社内のクライアント コンピュータやサーバーの台数が多くなるほど、その管理には多大な時間とコストが必要になります。また、ハードウェア構成やアプリケーション設定が部署ごとに異なり、しかも各地に点在している企業の場合、セキュリティ修正プログラムのダウンロードから適用テスト、そして適切なクライアント コンピュータへの配布までに多くの手間と時間が必要となります。緊急を要するセキュリティ修正プログラムの展開に時間がかかってしまうと、ウイルスの侵入を防ぐことができなくなるかもしれません。
Microsoft Systems Management Server (SMS) 2003 は、修正プログラムの配布に加えて、各地の拠点までを含んだ全社的なコンピュータの集中管理と、きめの細かいソフトウェアの配布ソリューションを導入したい企業に最適です。 SMS 2003 により、モバイル環境までを含めた多様なクライアントの構成管理、そして修正プログラムやその他の多様なソフトウェアの展開を容易にします。 クライアント構成情報の把握と一元管理SMS 2003 では、ハードウェアとソフトウェアのインベントリを収集できるため、点在するクライアントの構成情報を的確に把握できます。蓄積したインベントリは、セキュリティ修正プログラムなどのソフトウェアの配布をはじめ、構成情報を使った効率的なヘルプデスクの提供、あるいは使用状況に基づく IT 資産の見直しなどに広く活用できます。 また、最新の修正プログラムの適用状況だけではなく、適用されていないクライアントの情報も抽出できるため、セキュリティ上の問題をすばやく解決できるようになります。
高度な分析とレポーティングで IT 資産を効果的に管理収集したインベントリ情報を基に機器台帳を作成し、クライアントやネットワーク上の各種デバイス、あるいはソフトウェアの使用状況の分析に役立てることが可能です。何がどのように利用されているかを把握できることで、ハードウェアのリース費用やソフトウェアのライセンス費用の削減、あるいはあまり利用されていない機器を撤廃するなど、適切な IT 資産の管理が可能になります。
パッチとソフトウェアの柔軟で効率的な配布を実現SMS 2003 は、複数の拠点に分散する複雑な企業構造にも対応し、モバイル機器からハイエンド サーバーまでのあらゆる機器に対するソフトウェア配布ソリューションを提供します。ソフトウェアは、指定したスケジュール、インストールの強制、配布対象のターゲッティング、ユーザー側での任意インストールなどと、企業ニーズや組織構造に応じた柔軟な配布に対応します。また、配布対象のグループ化によるスケジュールの制御、圧縮や差分を使った通信量の削減など、大域幅の狭い WAN 環境でも負荷を分散して効率のよい配布を実現します。
Active Directory との連携による運用コストの削減とセキュリティの強化SMS 2003 は、Active Directory に格納されている企業情報を活用することで、企業構造に応じたクライアント管理とソフトの効率的な配布を実現します。たとえば、SBS 2003 は Active Directory に登録されているコンピュータを検索し、その情報を基にクライアント ツールを配布して自身の管理対象にします。あるいは、ユーザーやグループを検索して、ソフトウェアを配布する際のターゲッティング情報として利用します。また、SMS 2003 ではActive Directory の既存のユーザー アカウントを使用できるため、特別なアカウントを作成する必要がなく、セキュリティ攻撃のポイントを増加させることはありません。 関連情報Active Directory は、ご紹介した以外にも Windows Server System と組み合わせた様々なビジネス ソリューションを展開できます。また、Windows Server 2003 の Active Directory では、部門単位からの導入が可能になったため、複雑な組織間の調整を考えることなく、展開が行えます。
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