開発者の Windows Server 2003 を導入するメリット Top 10

Windows Server 2003 は革新的な XML Web サービスをサポートする強力なアプリケーション環境に、プロセス効率を改善するアプリケーションを統合します。ここでは、開発者にとっての Windows Server 2003 用アプリケーション構築のメリットをご紹介します。

.NET Framework 統合.NET Framework 統合

.NET Framework は Windows Server 2003 ファミリにそっくりそのまま統合されています。そのため、導入や管理の余分な手間が必要ありません。結果として、Windows Server 2003 は .NET Framework の利点、つまり、完全に管理、保護されて機能の豊富なプログラミング モデルとアプリケーション実行環境、単純化された開発導入手順、広範なプログラミング言語とのシームレスな統合といった利点をすべて受け継ぎます。
.NET Framework は Windows をアプリケーション サーバーとして使用するための基幹プログラミング モデルです。また、XML Web サービスのネイティブ サポート、分散トランザクション、非同期分散アプリケーション、およびデータベースとの接続機能を備えた強力なプログラミング モデルでもあります。モバイル機能と拡張性が向上し、最新のセキュリティも提供します。

コンピューティングの信頼性向上コンピューティングの信頼性向上

マイクロソフトは Windows Server 2003 を改良し、コンピューティングの信頼性向上に努めました。たとえば、インターネット インフォメーション サービス (IIS) といったサービスは既定では無効で、ユーザーが変更するまでは有効になりません。これは昨今のシステム セキュリティ強化の一例です。

インターネット インフォメーション サービス (IIS) 6.0インターネット インフォメーション サービス (IIS) 6.0

インターネット インフォメーション サービス (IIS) 6.0 では、パフォーマンス、信頼性、管理性が向上しています。
プロセスの再利用により、アプリケーションはエンド ユーザーがメモリの使用量増加などの状況に気づく前に回復でき、結果としてアプリケーションへの信頼を高められます。個別のアプリケーションは、それぞれの性能要件および QoS 要件について固有の設定を行った上で、単独または共有アプリケーション プールに割り当て可能です。Web アプリケーション プールには個々にセキュリティ設定を行えるため、問題のあるアクセスが Web サーバー全体の可用性に影響を及ぼさないようにできます。
また、構成変更は完全なバージョン管理をしている XML ファイルを使用して動的に適用されます。開発者は運用担当者と文書や構成を簡単に共有できるので、管理を簡素化できます。

拡張性—Web ガーデンとクラスタリング拡張性—Web ガーデンとクラスタリング

IIS の "Web ガーデン" は、アプリケーション要求のサービスを行うことに特化したプロセスの集まりです。マルチプロセッサ コンピュータをサポートし、プロセッサ アフィニティを特定できるので、拡張性が高くなっています。Web ファームのシナリオでは、ASP.NET をネイティブにサポートしているので、セッション状態の共有をスケールアウトしたサポートが可能です。
Windows Server 2003, Enterprise Edition と Windows Server 2003, Datacenter Edition の双方が 8 ノードまでのサーバー クラスタ構成をサポートします。これにより、データベース、メッセージング システム、ファイル サービスや印刷サービスのような、ミッションクリティカルなアプリケーションの可用性と拡張性が増します。

パフォーマンスパフォーマンス

アーキテクチャを再構築したカーネル モード キャッシュであれば、パフォーマンス能力を改善できます。新しいカーネル モードの HTTP リスナー アーキテクチャは、HTTP 要求の送信に堅牢で高性能なサービスを提供するだけでなく、高性能キャッシング アーキテクチャの基礎となります。ASP.NET は、XML Web サービスを含む、動的コンテンツをサポートするカーネル モード キャッシング アーキテクチャを活用できます。

COM+ への改良COM+ への改良

コンポーネント オブジェクト モデル (COM) を拡張した COM+ は、このリリースで COM+ パーティションをサポートしています。これにより、同一コンピュータ上に複数バージョンの COM+ アプリケーションをインストール、構成できます。この機能を使用すると、1 つのアプリケーションで異なるバージョンを管理する際に必要だった複数サーバー運用のコストと時間のかかる作業を削減できます。単一のコンピュータ上では、各パーティションは事実上バーチャル サーバーとして動作します。パーティション セットがユーザーを正しい論理サーバーにマッピングします。

アプリケーション サーバーの改善アプリケーション サーバーの改善

開発者とアーキテクトは、アプリケーション サーバーのトランザクション インフラストラクチャの構成オプションを使用し、高性能アプリケーションを作ることができます。トランザクション タイプの COM または .NET コンポーネントの構成オプションが増え、柔軟性が高まりました。
.NET Framework には、SOAP と MSMQ という 2 つの非同期通信技術が拡張性を目的に統合されています。これにより開発者はオフライン シナリオを処理できる堅牢なアプリケーションを構築できるようになります。

対称型マルチプロセッサ サポートの改善対称型マルチプロセッサ サポートの改善

対称型マルチプロセッサ サポートは、Windows Server 2003 ファミリを通じて実質的に改善されています。これにより、開発者は余分な開発の手間なく、拡張性の高いハードウェア プラットフォームを活用できます。

UDDI (Universal Description, Discovery, and Integration) サービスUDDI (Universal Description, Discovery, and Integration) サービス

Windows Server 2003 には、XML Web サービス用の動的で柔軟なインフラストラクチャである、エンタープライズ UDDI サービスが搭載されています。この標準ソリューションを使用すると、企業ではイントラネット、エクストラネット用に自社の UDDI (Universal Description, Discovery, and Integration) ディレクトリを運用し、簡単に Web サービスやその他プログラム リソースを検索できます。開発者は組織内で利用可能な Web サービスを簡単に発見し再利用でき、IT 管理者はネットワーク内のプログラム可能なリソースを一覧にまとめ、管理できます。エンタープライズ UDDI サービスはまた、企業がよりスマートで、信頼性の高いアプリケーションを構築、導入するのにも役立ちます。

64 ビット ハードウェア サポート64 ビット ハードウェア サポート

非常に要件の厳しいアプリケーションが大規模メモリ空間のサポートを必要とする場合、Windows Server 2003 の最新 64 ビット プロセッサ用バージョンを利用可能です。
64 ビットハードウェアにより、4 GB 超の大規模アドレス空間がサポートされます。既存のアプリケーションに最小限の変更を加えるだけで、64 ビット ハードウェアのサポートが可能となる予定で、アプリケーション移行の障害は少なくなります。

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