Active Directory を導入する 11 の魅力

コミュニケーションを広げる IP Phone のディレクトリとして活用

公開日: 2004年5月10日

電話や FAX、そして電子メールは日々の業務を進める上で重要な役割を果たしてきました。しかし、これらは異なる仕組みを持ち、異なる形として管理されているため、それぞれが分断された情報として蓄積されています。異なる形で保管され、相互に活用することが困難な現在のコミュニケーション環境では、情報の一貫性を得ることができず、蓄積された各情報を結びつけながら活用することができません。

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Active Directory を中心とする新しい IP ベースのコミュニケーション環境

Active Directory を IP Phone などのディレクトリとして活用することで、電話や FAX、そして電子メールなど、従来別々に管理されていたコミュニケーション情報の統合管理が可能になります。

IP Phone は従来の PBX で管理される電話システムと異なり、電話番号や内線番号を IP アドレスで管理します。これにより、他のネットワーク リソースとともに Active Directory による電話番号の一元管理が可能になります。Active Directory はインターネット標準である LDAP (Lightweight Directory Access Protocol) に準拠するディレクトリ サービスであるため、LDAP 対応のクライアントから Active Directory にアクセスしてユーザー名や所属を手がかりに電話番号を検索できるようになります。

Active Directory を中心とする新しい IP ベースのコミュニケーション環境

ネットワークに接続できればいつでも、どこでもコミュニケーションがスタート

ある企業が自社の現状を調査したところ、電話の取り次ぎによる業務の中断時間は、1 回あたり平均 4 分で、126 名のスタッフ全員の年間合計では 9,196 時間という驚くべき数字が報告されました。

こうした電話の取り次ぎは、ユーザーの思考を中断させることになり、業務効率や生産性へ大きな影響を与えることになります。また、社内電話の取り次ぎの場合、電話をかけた方も必要なタイミングで必要な情報を得られないことになり、企業全体の損失時間は無視できないものとなります。IP Phone を使ったコミュニケーション環境なら、拠点や自宅、モバイル環境とネットワークに接続できるあらゆる場所から電話、FAX、電子メール使ったコミュニケーションを行えるようになります。

たとえば、コンピュータ上で動作する電話ソフトウェアやワイヤレス LAN 環境を活用すれば、会議室や休憩所でも自分宛の電話を受けられます。電話に残されたメッセージをボイス メールとして転送すれば、電子メールで確認できるので、電話の取り次ぎによる業務上のロスを大幅に削減できます。

ネットワークに接続できればいつでも、どこでもコミュニケーションがスタート

相手の状況を把握できる新たなコミュニケーションのステップへ

電話では発信者が一方的にコミュニケーションを開始するため、相手が外出中や取り込み中に電話してしまい、コミュニケーションのロスやミスを発生しやすくなります。

Microsoft Office Live Communications Server 2003 (LCS 2003) を使ったコミュニケーションの場合、プレゼンス情報 (在籍情報) を確認してからコミュニケーションを開始できます。オンライン中であれば、インスタント メッセージングによる文字ベースの会話を開始することも、音声やビデオによるコミュニケーションを行うこともできます。電話中や外出中の場合は、電子メールやボイス メールを送信して用件を伝えることができるため、適切で効率的なコミュニケーションが可能になります。

さらに、LCS 2003 と統合された Microsoft Office System では、電子メールから送信者のプレゼンス情報を確認することも、共有ドキュメントの作成者のプレゼンスを確認することも可能です。

コミュニケーション情報の活用と一元管理が可能

Exchange Server 2003 のパブリック フォルダを活用することで、電子メールやボイス メール、FAX、ビデオ メールなど、あらゆるコミュニケーション情報を集約して一元的に管理できます。標準クライアントである Outlook 2003 を使えば、パブリック フォルダ内の電子メールやボイス メール、FAX、そしてビデオ メールにも、単一のインターフェイスからアクセスできるため、ツールを使い分ける必要がなくなります。これにより、今まで分断されていたコミュニケーション情報を統合された情報としてビジネスに活用できるようになります。

コミュニケーション情報の活用と一元管理が可能

組織構造に応じた変更と管理が容易

従来の PBX を使った電話システムでは設定変更が複雑で、移設時には専門の会社によるサポートが必要でした。ビジネス ニーズに応じた組織構造の変更や人事異動が頻繁に行われる現在では、PBX の設定変更に多大なコストを費やすことになります。

IP Phone を使った環境の場合、ユーザー アカウントと電子メール、そして紐付けされた電話番号を Active Directory で集中管理できます。ディレクトリの統合により、Active Directory の情報を変更するだけで電子メールや電話番号の変更を反映できるため、管理業務を効率化してコストを大幅に削減できます。また、人事システムで管理されるユーザー情報と Active Directory を連携させることで、組織構造の変更や人事異動にもすばやく対処できるようになります。

組織構造に応じた変更と管理が容易


関連情報

Active Directory は、ご紹介した以外にも Windows Server System と組み合わせた様々なビジネス ソリューションを展開できます。また、Windows Server 2003 の Active Directory では、部門単位からの導入が可能になったため、複雑な組織間の調整を考えることなく、展開が行えます。


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