Active Directory を導入する 11 の魅力

クライアント コンピュータの一括制御で管理を効率化

公開日: 2004年5月10日

クライアント コンピュータの台数が増えると、アプリケーションのインストール作業をはじめ、ユーザーへのトラブル シューティングなど、管理者の作業は増加する一方です。また、部署ごとに異なるデスクトップ環境の構成やアプリケーションの配布を 1 台ずつ手作業で行うと管理コストを増大させることになります。

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ユーザーとクライアント コンピュータの集中管理で TCO を削減

Active Directory では、グループ ポリシーを使って多数のクライアント コンピュータを集中管理できます。たとえば、特定のデスクトップ構成を適用する際にもグループ ポリシーを使えば、多数のコンピュータに対して一括で適用できます。また、ドメイン全体や OU(組織単位)ごとにグループ ポリシーを定義できるため、部署や部門ごとに異なるデスクトップを構成したり、セキュリティを適用したりすることも可能です。

膨大な数のクライアント コンピュータの一括制御と自動的な適用によって、管理負荷とコストの削減が実現されます。

ユーザーとクライアント コンピュータの集中管理で TCO を削減

ユーザー データの一元管理で PC に左右されない環境を提供

グループ ポリシーでは、各クライアント コンピュータのマイ ドキュメントに保存されたファイルをサーバー上のフォルダにリダイレクトできます。これにより、ユーザーはどのコンピュータからログオンしても、マイ ドキュメントに保存したファイルを利用できるようになります。また、オフライン フォルダを活用すれば、ネットワークから切り離された外出先でも、マイ ドキュメントに保存したファイルを使えるため、使用するコンピュータや場所に左右されることなく、業務を進めることが可能になります。

リダイレクトによってファイルをサーバー上に集約することで、バックアップの実行を一元管理できるため、安全性を向上できるメリットも得られます。

ユーザー データの一元管理で PC に左右されない環境を提供

ユーザーとコンピュータの構成管理でトラブルを防止

グループ ポリシーでは、OU(組織単位)を使ってユーザーやコンピュータの構成を詳細に制御できます。たとえば、営業部ではコントロール パネルを非表示にしたり、実行できるアプリケーションを制限したりすることで、ユーザー側の設定ミスや管理者の意図しないアプリケーションによるトラブルを防ぐことができます。また、特定部署のユーザー アカウントに対して、デスクトップ構成を定義することで、利用するクライアント コンピュータに関係なく、常に同じ環境で業務を行えるようになります。

ユーザーとコンピュータの構成管理でトラブルを防止

アプリケーションの配布を効率化

各部署が使用するアプリケーションをグループ ポリシーで定義しておけば、多数のクライアント コンピュータへの配布を自動化できます。ユーザー アカウント単位で必要なアプリケーションを指定すれば、他の部署のコンピュータからログオンしても、必要なアプリケーションをインストールすることができます。もし、操作ミスでアプリケーションを削除してしまった場合でも、ログオンし直した時に再インストールできるため、アプリケーションの管理に伴う負荷が軽減されます。

アプリケーションの配布を効率化

グループ ポリシーの管理と展開を容易にする管理コンソール

グループ ポリシー管理コンソール(GPMC)は、グループ ポリシーの管理と運用を支援する管理コンソールです。GPMC により、グループ ポリシーの作成と編集、管理と展開に伴う操作を単一の管理コンソールから実行できるため、グループ ポリシーの利用が容易になります。なお、GPMC は、Windows Server 2003 および Windows 2000 Server の Active Directory で利用できます。

グループ ポリシーの管理と展開を容易にする管理コンソール

特長

GPO の検索
ドメインに存在する GPO の表示名や GUID、リンクされていない GPO、リンクされている GPO などの検索が可能。

GPO のバックアップと復元
GPO のバックアップと復元、インポートやコピーなどの操作が可能。フォレスト間での GPO 転送にも対応し、グループ ポリシーの作成と展開が容易になります。

セキュリティグループと WMI によるフィルタ処理
セキュリティ グループと WMI で、グループ ポリシーの適用対象を指定できます。Windows XP なら、CPU、メモリ、ディスク領域、ファイル システムなどを基に適用対象をフィルタ処理できます。

複数のフォレストへの対応
信頼関係のあるフォレストをコンソール内に表示し、管理操作を実行できるため、複数フォレストの集中管理が可能。

スクリプトへの対応
グループ ポリシーの操作をスクリプト化できるインターフェイスにより、コマンド ラインからの管理にも対応。


関連情報

Active Directory は、ご紹介した以外にも Windows Server System と組み合わせた様々なビジネス ソリューションを展開できます。また、Windows Server 2003 の Active Directory では、部門単位からの導入が可能になったため、複雑な組織間の調整を考えることなく、展開が行えます。


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