Windows Server 2003 R2 の製品概要

公開日: 2005年8月3日

Windows Server 2003 R2 を導入すると、組織内および組織外の ID、ロケーション、データ、およびアプリケーションに対する接続性と管理機能を容易かつ低コストで強化することができます。

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トピック
はじめにはじめに
Windows Server 2003 R2 の利点Windows Server 2003 R2 の利点
コア テクノロジコア テクノロジ
製品エディション製品エディション
主な機能と利点主な機能と利点
Windows Server ロードマップの見通しの発表Windows Server ロードマップの見通しの発表

はじめに

Windows Server 2003 R2 は、安定性をほこるWindows Server 2003 オペレーティング システムのアップデート リリースです。Windows Server 2003 R2 は Windows Server 2003 Service Pack 1 (SP1) をベースに構築されています。実績のある SP1 のコード ベースの安定性とセキュリティの強化機能を生かすだけでなく、接続性と管理機能がさらに強化されています。Windows Server 2003 R2 は、Windows Server 2003 SP1 の便利な機能をすべて備えているだけでなく、支社サーバー ソリューション、ID とアクセスの管理、ストレージの構成と管理に関連する機能が大幅に強化されています。また、これまでアプリケーション開発では組織が境界と見なされていましたが、組織の内外を問わないアプリケーションの開発が行えるようになりました。Windows Server 2003 R2 は、Windows Server 2003 SP1 がインストールされた既存のサーバーと同様のアプリケーションの互換性、管理容易性、およびサービス性を備えているため、既存の Windows Server 2003 環境に容易に統合できます。

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Windows Server 2003 R2 の利点

次に、生産性の向上につながる 5 つの主要な利点を示します。

効率の向上。接続と制御機能が強化されることで、IT 組織では、主に次の 3 つの分野で恩恵を受けることになります。

支社サーバー ソリューション

ID とアクセスの管理

ストレージの構成と管理

新機能により、組織の内外で情報を共有するための構成とその維持にかかるコストを削減できます。

スケールとパフォーマンス。すべての R2 のエディションは x64 の CPU に対応して出荷されます。x64 に対応した R2 は、32 ビット アプリケーションと 64 ビット アプリケーションの両方を容易に実行することができます。また、これまでに投資してきた 32 ビット アプリケーションを維持しながら、状況に応じて徐々に 64 ビット コンピューティングに移行することができます。

最高品質の Windows Serverこれまでにマイクロソフトが提供してきた Windows Server オペレーティング システムの中で最高の速度、信頼性、およびセキュリティを備えた Windows Server オペレーティング システムです。Windows Server 2003 R2 は、あらゆる業界の企業ユーザーにとって役立つように、セキュリティの強化、信頼性の強化、および管理の簡略化が実現された Windows Server 2003 SP1 をベースに構築されています。

堅牢なアプリケーションプラットフォーム。Microsoft .NET との密接な統合により、XML Web サービスを使用して、今までにないほど密接なレベルでソフトウェアを統合することができます。XML Web サービスにより、独立したビルド ブロック アプリケーションが構築され、これらのアプリケーションは、インターネット経由で相互に接続されるか別の大規模なアプリケーションと接続されます。また、ID 対応のアプリケーションを作成したり、UNIX アプリケーションを移植したりできるようにもなります。

インフォメーションワーカーの生産性の向上。Microsoft Windows SharePoint Services を使用すると、統合されたインフォメーション ワーカー コラボレーション ソリューションをすぐに実現できます。

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コア テクノロジ

Windows Server 2003 のコア テクノロジの詳細については、Windows Server 2003 製品概要ページを参照してください。

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製品エディション

Windows Server 2003 R2 には、次の 3 つのエディションが用意されています。

Windows Server 2003 R2, Standard Edition

Windows Server 2003 R2, Enterprise Edition

Windows Server 2003 R2, Datacenter Edition

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主な機能と利点

Windows Server 2003 R2 では、次の新機能と強化機能により、生産性の向上、セキュリティの強化、および運用効率の向上を実現しています。

利点説明
IT 効率の向上 

支社サーバーの管理

集中管理が可能な管理ツールにより、インフラストラクチャの管理が容易になります。

ローカル管理とローカル バックアップを行う回数が最小限に抑えられることにより、管理コストが削減されます。

高速なデータのレプリケーションを活用することにより、仕事をスムーズに進めることができます。

ID とアクセスの管理

Active Directory の展開に付加価値を提供し、パートナーとのセキュリティで保護されたコラボレーションが容易になります。

ユーザーの作業効率の向上。シングル サインオンと ID の統合により、組織内でホストしている Web アプリケーションとパートナーでホストされている Web アプリケーションの両方で使用するユーザー パスワードの数を削減できます。

IT 効率の向上。エクストラネット アプリケーションへのアクセスの集中管理、パスワードのリセット回数の減少、および信頼関係のあるパートナーへのユーザー管理の委任が実現されます。

セキュリティの強化。ユーザーの AD アカウントを無効にすることにより、エクストラネットへのアクセスが自動的に "遮断" されます。

規制遵守の強化。外部セキュリティ ドメインに属するパートナー アプリケーションへのユーザー アクセスをログに記録します。

Web サービス標準に準拠している異種システムとの互換性。

UNIX 対応の ID 管理。UNIX アカウント、双方向のパスワード同期、およびネットワーク情報サービス (NIS) の統合を管理する機能が提供されます。

ストレージの管理

詳細なストレージ レポートによりストレージの使用状況が通知されます。

ディレクトリ クォータを使用してディスク領域を監視および制御できます。

ファイル スクリーニングを使用してサーバーで許可するファイルの種類を制限できます。

Simple SAN (記憶域ネットワーク) の構成および提供を容易に行えます。

スケールとパフォーマンス 

x64

32 ビット アプリケーションのパフォーマンスを向上させることができます。

64 ビット アプリケーションを実行できます。

64 ビット インフラストラクチャへの移行が容易になります。

32 ビット メモリの制限に対する複雑な解決策を実行する必要がなくなります。

最高品質の Windows Server 

SP1

セキュリティの強化。SP1 により、Windows Server 2003 の攻撃可能箇所が大幅に減少されます。ユーザーは、更新プログラムを適用することで、既知のセキュリティ ホールに受動的に対処するだけでなく、将来のセキュリティの脅威にも積極的に向き合うことができるようになります。SP1 では、セキュリティを役割ベースのパラダイムに移行することで、ユーザーが必要なサービスのみを実行し、ハッカーや悪意のあるコードによる攻撃対象となるユーザーが必要としないサービスが実行されないようにすることができます。さらに、役割ベースのセキュリティにより、今後リリースされる更新プログラムの展開が容易になり、IT の専門家が新しく見つかった脆弱性に対する攻撃に備えた対策の準備にかかる時間が短縮されます。

信頼性の強化。セキュリティは、IT の信頼性にとって最も重要な要素です。外部からの攻撃にさらされているシステムは、当然そのシステムに依存するユーザーにとっては信頼性があるとはいえません。SP1 では、過去の脅威に対する更新プログラムを適用し、今後発生することが予想される脅威に対して事前に対策を講じることで、Windows Server 2003 の信頼性を強化しています。

生産性の強化。悪意のあるプログラムに攻撃された後の対応や面倒なセキュリティの問題に対処するためのリソースを割り当てると、組織の生産的業務に必要なリソースが削減されることになります。SP1 では、このセキュリティと生産性に共通する問題に対処しています。SP1 を適用すると、セキュリティの脅威に積極的に対抗するだけでなく、攻撃を受けた後の処理が不要になります。SP1 では、更新プログラムの管理を簡素化かつ合理化することで、セキュリティ関連処理に充てていたリソースを解放し、生産的業務により多くのリソースを使用できるようにしています。

堅牢なアプリケーション プラットフォーム 

.NET Framework 2.0

パフォーマンスの向上と生産性の強化

64 ビット プロセッサ (x86) のサポート

シリアルとコンソールに対するサポートの強化

複雑なトランザクションのサポート

管理機能の強化

エクストラネット アプリケーション サービス

インターネットに接続している Web 環境で使用する Windows Server の ID サービスが強化されます。

エクストラネット展開用の強力な認証

エクストラネット認証と統合されたシングル サインオン

Active Directory Application Mode を使用したアプリケーション ディレクトリ サービス

承認マネージャを使用したエクストラネットでの役割ベースのアクセス制御

WS-Federation (Web Services Federation Language) による異種ユーザー管理環境との互換性

UNIX ベース アプリケーション用サブシステム

開発者は、Windows Server 2003 で、UNIX プログラムおよびスクリプトをコンパイルして、ネイティブに実行できます。

データベース接続が強化されます。

x64 がサポートされます。

インフォメーション ワーカーの生産性の強化 

Windows SharePoint Services

Windows SharePoint Services により、ドキュメントを効率的に格納、共有、および検索する機能が強化されます。

ファイアウォールの内外を問わず、情報を効率的に共有できます。

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Windows Server ロードマップの見通しの発表

マイクロソフトは 2004 年 6 月に「Windows Server 製品ロードマップ」を公開しました。マイクロソフトでは、ユーザーの長期的な計画と予算編成に役立つように、より予測が立てやすい Windows Server のリリース サイクルを提供します。約 4 年サイクルで Windows Server の主要リリースを提供し、各主要リリースの約 2 年後にアップデート リリースを提供することを目標としています。Windows Server 2003 R2 は Windows Server オペレーティング システム製品群の最初のアップデートリリースであり、組織の戦略に組み込める有用な新機能を提供しています。


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