リモート デスクトップ ウェブ接続

最終更新日: 2003年3月19日
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文責 :Charlie Russel

Charlie Russel

リモート デスクトップ Web 接続を使うと、現在使用しているコンピュータ (クライアント コンピュータ) にリモート デスクトップのクライアントソフトウェアをインストールしていなくても、自分の Windows XP Professional リモートデスクトップに接続することが簡単にできます。自宅や旅先からリモート デスクトップ Web 接続を使用する前に、リモート コンピュータ上でリモートデスクトップを設定する必要があります。作業手順については、私が以前書いたコラム、リモートデスクトップのチューニングを参照してください。

リモート デスクトップ Web 接続のインストール

リモート デスクトップ Web 接続は、既定では Windows XP Professional にインストールされないため、ユーザーは自分でリモート コンピュータに追加する必要があります。またそのためには、インターネット インフォメーション サービス (IIS) をリモート デスクトップで有効にすることも必要です。自分の PC にリモート デスクトップ Web 接続コンポーネントをインストールし、ISS を有効にするには、Windows XP Professional CD を使って以下の手順を実行します。

1.

[コントロール パネル] の [プログラムの追加と削除] を開きます。

2.

[Windows コンポーネントの追加と削除] をクリックして、Windows コンポーネントの一覧を表示します。

3.

[インターネット インフォメーション サービス] をクリックし、[詳細] ボタンをクリックします。

4.

[WWW (World Wide Web) サービス] をクリックした後 [詳細] ボタンをクリックすると、図 1 に示す [WWW (World Wide Web) サービス] ダイアログ ボックスが開きます。

World Wide Web Service dialog box

5.

[リモート デスクトップ Web 接続] チェック ボックスをオンにして、[OK] をクリックしたら、ウィザードの指示に従って作業します。途中、オリジナル CD を挿入するように求められるため、オリジナル CD を用意してください。

リモート デスクトップへの接続

インストールが終了すると、Internet Explorer 4.0 以降を実行しているコンピュータを使用して Windows XP Professional のホスト PC に接続できるようになります。この場合、接続を実行するコンピュータにリモート デスクトップ クライアント ソフトウェアをインストールしておく必要はありません。接続する場合は以下の手順を実行します。

1.

Internet Explorer を起動し、[アドレス] フィールドに http://machinename/tsweb と入力します。ただし、machinename は Windows XP Professional ベースのユーザー用のコンピュータに対する WINS または DNS で解決された PC 名です。図 2 に示すような Web ページが表示されます。

Remote Desktop Web Connection

2.

このページを使って、自分の Windows XP Professional ベースのワークステーションに接続したり、リモート デスクトップをインストールした、ネットワーク上のコンピュータに接続したりできます。ターミナル サービス (リモート デスクトップ用の基本プロトコル) を実行し、ネットワーク上の他のコンピュータへのゲートウェイとして、自分の Windows XP コンピュータを使うことができるのです。ネットワーク上の他のコンピュータがリモート デスクトップ Web 接続を実行していなくても構いません。リモート デスクトップ Web 接続を使って Windows 2000 Advanced Server にログオンする例を、図3 に示します。

Logging on to a Windows 2000 Advanced Server using a Remote Desktop Web Connection

3.

ユーザーのリモート デスクトップ サーバーへのオリジナル接続にログオン情報を含める場合は、[この接続のログオン情報を送信] チェック ボックスをオンします。ユーザー名とドメイン名を入力する新しいフィールドが 2 つ開きます。

プロキシ/ファイアウォールの問題

リモート デスクトップ サーバーへの接続方法にかかわらず、ユーザーのクライアントまたはサーバーがファイアウォールまたはプロキシ サーバーによって保護されている場合、必須ポート 3389 を開いてリモート デスクトップ接続機能を有効にしない限り、接続することはできません。

注意 ここで言うサーバーとは、実際にリモート デスクトップ セッションを実行しているコンピュータのことです。これはリモート デスクトップ サービスを実行している Windows XP Professional ベースのコンピュータである場合もあれば、ターミナル サービスを実行している Microsoft Windows NT/2000 Server や Citrix を実行している Windows NT 3.5 ベースのコンピュータである場合もあります。

Windows XP に含まれているインターネット接続ファイアウォール (ICF) を使えば、リモート デスクトップ ポートを簡単に開くことができます。なんと、ポート番号を覚える必要さえありません。ただし、ネットワークで他のファイアウォールが動作している場合は、ネットワーク管理者と相談して、そのファイルウォールに関する詳細を選別する必要があります。ICF の場合、手順は簡単です。

1.

[スタート] をクリックして [接続] をポイントした後、[すべての接続の表示] をクリックします。インターネットへの接続に使用する接続を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。

2.

[詳細設定] タブをクリックし、[インターネットからのこのコンピュータへのアクセスを制限したり防いだりして、コンピュータとネットワークを保護する] チェック ボックスをオンにします。

3.

[設定] ボタンをクリックし、サービスの下の [リモート デスクトップ] チェック ボックスをオンにします。[OK] を数回クリックすると、設定終了です。

リモート デスクトップ Web 接続とは、自宅からでも旅先からでも、オフィス コンピュータのデータと機能をすべて使って作業することができるということです。自分の Internet Explorer にリモート デスクトップをお気に入りとして追加すれば、より簡単に作業を始めることができます。

Charlie Russel は現在、Windows UNIX ネットワークを組み合わせたシステムを専門とする情報技術顧問をしています。また同氏は、Running Microsoft Windows NT Server 4.0Microsoft Windows 2000 Server Administrator’s Companion (Sharon Crawford共著)、および SCO OpenServer: the Windows Network Solution (Linda Gaus 共著) の執筆もしています。


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