Mobile2Market: Windows Mobile アプリケーションのコード署名

公開日: 2007年8月21日

Mobile2Market 証明書でアプリケーションに署名する理由は?

Mobile2Market コード署名により、アプリケーションとその責任を持つ独立系ソフトウェア ベンダ (ISV) とを関連付け、悪意のあるアプリケーションを無効にすることができます。モバイル事業者が、そのネットワーク用に販売されているデバイスで動作できるようアプリケーションに署名を要求している場合がよくあります。Mobile2Market コード署名を使えば、わずか一度の署名処理で Windows Mobile アプリケーションを世界中のほぼすべてのモバイル事業者のネットワークで動作させることができます。

Mobile2Market 証明書が 2 重構造になっているため、通常のアプリケーション プログラム インターフェイス (API) を使いながらも、実行する際に特別な許可を必要とする API や動作が今まで以上に安全に利用できます。その結果、開発者はほぼすべての Windows Mobile 搭載デバイスのソケットを使用できるようになっています。

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Mobile2Market 証明書の構造

Mobile2Market コード署名は、各アプリケーションに対応する ISV を指名するほか、セキュリティに関連する API や動作を制御できます。Mobile2Market 署名には次のように標準と特権の 2 つのレベルがあります。

標準アクセス : この署名ではほとんどの API を使用できますが、特権 API を使用したり、デバイス管理の権限やセキュリティ ポリシーを変更するなどの動作は制限されています。

特権アクセス : これは信頼性の高い署名で、すべての API およびシステムの動作を使用することができます。

特権および標準 API の一覧 (英語)

Windows Mobile の認証レベル

認証レベル2 層デバイス出荷時には、ほとんどの Smartphone デバイスで使える構成になっています。1 層デバイス出荷時には、Pocket PC デバイス用に構成されています。

特権実行用として署名済み

アプリケーションは標準および特権 API を使用でき、セキュリティ保護されたレジストリの場所を変更したり、プレブートで実行できます。

アプリケーションは標準および特権 API を使用でき、セキュリティ保護されたレジストリの場所を変更したり、プレブートで実行できます。

標準実行用として署名済み

アプリケーションは標準 API を使用できます。

アプリケーションは標準および特権 API を使用でき、セキュリティ保護されたレジストリの場所を変更できます。

未署名

アプリケーションは実行できない場合があります。

アプリケーションは実行できない場合があります。

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1 層アクセス モデルと 2 層アクセス モデル

ほとんどの Windows Mobile Standard デバイス (および Windows Mobile 5.0 Smartphone デバイス) は、次に示している 2 層アクセス モデルとして構成されています。

特権 API を使用するには、アプリケーションは特権 Mobile2Market 証明書に署名する必要があります。

標準 Mobile2Market 証明書に署名したアプリケーションは、ユーザーの許可を得なくても標準 API を呼び出すことができます。

署名していないアプリケーションは、標準 API を呼び出すことができます。ただし、初回ローディング時にユーザーの許可を得る必要があります。

ほとんどの Windows Mobile 6 Professional および Classic デバイス (ならびに Windows Mobile 5.0 Pocket PC デバイス) は、次に示している 1 層アクセス モデルとして構成されています。

ドライバとプレブート アプリケーションを動作させるには、特権モードで署名する必要があります。

標準 Mobile2Market 証明書に署名したアプリケーションは、ユーザーの許可を得なくてもすべての API を呼び出すことができます。

ほとんどの Windows Mobile 6 Professional および Classic デバイス、ならびに Windows Mobile 5.0 Pocket PC デバイスでは、初回ローディング時にユーザーの許可が得られれば署名なしのアプリケーションからでも任意の API を呼び出すことができます。ただし、将来モバイル事業者が署名なしではアプリケーションが実行できないモードでデバイスを出荷するようになる可能性があります。

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Mobile2Market コード署名のプロセス

Windows Mobile アプリケーションのコード署名は次の手順に従って行います。

1.

Mobile2Market 証明機関である Geotrust または Verisign のどちらかでパブリッシャ アカウントを作成します。(いずれの場合も、対象サイトの“Buy Now”ボタンをクリックして、進んでください)

特権 API や、セキュリティ保護されたレジストリのを変更するアプリケーションをご利用で、特権モードでの実行許可が必要な場合には、M2M@microsoft.com に特権モードでの実行許可を要求する必要があります。

M2M@microsoft.com への問い合わせの際には、Code Signing Letter をダウンロードして内容記載後、問い合わせメールに添付して送信ください。 問い合わせは、英語でお願いします。

2.

Mobile2Market 証明機関 (CA) が提供したパブリッシャ証明書にアプリケーションを署名します。

3.

パブリッシャ署名したアプリケーションを該当の Mobile2Market 証明機関にアップロードします。この証明機関は、アプリケーションが署名された Mobile2Market 証明書を戻します。

4.

Mobile2Market 署名済みのアプリケーションを配布します。

Code Signing


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