Windows Server 2008 クライアント アクセス ライセンス (CAL) 概要

最終更新日: 2009年12月2日
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クライアント アクセス ライセンス

マイクロソフトでは、Windows Server 2008 ファミリ製品のライセンスに関して、自由度が高く費用効率に優れたライセンス オプションを提供しています。Windows Server 2003 R2 のライセンス モデルと同様に、インストールされているサーバー ソフトウェアの各コピーに対して 1 つの Windows Server ライセンスが必要です。

Windows Server ライセンスに加えて、サーバー ソフトウェアにアクセスするかユーザーまたはデバイスごとに Windows Server 2008 クライアント アクセス ライセンス (CAL) が必要です。

クライアント アクセス ライセンスの要件

Windows Server 2008 では、サーバー ソフトウェアにアクセスするか、サーバー ソフトウェアを使用する、ユーザーまたはデバイスごとに Windows Server CAL が必要になります。ただし次のような場合は Windows Server CAL は必要ありません。

サーバー ソフトウェアまたは他の手段による認証や、その他の方法による個別の識別がなされることなく、インターネットを介してのみサーバー ソフトウェアのインスタンスにアクセスする場合

Windows Web Server 2008 へのアクセス

Windows Server 2008 エクスターナル コネクタ ライセンスをサーバーごとに取得している場合、サーバーソフトウェアにアクセスする「外部ユーザー」が別途 Windows Server CAL を取得する必要はありません。

管理するためのみに、サーバー ソフトウェアのインスタンスにアクセスする最大 2 台までのデバイスまたは最大 2 人までのユーザー。

Windows Server 2008 を単独で仮想化のホストとしてのみ使用している場合 (ただし、仮想 OS の Windows Server のバージョンに合った CAL が必要になります)

デバイスごと、またはユーザーごとの Windows CAL

Windows CAL は、Windows デバイス CAL と Windows ユーザー CAL の 2 種類の いずれかを選択できます。すなわちサーバーにアクセスするすべてのデバイス (任意のユーザーが使用) について Windows CAL を取得するか、サーバーに (任意のデバイスから) アクセスするすべての指定ユーザーについて Windows CAL を取得するかを選択できます。

組織のニーズに応じて、2 種類の Windows CAL のいずれかを選択して取得できます。次の例を参考にしてください。

Windows デバイス CAL は、交代制で勤務する従業員など、複数のユーザーが 1 つのデバイスを使用する企業において、最も経済的で管理も容易です。

Windows ユーザー CAL は、社内ネットワークに不特定のデバイスからアクセスするユーザーが多数存在する企業や、複数のデバイスからネットワークにアクセスする従業員がいる企業に適しています。

CALのモード

Windows デバイス CAL と Windows ユーザー CAL のいずれかのライセンスを選択した後、サーバー ソフトウェアを使用するためのオプションとして、「接続デバイス数または接続ユーザー数モード (per device or per user mode)」、または「同時使用ユーザー数モード (Per Server mode)」のいずれかのモードを選択できます。それぞれのライセンスで、いずれかのモードを選択できます。

接続デバイス数または接続ユーザー数モード (per device or per user mode)

接続デバイス数または接続ユーザー数モードの詳細は、以下のとおりです。

いずれかのサーバー上のサーバー ソフトウェアにアクセスするか、サーバー ソフトウェアを使用する、ユーザーまたはデバイスごとに (いずれかの種類の) Windows CAL が必要です。

Windows CAL は、サーバー ソフトウェアにアクセスするユーザーまたはデバイスの数だけ必要です。

このライセンス モードを選択した場合、「同時使用ユーザー数モード」への変更はできません。ただしWindows CAL を、あるデバイスから別のデバイスに、またはあるユーザーから別のユーザーに再割り当てすることは可能です。再割り当てができるのは、以下のいずれかの場合に限られます。

1 つのデバイスまたはユーザーによる使用を永久的にやめた場合

常設のデバイスが使用不可能なときに借用したデバイス、または社員が休んでいる間に働く派遣労働者が一時的に Windows CAL を使用する場合

組織内の複数のサーバーからほぼすべてのデバイスまたはユーザーにサービスを提供する分散型コンピューティング環境で Windows CAL を取得するときには、多くの場合、「接続デバイス数または接続ユーザー数モード」を選択すると最も経済的です。

「接続デバイス数または接続ユーザー数モード」は、以前のライセンス モデルで使用されていた「接続クライアント数モード」に置き換わるものです。

同時使用ユーザー数モード (per server mode)

同時使用ユーザー数モードの詳細は、以下のとおりです。

いずれかのサーバー上のサーバー ソフトウェアにアクセスするか、サーバー ソフトウェアを使用する、ユーザーまたはデバイスごとに (いずれかの種類の) Windows CAL が必要です。

Windows CAL は、特定のサーバーにインストールされたサーバー ソフトウェアに同時にアクセスするか、サーバー ソフトウェアを同時に使用する、ユーザーまたはデバイスの最大数に相当する数だけ必要です。取得する Windows CAL は、特定のサーバーのみに対して使用されます。

このライセンス モードを選択する場合、もう一つのライセンス モードである「接続デバイス数または接続ユーザー数モード」に 1 回のみ変更できます。すると、(いずれかの種類の) Windows CAL が、接続デバイス数または接続ユーザー数モードで使用されます。

アクセス要求が限られた少数のサーバーを使用するコンピューティング環境で Windows CAL を取得するときには、多くの場合、同時使用ユーザー数モードを選択すると最も経済的です。

Windows CAL