研究によれば、すべてのデータ消失の 3 分 の 1 以上は、主に偶発的なファイルの削除や変更など人間による誤操作が原因です。平均的な企業であれば中小企業でも大企業でもデータの消失により不便な状況が生じ、場合によっては日常の業務に深刻な影響を及ぼすこともあります。
Microsoft Windows Server 2003 には、偶発的なデータの消失の防止に役立つ共有フォルダのシャドウ コピーが含まれています。共有フォルダのシャドウ コピーを使用すれば、事前に設定した時間間隔でネットワーク ファイル共有に保存されたファイルまたはフォルダのシャドウ コピーが作成されるのでデータ消失の影響を最小限に抑えることができます。本質的には、シャドウ コピーは、ある時点でのファイルまたはフォルダの以前のバージョンです。
このホワイト ペーパーは、IT アーキテクトおよびシステム管理者を対象にしており、共有フォルダのシャドウ コピーの機能、シャドウ コピー戦略の設計方法の基礎、およびサーバーとクライアントの両方で共有フォルダのシャドウ コピーをセットアップおよび使用するための基本的な手順について説明します。
| • | クライアントの使用シナリオ |
| • | 共有フォルダのシャドウ コピーで何ができるのか |
| • | IT の使用シナリオ |
| • | サーバーに対するセットアップ |
| • | シャドウ コピーのしくみ |
| • | シャドウ コピー戦略の設計 |
| • | クライアントに対するセットアップ |