Hyper-V: Windows Server 2008 の主要機能
最終更新日: 2008年6月30日

Windows Server 2008 Hyper-V は、Windows Server 2008 の一部として提供されるハイパーバイザ ベースの仮想化機能です。Hyper-V には、マシンの仮想化をサポートするために必要となるすべてのものが含まれます。Hyper-V により、IT コストを削減し、サーバー使用率を向上させ、さらに動的な IT インフラストラクチャを実現することができます。Hyper-V では、信頼性と拡張性のある動的なプラットフォーム機能と、物理リソースおよび仮想リソースの両方を管理するための統合管理ツールの一連のセットを組み合わせることにより、優れた柔軟性が提供されます。これにより、迅速かつ動的なデータセンターの構築、および動的なシステムの自己管理が実現します。
Hyper-V は "Microsoft Hyper-V Server" として単体での提供も行われます。Microsoft Hyper-V Server では、シンプルで信頼性があり、コスト効率の良い、最適化された仮想化ソリューションが提供され、コスト削減、サーバー使用率の向上、およびサーバーの迅速な展開が実現します。お客様は、既存の管理ツールやマイクロソフトとそのパートナーからの広範なサポートと IT 技術や知識を活用しながら、容易に Hyper-V を IT 環境に導入できます。
Hyper-V 提供開始:
セキュリティ、安定性、パフォーマンス、ユーザー エクスペリエンス、構成の上位互換性、およびプログラミング モデルが強化された Microsoft Hyper-V の提供を開始いたしました。
ダウンロードはこちらから
Windows Server 2008 の Hyper-V インストール手順書 (Word 1.17 MB)
この資料では、Windows Server 2008 における Hyper-V の RTM 版 (正式版) のインストール方法と、それ以前の Hyper-V プレリリース版 (Beta、RC) からのアップグレード方法を紹介します。
【 Hyper-V ご利用に関して】
| • | ライセンスと権利について Windows Server 2008 には、プレリリース版の Hyper-V テクノロジが含まれています。
パッケージ、ボリュームライセンスおよび OEM で、Hyper-V テクノロジのプレリリース版を含む Windows Server 2008 を購入されたお客様は Hyper-V テクノロジ 正式版へのアップデート権を有します。
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| • | サポートについて OEM 版については、OEM 各社よりサポートが順次提供されます。Windows Update による、Hyper-V テクノロジ正式版へのアップデートの適用時は、必ずハードウェアおよび各種ソフトウェアの対応状況をご確認ください。対応状況は、本 Windows Server 2008 の製品サイトでも、ご案内する予定です。
尚、プレリリース版 (ベータ版、RC 版) の Hyper-V テクノロジは、マイクロソフトおよび OEM 各社のサポートの対象ではありません。
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Hyper-V TechNet フォーラム
Windows Server 2008 の Hyper-V テクノロジに関するフォーラムです。ここでは、Windows Server 2008 Hyper-V テクノロジに関する情報を閲覧したり、質問し、回答を得ることができます。

トピック
Windows Server Hyper-V のシナリオ
複数のオペレーティング システム (Windows、Linux およびその他) を単一のサーバー上に仮想化し、x64 コンピューティングの持つ能力を活用できます。シンプルでより柔軟性の高いライセンス体系により、コスト削減を含む仮想化によるすべての利点が容易に享受できるようになりました。柔軟性のある Windows Server 2008 では、変化するビジネス ニーズに合った迅速かつ動的なデータセンターを構築可能です。
Hyper-V では、サーバーの統合、ビジネスの持続性、テストと展開、および動的なデータセンターの 4 つの主要なシナリオが実現されます。またHyper-V と Microsoft System Center 管理スイートを組み合わせることにより、完全で統合されたサーバー管理ソリューションが実現されます。
| • | サーバーの統合 サーバーの統合は、仮想化テクノロジ導入の主要な要因の一つです。ビジネスには、柔軟性、信頼性、拡張性、およびセキュリティなどの競争上において有利になる利点を維持、向上させると同時に、管理を容易にし、コストを削減するという課題もあります。仮想化技術の使用により、これらの課題への対処と同様に、多くのサーバーの単一のシステムへの統合も支援されます。サーバーの統合による主な利点の一つに TCO の削減があります。TCO の削減は、ハードウェアの要件を低減するだけでなく、電力および冷房にかかるコストや管理コストの削減も含みます。さらに、サーバーの統合による利点にインフラストラクチャの最適化もあります。インフラストラクチャの最適化とは、資産活用の観点だけではなく、異なるリソース間におけるワークロードのバランスも含みます。また、サーバーの統合によるその他の利点として、IT 環境全体の柔軟性の向上や、単一の環境で 32-bit と 64-bit を自由に統合できることなどがあります。 |
| • | ビジネスの持続性と障害回復 ビジネスの持続性とは、計画されたダウンタイムと計画されていないダウンタイムの両方を最小限に抑えることです。ダウンタイムとは、メンテナンスやバックアップなどの通常業務によるダウンタイムや予想していない停止によるダウンタイムの双方が考えられます。Hyper-V には、システム実行中のバックアップや迅速な移行などのビジネス持続性のための強力な機能が含まれ、ビジネスが求める厳しい復元までの時間や応答時間のニーズに対応します。 障害回復はビジネス持続性の主要な要件のひとつです。自然災害、悪意のある攻撃、またはソフトウェアの競合のような単純な設定の問題であっても、管理者が問題を解決し、バックアップ データを復元するまで、サービスやアプリケーションに不具合を生じさせる可能性があります。Windows Server 2008 のクラスタ機能を活用すると、Hyper-V では、IT 環境内と地理的に分散したクラスタ機能を使用するデータセンター間において障害回復のサポートが提供されます。迅速に障害とビジネスを復旧することで、データの紛失を最小限に抑えられるようになります。 |
| • | テストと開発 仮想マシンを使用して、開発スタッフは、安全に実際の物理サーバーと物理クライアントの運用に非常に近い環境で、さまざまなシナリオのテストができます。Hyper-V により、開発用ハードウェアの最大活用、コスト削減、ライフサイクル管理の向上、さらにテスト範囲の拡張が可能になります。Hyper-V では、広範囲のゲスト OS のサポートと、チェックポイント機能を含む、テスト環境と開発環境に優れたプラットフォームが提供されます。 |
| • | 動的データセンター Microsoft System Center などの既存のシステム管理ソリューションと Hyper-V を組み合わせると、自己管理型動的システムと運用の機敏性を提供するデータセンターの実現が可能にされます。柔軟なリソース制御、および迅速な移行などの機能により、問題を解決するだけでなく、増え続ける要求に対応できる柔軟かつ動的な IT 環境を構築することができます。 |
Windows Server Hyper-V の主な機能
Windows Server 2008 の次世代ハイパーバイザ ベースの仮想化テクノロジである Hyper-V では、仮想化に関する多くのビジネスの課題への取り組みが支援されます。Hyper-V により、同じ業界標準のツールを利用して、すべてのハードウェアを有効活用し、複数のオペレーティング システムを実行し、仮想リソースと物理リソースの両方を管理する仮想マシンが構築できるようになりました。
Hyper-V には次の主な機能があります。
| • | 新しいアーキテクチャと改善されたアーキテクチャ: 新しい 64 ビット ハイパーバイザ アーキテクチャにより、広範なデバイス サポートが可能になり、またパフォーマンスとセキュリティが向上しました。 |
| • | 広範な OS のサポート: Windows や Linux など異なるサーバー プラットフォーム間で 32-bit や 64-bit を含む異なるタイプのオペレーティング システムの同時実行の広範なサポート。 |
| • | SMP サポート: 仮想マシン環境における最大 4 つのマルチ プロセッサ (SMP) のサポート機能により、仮想マシンのマルチ スレッド アプリケーションによる利点を享受できます。 |
| • | メモリのサポート: 仮想マシンごとの大規模なメモリ割り当てのサポートにより、ほとんどのワークロードを仮想化できるようになり、Hyper-V は大企業から中小規模企業において理想的なプラットフォームになりました。 |
| • | ストレージ アクセスの向上: SAN 用ディスク アクセスと広範なサポートおよび社内のディスク アクセスにより、Hyper-V では、ストレージ環境の最適な構成と活用において優れた柔軟性が提供されます。 |
| • | 新しいハードウェア共有アーキテクチャ: 新しい仮想サービス プロバイダ/仮想サービス クライアント (VSP/VSC) アーキテクチャにより、Hyper-V では、アクセスやディスク、ネットワーク、ビデオなどの主要リソースの活用が実現されます。 |
| • | 迅速な移行: Hyper-V では、Windows Server と System Center 管理ツールの親和性の高い高可用性機能により、実行中の仮想マシンをひとつの物理ホスト システムから別のホスト システムへ最低限のダウンタイムで迅速に移行できます。 |
| • | Linux 統合コンポーネント: SUSE Linux Enterprise Server 10 SP1 x86 Edition および x64 Edition に対して、ベータ版の Linux 統合コンポーネントを使用できます。これらの統合コンポーネントにより、Xen 対応の Linux を使用でき、VSP/VSC アーキテクチャの利点を享受し、パフォーマンスが向上されます。ベータ版 Linux 統合コンポーネントは connect.microsoft.com より、すぐにダウンロードしてご利用いただけます。 |
| • | 仮想マシンのスナップショット: Hyper-V では、実行中の仮想マシンのスナップショットが取れます。これにより、容易に以前の状態に復元できるようになり、バックアップ性と復元性が向上しました。 |
| • | 拡張性: ホスト レベルの複数のプロセッサとコアのサポート、および仮想マシン内のメモリ アクセスの向上により、仮想環境を拡張し、ホスト内の多くのマシンをサポートできるようになり、複数のホスト間の拡張性を維持しながら、継続して迅速な移行が行えるようになりました。 |
| • | 拡張可能: Hyper-V の標準ベースの Windows Management Instrumentation (WMI) インターフェイスと API により、独立系ソフトウェア ベンダや開発者は仮想化プラットフォーム用にカスタムのツールやユーティリティの構築および機能強化を迅速に行えるようになりました。 |
関連リンク
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