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新しいセキュリティ機能

Microsoft Windows Media SDK の主要コンポーネントの 1 つである Microsoft® Windows Media® Rights Manager 7.1 Software Development Kit (SDK) は、開発者が、Windows Media ベースの ファイルを保護し、それらに対してライセンスを発行する、サーバー側アプリケーションを作成することを可能にします。 Windows Media チームは、セキュリティと柔軟性を高め、コンテンツ プロバイダの必要を満たす、より堅固なソリューションを提供するために、デジタル著作権管理 (DRM) テクノロジの開発を続けています。 このドキュメントでは、Windows Media Rights Manager 7.1 SDK で行なわれた変更と改善点について、以下のトピックで説明します。


  • ビジネス ルール。 追加された新しい権利が可能にするビジネス ルールについて説明します。
  • コンテンツ ヘッダの動的な変更。 コンテンツ ヘッダのオン ザ フライ での修正を可能にする、新しい機能について説明します。
  • プレーヤー アプリケーションの除外。 特定のプレーヤー アプリケーションにパッケージ化ファイルの使用を禁止する、新しい機能について説明します。
  • Protected Content Manager の除外。 問題の生じた DRM コンポーネントに基づくプレーヤー アプリケーションを識別する、新しい機能について説明します。
  • SDK のセキュリティ レベル。 プレーヤー アプリケーションがパッケージ化ファイルを使用するために基づいていなければならない、Windows Media Format SDK のセキュリティ レベルの指定を可能にする、新しい機能について説明します。
  • 変更と改善点。 Windows Media Rights Manager 7.1 SDK で行なわれた変更と改善点について説明します。
  • さらに詳しい情報
ビジネス ルール

新しい権利によって、以下のビジネス ルールが可能になります。
  • 初回使用後の使用期限。 このビジネス ルールは、ライセンスの初回使用後のライセンス有効期間を (時間単位で) 指定します。 たとえば、コンシューマが Windows Media ファイルの再生を開始した 24 時間後にライセンスを終了させることができます。
  • 格納時の使用期限。 この権利は、ライセンスがコンシューマのコンピュータに最初に格納された時点でライセンス有効期間を (時間単位で) 指定します。 たとえば、格納時の 72 時間後にライセンスを終了させることができます。
  • 保護されたストリームの保存の許可。 パッケージ化された Windows Media ファイルをストリーミングする場合に、この権利は、コンシューマがストリームをファイルとして保存することを可能にします。 保存されたファイルはパッケージ化状態のままなので、やはりライセンスが必要です。
コンテンツ ヘッダの動的な変更
コンテンツ ヘッダは、変更されたパッケージ化ファイルをディスクに保存しなくても、動的に変更することができます。 その結果、コンシューマがパッケージ化ファイルをダウンロードする前に、瞬時に情報 (カスタム属性など) を含めることができるようになりました。 コンテンツ ヘッダの変更は、ビジネス モデルに応じ、異なるパーティが、パッケージング プロセスでの異なる時点で行うことができます。

たとえば、コンテンツ所有者が複数のベンダーと仕事をする場合には、動的なコンテンツ ヘッダ変更機能を使用して、ファイルが最初にパッケージ化された時点ではまだわからないベンダー識別情報を含めることができます。 パッケージ化ファイルを販売する際、ベンダーは、パッケージ化ファイルをダウンロードできるよう、コンシューマをコンテンツ所有者の Web サイトに転送します。 ダウンロードの直前に、コンテンツ所有者は、コンテンツ ヘッダにカスタム属性としてベンダー ID を追加します。 その後、コンシューマがパッケージ化ファイルのライセンスを取得する際、ライセンスの発行者は、どのベンダーが販売したものなのかをコンテンツ ヘッダから判定できます。 コンシューマがパッケージ化ファイルを友人と共有した場合、友人が購入する追加ライセンスについては、オリジナルのベンダーが収益を上げることができます。

プレーヤー アプリケーションの除外
プレーヤーの除外は、ライセンスの発行者が、特定のプレーヤー アプリケーションが特定のパッケージ化ファイルを再生するのを禁止できるようにする機能です。

この機能は、ライセンスによってクライアントに強制されます。パッケージ化ファイルのライセンスが発生する際、ライセンスの発行者は、除外するプレーヤー アプリケーションの ID を指定します。 その結果、コンシューマは、除外されたプレーヤー アプリケーションではパッケージ化ファイルを再生できなくなります。この機能の利点は、除外されるプレーヤー アプリケーション自体は影響を受けず、パッケージ化ファイルの使用が禁止されるのみということです。

Protected Content Manager の除外
パッケージ化ファイルを扱うプレーヤーは、Protected Content Manager を含んでいます。 これは、コンテンツの暗号化と復号を行い、ライセンス内の権利を遵守させる役割を果たします。 Protected Content Manager の除外は、問題の生じた Protected Content Manager に基づくプレーヤー アプリケーションを識別できるようにする機能です。
この機能は、ライセンス サーバーによって強制されます。 Microsoft では、ライセンスの発行者が取得して周期的に更新しなければならない、Protected Content Manager の除外リストを公表します。 その後で、除外された Protected Content Manager に基づくプレーヤーからのライセンス リクエストを受けた場合には、ライセンスの発行者は発行を拒否できます。 代わりに、ライセンスの発行者は、新しい、または更新されたプレーヤーをダウンロードするためのリンクを表示できます。

SDK のセキュリティ レベル
プレーヤー アプリケーションがパッケージ化ファイルを使用するために基づいていなければならない、Windows Media Format SDK の最小セキュリティ レベルの指定を可能にする、新しい権利が追加されました。

パッケージ化ファイルをサポートするすべてのプレーヤーアプリケーションは、Windows Media Format SDK に基づくコンポーネントを持っています。 Windows Media Format 7.1 SDK では、コーデック用の署名の検証を含む、大幅な強化が行われました。 加えて、このドキュメントで説明している新しい機能を正しく扱えるのは、Windows Media Format 7.1 SDK 以降に基づくプレーヤーだけです。 したがって、最新のセキュリティ機能を利用したい場合には、この新しい権利を使用して、Windows Media Format 7.1 SDK 以降に対応する最小 SDK セキュリティ レベルを持つプレーヤーを要求することができます。

変更と改善点
ここまでで説明した機能の他に、以下の変更と改良点が、Windows Media Rights Manager SDK に加えられました。
  • パッケージ化のパフォーマンスが大幅に改善されました。 保護化率の試験的な測定値は以下のとおりです。
    • 45.5 キロバイト (KB) の小さなファイルの場合、保護化率は毎秒 7.2 メガバイト (MB/sec) です。Windows Media Rights Manager 7 SDK では 4.3 MB/sec でした。
    • 2.2 メガバイト (MB) の大きなファイルの場合、保護化率は 12.4 MB/sec です。 Windows Media Rights Manager 7 SDK では 6 MB/sec でした。
  • 新しいメソッド (WMRMChallenge.CheckClientCapability) を使えば、プレーヤー アプリケーションが Secure Audio Path、アプリケーション除外、および新しい SDK セキュリティ レベルをサポートしているかどうかを判別できます。
  • Windows Media Rights Manager 7 SDK でサポートされていたオプションのメソッド、WMRMLicGen.BindToPubKey は、version 7.1 では必須のメソッドになりました。 このメソッドは、コンテンツ ヘッダに改変が加えられたかどうかを検出できるので、セキュリティを強化します。
さらに詳しい情報
Windows Media Rights Manager SDK と Windows Media Format SDK の詳細については、Windows Media Rights Manager SDK と Windows Media Format SDK のドキュメントを参照してください。 Windows Media SDK のこれらのコンポーネントは、Microsoft の Web サイトの Windows Media テクノロジのページからダウンロードできます。

デジタル権利管理と Windows Media Rights Manager の機能、記事、およびよく尋ねられる質問に対する答えについては、MSDN Online別の Web サイトへ の Microsoft MSDN Online Windows Media Developer Center と、MSDN Online の Windows Media Technologies Web Workshop別の Web サイトへ を参照してください。

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