パソコンをもっと強化しよう

最終更新日: 2002年2月4日

文責 :Jerry Honeycutt

Charlie Russel

今週のコラムは、過去数回のコラムで話してきた新しいファミリ PC で書いています。もちろん、このコンピュータ上で Windows XP も快適に動作しています。すばらしいことです。高速なチップセットとメモリを装備した高速なコンピュータ上で動作する Windows XP は、楽しみを提供してくれます。予算があれば、是非試してみてください。

私は、以前説明した計画を多少変更しました。モニタを変更したのです。そのほか、アダプタとメインボードも変更しました。その理由をこれから詳しく説明します。

Windows XP は、低速なコンピュータでも快適に動作します。私は、低速なプロセッサを搭載したデスクトップコンピュータを 2 台所有していますが、メモリを数本追加すると、問題なく使えました。どちらも正常に動作しています。

問題発生

私の計画は全面的に行き詰りました。それは、図 1 に示したすべてを、動作するコンピュータの納得できる複製にすることでした。

Everything you need
図 1

先に述べたように、私は計画のうち数点を変更しました。まず、予定より早く VisionTek Xtasy 9800 pro を試すことにしました。密で良質な表示が可能なディスプレイアダプタを別にしても、これには驚かされました。すべてのゲームを試したわけではありませんが、普段プレイしているゲーム (Asheron’s Call (英語情報)) で大きな違いを実感できました。唯一の欠点は、Windows XP に組み込んだ NVIDIA ドライバが、このアダプタで動作しなかったことです。これについては、後で詳細を説明します。

もうひとつ大きく変更したのは、フラットパネルモニタの選択です。私は、ViewSonic モニタを購入しましたが、多少デッドピクセルが生じました。業界では約 5 ピクセルの欠陥が許容されていることはわかっていますが、私は何事にも妥協できませんでした。最終的に設置したモニタは、NEC LCD1700 M+ (英語情報) です。このモニタでは、画面のスペースが増え、仕様も妥当なものでしたが、デジタル入力は備えていません。ただ当分はこれで十分ですし、デッドピクセルもありません。

私が行った最後の変更は、図 2 に示した Intel D850MV メインボードの採用です。本来、私は価格の高い RDRAM を使用しているので、Intel 850 チップセットを敬遠していました。しかし、価格が下がり、納得できる価格で 512 MB の RDRAM を購入できるとあっては、それを避ける理由はありません。このチップセットは、より安価な DDR SDRAM を使用した Intel 845 チップセットより、一貫して高いベンチマーク評価を達成しています。このメインボードは、ビルトインオーディオ (私は使用していません) とビルトインネットワークインターフェイスカード (NIC) を備えています。NIC は PXE をサポートしており、NIC を購入する必要がない点を考慮すれば、このメインボードに要した 50 ドルの追加分には価値があります。

Intel D850MV
図 2

満足のいくデバイスドライバ

私が選択した 2 つのデバイス、ディスプレイアダプタと SoundBlaster Audigy は新しすぎて、Windows XP をネイティブ サポートしていません。つまり、ドライバが必要です。新しい PC をテストする一方、私は両方のデバイスの付属ドライバをインストールしました。いずれも正常に動作しましたが、これは、私が望む Windows XP のインストール方法ではありません。ドライバを後でインストールするのではなく、Windows XP で最初にきちんと認識されるようにしたかったのです。

この問題を解決するため、Windows XP 用の応答ファイルを構築しました。応答ファイルは、セットアッププログラムにデバイスドライバを含むフォルダを示します。これを実行する方法は、A Basic Box Can Rock で説明しています。Windows XP の CD から i386 フォルダをネットワークにコピーします。次に、$OEM$¥$$¥Drivers という名前のサブフォルダを i386 に作成し、そこに Xtasy 6964 と Audigy 用のデバイスドライバを格納しました。注意することは、.inf や.cat、およびその他のデバイスで必要なファイルのみをコピーすることです。セットアッププログラムなどはコピーしません。不審に思うのなら、[SourceDisksFiles] という名前のセクションにある .inf ファイルを確認してください。これには、デバイスドライバで必要なすべてのファイルが一覧表示されています。最後に、私は Unattend.txt という名前の応答ファイルを作成し、i386 フォルダを含むフォルダから以下のコマンドを実行し、Windows XP をインストールしました。 i386¥innt /s:i386 /u:unattend.txt

[Unattended]
DriverSigningPolicy=Ignore
OemPnPDriversPath=¥Windows¥Drivers
OemPreinstall=Yes

以下は、デバイスドライバをインストールする応答ファイルの一部です(各プロパティの詳細については、A Basic Box Can Rock を参照してください)。

失敗からの教訓

私は、全体を通じて 3 時間以内でこのコンピュータを組み立てました。最終的な完成品を、図 3 に示します。

I put this computer together in three hours
図 3

少し急ぎすぎて、途中でいくつか小さなミスをしました。皆さんは、私と同じ失敗を繰り返さないでください。

最初に、あまり深く考えずに、DVD-ROM、CD-RW、ハードディスクを接続しました。メインボードは、2 基の IDE チャネルを備えており、それぞれのチャネルに 2 台のドライブを接続できます。1 台のドライブがマスタで、もう一方がスレーブです。私は、プライマリチャネルにハードディスクを設置し、マスタとして設定しました。セカンダリチャネルには DVD-ROM を設置し、マスタとして設定し、CD-RW をスレーブとして設定しました。問題は DVD-ROM と CD-RW を同じチャネルに設置したことで、CD のコピーの処理中にエラーが多発してしまいました。そこで、CD をコピーできるように、CD-RW をプライマリチャネルに移動しました。固有のチャネルに CD-RW を設置し、DVD-ROM をプライマリチャネル上のハードディスクのスレーブにしたかったのですが、スペースが狭いこととケーブルが短いことが問題となり、実現できませんでした。この問題は、私がすぐに解決できる問題です。

もうひとつの失敗は、本当にくだらないものでした。このディスプレイアダプタは、AGP スロットのカードを固定するリテンションメカニズムをサポートしています。私は不注意にも、リテンションメカニズムを前後逆に取り付けてしまいました。今は笑っているかもしれませんが、いつか皆さんにも起こる可能性があります。これは、一度取り付けたら、不可能ではないものの取り外すのが困難です。私は、2 枚の紙を折って厚くし、一方を AGP スロットの左下に、もう一方を右下に押し込みました。これで、メインボードに少しの損傷も与えることなく、AGP スロットのリテンションメカニズムを何とか取り外しました。

Windows XP のすばらしさ

新しいファミリ PC 上で、Windows XP は驚くほど快適に動作しています。1.8-GHz プロセッサ、512 MB の RDRAM、および Intel 850 チップセットで、これを実現できるのです。しかも費用は、予想していた約 2,000 ドルよりも少なく済みました。

Windows XP のメニューは、単にポップアップするだけでなく、瞬時に開きます。ファイルも即座に開きます。マウスを使わなくても、プログラムが起動され、それに応じたウィンドウが開きます。今では、このコンピュータに本当に愛着を感じています。

しかし、悲しいかな、私は次のプロジェクトへ気持ちを切り替えなければなりません。皆さんに、小売店で購入できる低価格なコンピュータを Windows XP を強力に実行するコンピュータに変身させる方法を紹介するつもりです。また、安価なコンポーネントの入手方法もご紹介します。

Jerry Honeycutt は、著作家であり、講演も行い、テクノロジストとして、Introducing Microsoft Windows 2000 Professional (Microsoft Press1999) をはじめ、25 冊を超える著作を著しています。彼はまた、さまざまなオンラインパブリケーションのコラムニストでもあります。


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