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DRM のアーキテクチャ

Microsoft® Windows Media®Rights Manager は、エンドツーエンドのデジタル権利管理 (DRM) システムで、コンテンツ プロバイダと小売り業者にデジタル メディア ファイルを安全に配布するための柔軟なプラットフォームを提供します。Windows Media Rights Manager version 1 は、1999 年 8 月に最初にリリースされました。第 2 世代のテクノロジ、Windows Media Rights Manager version 7 は、サーバーとクライアント両方のソフトウェア開発キット (SDK) を含んでおり、アプリケーションがデジタル メディア ファイルを保護し、再生することを可能にします。クライアント SDK はWindows Media Format SDK の一部であり、一方、サーバー SDK は Windows Media Rights Manager SDK と呼ばれます。最新のリリース、Windows Media Rights Manager version 7.1 は、2001 年 9 月にリリースされました。特に言及しない限り、このドキュメントでの Windows Media Rights Manager version 7 SDK は、Windows Media Rights Manager version 7.1 SDK の特徴や機能も含んでいます。

どの SDKを使ったらよいか
Windows Media Rights Manager 7 SDK を使用すれば、開発者は、デジタル メディア ファイルを暗号化 (パッケージ化) し、それらのデジタル メディア ファイルのライセンスを発行するアプリケーションを作成できます。パッケージ化された Windows Media ファイルは、そのファイルの、キーで暗号化されたバージョンを含んでおり、そのファイルのライセンスを取得した人だけが再生できるようになっています。ライセンスは、パッケージ化された Windows Media とは別個になっています。それで、コンテンツとそのコンテンツのライセンスを同時に取得する必要はありません。暗号化されたファイルは、コンシューマのコンピュータにストリーミングすることも、ダウンロードすることもできます。

デジタル メディア再生アプリケーションで、パッケージ化された Windows Media ファイルの再生それらのライセンスの取得、ライセンスのバックアップと復元、および DRM コンポーネント用のセキュリティ アップグレードの発行を可能にするには、開発者は Windows Media Format SDK を使用するべきです。

保護されたファイルをポータブル デバイスに転送するには、開発者は Windows Media Device Manager を使用できますが、これも Windows Media Format SDK の機能の 1 つです。

サービス 対象 処理 Windows Media テクノロジ
コンテンツのパッケージ化 レーベル、スタジオ、およびサービス プロバイダ 圧縮されたデジタル メディアの暗号化 Windows Media Rights Manager SDK
コンテンツのホスティング 小売り業者とサービス プロバイダ デジタル メディア コンテンツのホストと配布 Windows Media サーバーまたは Web サーバー
ライセンス クリアリング ハウス サービス プロバイダ ライセンスの発行 : トランザクションの追跡 Windows Media Rights Manager SDK
コンテンツの再生 アプリケーション開発者 保護されたデジタル メディアの再生 Windows Media Format SDK の Windows Media Rights Manager ランタイム クライアント
ポータブル デバイスでの再生 ハードウェア開発者 保護されたデジタル メディアの転送と再生 Windows Media Device Manager


Windows Media Rights Manager Version 1 と Version 7 の機能比較

  Rights Manager Version 1 Rights Manager Version 7
公開 1999 年 4 月 2000 年夏、2001 年秋にアップデート
プラットフォーム Microsoft Windows® および Apple Macintosh Microsoft Windows
オペレーティング システム Microsoft Windows 95、Windows 98、Windows NT® 4.0、Windows 2000, Windows Millennium Edition、Windows XP、Mac OS 8.1 Windows 98、Windows 2000、Windows Millennium Edition、Windows XP
ポータブル デバイスのサポート SDMI デバイス、非 SDMI デバイス およびポータブル メディアをサポート SDMI デバイス、非 SDMI デバイス およびポータブル メディアをサポート
コーデック Windows Mdia Rights Manager version 1 は、コーデックに依存するセキュリティを提供しません。 Windows Media Rights Manager 7 SDK 以降は、コンテンツに対するコーデック レベルでのセキュリティが考慮されており、弊社から提供されている DMO コーデックのみがサポートされます。
Windows Media Player Windows Media Player version 6.4 以降 Windows Media Player version 7 以降
サード パーティのプレーヤー WinAMP、MusicMatch、Sonique、Rioport、Sonic Foundryy MusicMatch
ビジネス ルール
  • 有効期限
  • 無制限の再生
  • SDMI/ 非 SDMI への転送
  • CD への書き込み
左と同じ、いくつかの追加
  • 有効期限
  • 無制限の再生
  • SDMI / 非 SDMI への転送
  • CD への書き込み
  • 開始日時
  • 終了日時
  • 持続期間
  • オペレーション数 (再生、転送)
ユーザー エクスペリエンス サイレント ライセンスとライセンスの前配信はサポートされていません。ユーザーには、必要とされる余分なステップは明確にわかります。 改善されました
  • サイレント ライセンス
  • ライセンスの前配信
  • ライセンスのバックアップと復元
  • プレーヤー内のモーダル ダイアログ
  • ライセンス管理
セキュリティ コンテンツとライセンスの暗号化 コンテンツとライセンスの暗号化、および以下の事項の追加
  • 個別化
  • Secure Audio Path (Windows Millennium Edition および Windows XP)
  • プレーヤー アプリケーションの取り消し
  • コンテンツの取り消し (version 7.1)
  • プレーヤー アプリケーションの除外 (version 7.1)
  • Protected Content Module の除外 (version 7.1)



どの バージョンが必要か
実装できる保護のレベルは複数あり、コンシューマの自由度を規定します。コンテンツの保護とコンシューマの自由度の間のトレード オフを考慮して、どの程度のセキュリティ措置を講じるべきかを決めるようにお勧めします。
  • Windows Media Rights Manager version 1 の使用を続ければ、自由度は最も大きくなります。しかし、脆弱性が検出された場合でも、更新と取り消しによる追加の保護は得られません。
  • セキュリティのレベルを高め、一方でコンシューマの自由度を大きくしておきたい場合には、コンテンツごとに version 1 と version 7 のライセンスを実装できます。 しかし、version 1 で何らかの脆弱性が明らかになったなら、コンテンツのセキュリティに影響します。 version 1 と version 7 の両方のライセンス サービスの実装については、次のセクションを参照してください。
  • 最も安全な手段は、ライセンス クリアリング ハウスに対し、Windows Media Rights Manager version 7 のライセンスだけを発行し、Windows Media Rights Manager version 1 のライセンスは発行しないように指示することです。 しかし、この手段を取ると、Apple Macintosh、Windows 95、および Windows NT 4.0 プラットフォーム上の Windows Media Player のユーザーは、保護されたコンテンツにアクセスできなくなります。

version 1 と version 7 の両方のライセンス サービスを実装する方法
version 7 のコンテンツ ヘッダには、version 1 の URL と version 7 の URL の両方を含めることができます。これらは、クライアントを適切なライセンス サーバーに転送します。 たとえば、Windows Media Rights Manager version 1 に対応した古いプレーヤーは version 1 のライセンス サーバーに転送し、Windows Media Rights Manager version 7 に対応したプレーヤーは異なる、または拡張された条項を持つ version 7 のライセンス サーバーに転送する、といったことができます。 または、コンテンツ プロバイダは、ユーザーがプレーヤーを Windows Media Rights Manager version 7 をサポートするバージョンにアップグレードすることが必要だと判断して、クライアントを適切なアップグレード サイトに転送することにするかもしれません。


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