Microsoft Support Professionals Toolkit for Windows はミッションクリティカルな環境で Windows Server を運用保守するエンジニアをアシストするためのツールキットです。Microsoft はパートナーと共に Windows のサポータビリティを向上する為の取り組みを継続しています。
Microsoft Support Professionals Toolkit for Windows, Version 8.1 では Userdump, Dheapmon と Kanalyze の 3 つのツールをダウンロードセンターから公開しています。
User Mode Process Dumper はユーザー モードで動作するアプリケーションのトラブル シューティング ツールです。実行中の任意のプロセスにデバッガをアタッチすることなしに、ホットキー操作、例外監視、プロセス終了監視など、様々な条件をトリガーとして、そのプロセスのスナップ ショット ダンプを生成したり、プロセス終了時の情報を記録することができます。取得したダンプファイルは WinDbg 等の通常のデバッガーで解析可能です。
このツールにより、サポート技術者やアプリケーション開発者は、アプリケーションの異常動作時や予期しない終了時、ハングアップ時の解析に必要な情報を稼働中のシステムから容易に取得することができ、サポート効率を向上させることが期待されます。また、システム管理者は、このツールにより取得した情報を、サポート技術者やアプリケーション開発者に提供することにより、問題の原因を迅速かつ正確に解明することができます。
Version 8.1 ではいくつかのバグを修正すると共に、ダンプ取得時にさらに詳細なプロセスの情報を取得できるように拡張しました。
Userdump は 64bit 版 Windows をサポートしています。
サポートする OS と CPU アーキテクチャ :
| • | Windows 2000 |
| • | Windows XP (x86 版、x64 版) |
| • | Windows Server 2003 (x86 版、Itanium 版、x64 版) |
Desktop Heap Monitor は、デスクトップヒープとよばれる Windows の特別なメモリ領域のサイズや、現在の使用量などの情報をレポートするツールです。従来はデスクトップヒープが異常に消費されている場合でも、その状況をリアルタイムで把握することは困難でしたが、このツールを利用することによりシステム管理者は Windows のデスクトップヒープの状況を本番稼動環境で容易に把握することができます。また、大規模アプリケーションが大量のデスクトップヒープを消費することがありますが、使用量を予め見積もることは困難でした。このツールは Windows のデスクトップヒープの使用量を事前に測定し、システムのチューニングを行うことも支援します。
Version 8.1 では新たに x64、Itanium 版 Windows をサポートしました。
サポートする OS と CPU アーキテクチャ :
| • | Windows 2000 |
| • | Windows XP (x86 版、x64 版) |
| • | Windows Server 2003 (x86 版、Itanium 版、x64 版) |
Kernel Memory Space Analyzer はカーネルダンプを解析するためのツールです。Kernel Memory Space Analyzer は Windows カーネル内の主要なデータアイテムの状態と関連性を閲覧する機能を提供するともに、解析したデータアイテムに異常な状態がある場合にこれを検知し報告します。また、システムのハングアップやスローダウンの原因となりうるリソースのデッドロックや待ち状態の連鎖などのシステム内の異常な状態を解析し、問題要因の可能性を報告します。通常システムダウンやハングが発生した場合、システム管理者はサポート技術者にダンプファイルの解析を依頼します。このツールを使うことににより、これまでエンジニアの手作業による解析では発見が困難だった問題も見つけ出すことが容易になります。従来、カーネルダンプファイルの解析には非常に深いレベルでの Windows カーネルの構造に対する理解を必要としましたが、このツールを使うことにより、解析者がカーネルダンプファイルからシステムの状態を把握することを容易にします。
Microsoft Support Professionals Toolkit for Windows のそれぞれのツールはダウンロードセンターからダウンロードできます。それぞれ英語版のみが提供されます。
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Microsoft Support Professionals Toolkit for Windows を開発した共同開発プロジェクトは、ミッションクリティカルな環境で使用されるシステムに対して非常に高いレベルのサポートを期待される日本の顧客のニーズに応えるため、マイクロソフト調布技術センターを開発拠点として 1998 年に発足以来、毎年新しいテーマに取り組みながらパートナーとの共同開発を継続してきました。プロジェクト参加パートナーには Toolkit Version 8.1 の Enterprise Edition が配布され、マイクロソフトおよび参加パートナーから提供されるサポート サービスで活用、また参加パートナーの製品に組み込まれる形でも Toolkit Version 8.1 は提供されます。8 期目となる Phase 8 プロジェクトには以下の各社からご参加をいただいています。(五十音順)
| • | 株式会社東芝 |
| • | 株式会社 NTT データ |
| • | 株式会社日立製作所 |
| • | 日本ユニシス株式会社 |
| • | 富士通株式会社 |
| • | ツールを利用する前に、パッケージに含まれるリリースノート、ヘルプドキュメント、および Software License Terms を必ず読んでください。ツールをご利用の前に Software License Terms に同意していただく必要があります。ドキュメント類はパッケージを展開したフォルダにある、readme.htm (リリースノート) から参照できます。 |
| • | これらのツールは無償で提供されるもので、マイクロソフトによるサポートは行なわれません。 |
| • | ツールに関するフィードバックは wtinput@microsoft.com までお送りください。* ただし、いただいたメールに対する返信は約束できないことをご了承ください。 |