Web サイトに情報 (クレジット カード番号など) を送信する場合は、ステータス バーの鍵のアイコンを確認し、接続がセキュリティで保護されているかどうかを判断する必要があります。サイトのセキュリティ資格情報が疑わしい場合は、プレーヤーでは鍵のアイコンが表示されず、そのサイトのセキュリティを確認できないことが警告されます。


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セキュリティで保護された認証の使用

Windows Media サーバーおよび特定の Web サーバーでは、デジタル メディア コンテンツへのアクセスを許可するにあたって、ユーザー ID を確認または認証するためのさまざまなテクノロジが使用されています。認証パッケージとしても知られるこれらのテクノロジには、Basic、NTLM、Digest、Kerberos、および Negotiate プロトコルなどが含まれます。

サーバーに接続すると、ユーザー名およびパスワードを求める画面が表示される場合があります。使用される認証プロトコルのセキュリティがこれらの資格情報を保護するために十分ではない場合、警告が表示されます。この時点で、資格情報を送信するかどうかを慎重に検討します。資格情報を送信しないことを選択する場合は、[キャンセル] をクリックします。


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ファイル形式の検証

今日の Web 上には、利用可能なさまざまコンテンツがあります。これらのコンテンツの多くは信用でき、信頼できるソースから提供されていますが、その一方で、すべてのコンテンツが安全なわけではありません。一部のコンテンツは、お使いのコンピュータに悪意ある動作を実行するように、またはパスワードやクレジット カード番号などの個人情報を取得するように仕組まれています。迷惑なコンテンツをユーザーにダウンロードさせるために、異なるファイル名拡張子によってファイル名が変更されている場合もあります。Windows Media Player でインターネットからダウンロードした音楽ファイルまたはビデオ ファイルを再生する場合、ファイル名拡張子がそのファイル形式に一致するかどうかが確認されます。不一致が検出されると、プレーヤーによって、ファイルを再生するかどうかの確認が求められます。拡張子がファイル形式に一致しない場合、予期せぬ再生動作が発生する場合があります。


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特権が制限されたユーザー アカウントの使用

管理者アカウントや標準アカウントなど、異なる種類のユーザー アカウントが使用できるバージョンの Windows XP をコンピュータ上で実行している場合、特権が制限されたアカウントを使ってログオンすると、コンピュータのセキュリティが強化されます。管理者アカウントを持つユーザーは、プログラムのインストールと削除、オペレーティング システム ファイルの追加と削除、他のユーザーのパスワードや [ライブラリ] データベースへのアクセスなど、コンピュータのシステム全体に対する変更ができるため、このタイプのユーザー アカウントが悪意あるプログラムやウイルスによって悪用されると、個人情報にアクセスされてしまうことがあります。管理者アカウントを持たないユーザー場合、プログラムやアプリケーションをインストールして自動実行することができないため、コンピュータをウイルスから保護することができます。ユーザー アカウントの詳細については、Windows ヘルプを参照してください。


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プレーヤーのオフライン操作

オフライン (インターネットから切断された状態) 操作では、プレーヤーを最も安全なモードで使用できます。ただし、オフライン操作時は多くのプレーヤー機能が使用できないということに注意してください。たとえば、インターネットに接続していないときに [ガイド] またはオンライン ストアをクリックすると、この機能の使用にはコンピュータのインターネット接続が必要であることを通知するページが表示されます。その他、次の機能を利用するには、インターネットに接続している必要があります。
  • コンテンツの取得
  • アルバム ジャケットを含む、メディアの情報の取得と表示
  • アルバム情報の検索、表示、および更新
  • DVD 情報の検索および表示
  • ライセンスの取得および復元
  • コーデック、視覚エフェクト、ポータブル デバイス ドライバ、プラグイン、およびスキンのダウンロード
  • プレーヤーの更新の確認、およびセキュリティ アップグレードの実行
  • Windows Media DRM 10 for Portable Devices ベースのポータブル デバイス上の、セキュリティで保護された時計の設定
  • Windows Media Player の Web ヘルプのブラウズ

オフライン操作およびインターネット接続が必要なプレーヤー機能の詳細については、Windows Media Player のヘルプを参照してください。


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プライバシーの保護

プライバシーの保護は、コンピュータの保護と密接に関連しています。Window Media Player 10 は、個人情報の処理方法を制御するオプションが数多く提供されています。プレーヤーのどの設定がユーザーのプライバシーに影響を与えるかについては、Windows Media Player のヘルプおよび「Windows Media Player 10 のプライバシーに関する声明」を参照してください。


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コンピュータの更新

マイクロソフトは、コンピュータのセキュリティ維持をサポートするために、更新をタイムリーに配信することに努めています。セキュリティ問題およびプライバシー問題が発見されると、マイクロソフトは情報とソフトウェア更新プログラムを速やかに提供します。最新情報および更新プログラムについては、信頼できるコンピューティング (Trustworthy Computing) のセキュリティに関する Web ページを参照してください。

また、Internet Explorer のセキュリティ機能について確実に理解し、最新のセキュリティ更新とプライバシー更新をインストールしてください。これを実行するには、Internet Explorer のセキュリティの理解と維持に関する Web ページを参照してください。

ユーザーのコンピュータ用の最新サービス パック、デバイス ドライバ、アプリケーション互換性の更新、およびセキュリティ更新プログラムをインストールするには、Microsoft Windows Update Web サイトにアクセスしてください。Windows Update では、ユーザーのコンピュータにインストールされているソフトウェアとハードウェアにのみ適用される、調整済みの更新プログラムが数多く提供されています。オペレーティング システム、プログラムまたはハードウェアの操作に重要だとマイクロソフトが判断した更新は、重要な更新として分類され、ユーザーごとにインストールが自動選択されます。重要な更新プログラムはその時点までに判明した問題を解決し、既知のセキュリティ上の脆弱性からコンピュータを保護するために提供されます。Windows Update の使用については、Windows のヘルプを参照してください。


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セキュリティ上の脆弱性の報告

Microsoft Security Response Center では、マイクロソフト製品に影響を与えるセキュリティ上の脆弱性に関するすべての報告を調査しています。マイクロソフト製品に影響を与えるセキュリティ上の脆弱性を発見したと思われる場合、マイクロソフトはユーザーにご協力いただき、その脆弱性を調査したいと考えています。セキュリティ上の脆弱性をご報告される場合は、Microsoft Security Response Center へご連絡ください。セキュリティ上の脆弱性の詳細については、「セキュリティの脆弱性」の定義に関する Web ページを参照してください。


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