Windows Mobile 6 の機能概要

セキュリティと端末管理

公開日: 2007年10月31日
トピック
Windows UpdateWindows Update
Windows Mobile 標準のセキュリティWindows Mobile 標準のセキュリティ
Exchange Server 連携による高度な端末管理Exchange Server 連携による高度な端末管理

Windows Update

Windows Mobile でも、更新プログラムの確認およびダウンロードが行える Windows Update が利用できるようになりました。Windows Mobile 用 Windows Update をセットアップしておくことで、端末に搭載されている Windows Mobile 6 software に重大なセキュリティ上の問題が起こった場合に問題を修正するアップデートを確認し、ダウンロードと端末の修正が行えます。

※ Windows Update の詳細については、「Windows Mobile 用 Windows Update」をご確認ください。

Windows Update Windows Update

Windows Mobile 標準のセキュリティ

Windows Mobile 6 で強化されたセキュリティ機能

Windows Mobile 6 では標準で高度なセキュリティ機能を備えています。正しいユーザーかを識別するユーザー認証機能や、携帯端末としては必要不可欠なネットワークなどの暗号化機能などを実装しています。

デジタル証明書の登録
端末や PC からのデジタル証明書の取り込みが容易になりました。スマート カード認証もサポートしています。

PKCS12/PFX のサポート
PKCS#12 証明書を取り込むことができるようになり、デジタル証明書の格納や転送がよりしやすくなりました。

メモリカードの暗号化
端末から外部ストレージ上のデータを暗号化する機能をサポートしています。Exchange Server などを使用してネットワーク経由での設定も可能です。

ワイルドカード証明書と S/MIME のサポート
1 つのサーバー内で複数のサブ ドメインに対応するワイルドカード証明書や、電子メールを安全にやり取りするための S/MIME もサポートしています。

ネットワーク アクセスの認証と暗号化

Windows Mobile デバイスでも、パソコンと同じように Windows 認証によるアクセスが行えます。

Windows コンピュータ間で使用される認証プロトコルである NTLM をはじめ、RAS (Remote Access Service) による接続では PPP の認証プロトコル (PAP および CHAP/MS-CHAP v2) を標準でサポートしています。

さらに、VPN プロトコル (PPTP および IPSec/L2TP)、IEEE 802.1x 用の認証プロトコル (EAP)、および 128 ビットの SSL など、さまざまな暗号化技術にサポートしています。VPN、無線 LAN、インターネットなど、どのようなネットワークでも暗号化に対応しているため、高いセキュリティ レベルを保持できます。

デバイスのロック

もし、置き忘れたデバイスを誰かに見られてしまったら…。Windows Mobile デバイスは、他のユーザーによるデバイスの不正利用を防止するため、電源をオンにしたときにパスワードの入力が求められるように設定できます。

パスワードには 4 桁の数字または 7 桁以上の英数字のどちらを使用するかを使用できるほか、誤ったパスワードを入力した場合、再度アクセスを許可するまでの時間を施行毎に引き延ばすことも可能です。パスワードは異なる形式に変換しデバイスのフラッシュ メモリに書き込むため、ハードウェアからの解読を防止できます。

バッテリが切れても、データや設定は消失しません

Windows Mobile は、不揮発性メモリを使用しているデバイスにも対応しているため、データの安全を保持。もし、バッテリ不足などにより、使用中のデバイスが一定時間シャットダウンしてしまっても、デバイスに保存されたデータやユーザー設定が消失することもありません。

脅威モデルに対するセキュリティ基準をクリア

さまざまな脅威モデルに対する各種テストおよび Microsoft Trustworthy Computing のセキュリティ審査を通過しています。また、米国政府の定めた、IT製品に関するセキュリティ要件を満たしていることを示す「FIPS-140-2」適合認定を取得しています。

OMA DM v1.2 への対応

Windows Mobile 6 では、Open Mobile Alliance Device Management (OMA DM) v1.2 に対応したことで、通信事業者などが提供するOMA DM サーバーをベースにしたサービスを受けることができるようになります。ファームウェアの更新や更新結果のサーバー側への送信など、さまざまな機能を実装し、端末を常に最新の状態にしておくことができます。

Exchange Server 連携による高度な端末管理

Windows Mobile 6 には Exchange Server 2007 とより快適により安全にアクセスするための機能を標準で装備。社内のモバイル デバイスを IT 管理者が一元的に管理できるようになり、セキュリティも大幅に向上します。

Exchange Server 連携による高度な端末管理

パスワードポリシーの設定

最低限必要なパスワードの長さを指定

数字や文字、記号の組み合わせを強制

パスワードの再入力
端末の休止時間を指定し、ロックの解除にパスワードの再入力を要求

パスワードポリシーによるローカルワイプ
パスワード入力の試行回数を指定し、回数を超えた際に端末のメモリを無効化

パスワード ポリシーによるローカル ワイプ

パスワードの有効期限
端末のパスワードの有効期限を設定できます。

パスワード履歴
パスワードの履歴を保持し、ユーザーが同じパスワードを繰り返し使用できないように管理者が設定できます。

パスワードのリセット
設定したパスワードをリセットできるよう端末を構成することができます。

暗号化の要求
端末で利用しているメモリ カード内のデータの暗号化をポリシーで設定できます。

リモートワイプ
端末のデータを離れた場所から消去できます。Outlook Web Access を利用すれば、インターネットを介してどこからでも消去が可能です。Windows Mobile 6 では、メモリ カード内のデータも消去できるようになりました。


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