窓職人コラム No.016
大和 哲「Windows XP と W-ZERO 3 で仕事力アップ! モバイル生活はここまで進化する」
Windows Mobile 5.0 を搭載した スマート フォン W-ZERO3 が話題になっている。W-ZERO3 は Windows XP と連動して使うことでこそ、その良さが活きてくる。今回はこの W-ZERO3 を活用して、仕事力をアップする方法をみてみよう。
プロフィール


大和 哲 / ライター
携帯電話やインターネット セキュリティを専門分野とし、PC、ケータイ雑誌や書籍で活躍するライター。難しい技術や用語を、わかりやすく、語りかけるように解説するその文章には定評がある。著書に『W-ZERO3 PERFECT GUIDE』(共著・ソフトバンク クリエイティブ刊) などがあり、インプレス ケータイ Watch「ケータイ用語の基礎知識」の筆者としても知られる。普段は仕事に飛び回りながらも子供を愛する、こぼんのうパパである。


Windows とケータイの"良いとこ取り"それが W-ZERO3 だ

多忙なビジネスマンにとって、社内外を問わず仕事効率の向上は至上命題。しかし、最高の効率化ツールである PC は、その大きさ、重さ、バッテリ持ちの問題などのためにどこにでも持っていけるというわけではない。その点、携帯電話ならどこにでも手軽に持っていくことができる。

W-ZERO3 は、Windows Mobile 5.0 搭載の携帯電話だ。ウィルコム PHS として利用でき、もちろん通話もできる。それから PHS を使ったメール、Web ブラウジングの利用、Office 文書の作成や編集なども可能。Windows Mobile 5.0 搭載だから、Windows PC との親和性もばっちりだ。

操作感覚も Windows ファミリの OS だけあり Windows XP と Windows Mobile は非常に似通っていて、携帯電話をつかっているのに、普段 PC を使っている感覚とまったく違和感がないので助かる。この点が今までのスマート フォンやビジネス ケータイと呼ばれるタイプの携帯電話と一味もふた味も違う点だろう。


W-ZERO3 は、Windows Mobile 5.0 搭載のスマート フォン。Windows らしい操作感覚で、普段からデスクトップ PC を使っているビジネスマンに薦めたい。



これが親指打ちのスタイル。慣れればデスクトップ PC のフル キーボードでのタッチ タイピング…ほどはいかなくても、それに近いスピードで打てるようになる。

W-ZERO3 に搭載されている Windows Mobile 5.0 には、Outlook でおなじみの予定表や Todo (仕事)、メールを読む機能、それに簡易版ではあるが Word や Excel も入っている。

オフィス アプリを小さなケータイで使えるのか? という疑問を持つ方もいるかもしれないが、これが結構使える。特に、W-ZERO3 のキーボードでは、両手で W-ZERO3 を ホールドして両方の親指で打つ、いわゆる「親指打ち」スタイルができるようになると、PC とそれほどそん色ないスピードで予定やメモ、議事録、出張報告くらいは書けるようになる。

慣れてくると、オフィスにいるときは、予定表などはデスクトップ PC で入れるが、外出先出張先では W-ZERO3 でガンガン入力できるようになるだろう。


メール、アドレス、予定表は Outlook と同期して常に最新に

となると、外出先で入力した予定表をどうやってデスクトップ PC のそれとシンクロさせるかが問題となるわけだが…、実は Windows Mobile を搭載している W-ZERO3 の場合は、この辺りの作業はワンタッチ。USB ケーブルで接続するだけで、W-ZERO3 と PC との間で同期をとることができる。

W-ZERO3 の付属 CD に添付されている ActiveSync というソフトをデスクトップ PC にインストールしておくと、PC に W-ZERO3 が接続されたことを自動で認識して、予定を同期させてくれるようになるのだ。

携帯電話の場合、毎晩充電はするだろうから、自宅に帰ってきたら、W-ZERO3 と PC を接続する習慣さえつけておけばその際に PC への USB ケーブルも一緒につなげるのを習慣にすればいい、出先で入れた新たな予定も、次の日には PC の Outlook の予定表に反映させておくことができるというわけだ。


ActiveSync を使えば、自動的に同期がとれる。例えば充電をする時に、USB ケーブルで W-ZERO3 を PC につなぐだけで常に最新の状態に保たれるわけだ。



W-ZERO3 で予定を入力。どこであろうと W-ZERO3 があればスケジュール管理は万全だ。



こちらが、W-ZERO3 と同期したデスクトップ PC の予定表。デスクトップ PC に接続すると、自動でシンクロされるので便利だ。


さらには、ケータイとしては最もフル活用するであろうアドレス帳。これも Outlook のアドレスと完全に同期する。せっかく取引先の連絡先を Outlook に細かく入力してしているのに、肝心のケータイは、一から手入力という人も意外に多いのではないだろうか?

その点 W-ZERO3 なら ActiveSync で同期して取り込んだアドレスをタップすれば、そのまま電話がつながる。どんなに W-ZERO3 のキーボードが優れているからといって、膨大な量の取引先のアドレスを打ち込むのは骨が折れる、こういう仕事は潔く PC に任せるべきで、PC との連携のすばらしさが骨身に染みる瞬間である。



W-ZERO3 の連絡先。W-ZERO3 で直接入力もできるが、PC で管理しておくのが手っ取り早い。



連絡先の顧客名をスタイラスでタップすれば、そのまま繋がる。


また、ビジネスマンなら、常にチェックしておきたいメール。そんなメールもついつい忙しくなってしまうと、どんどんたまっているのに、次の出先に出向かなければならない…というような羽目になることがある。こんなときこそ W-ZERO3 の携帯性が発揮されるときだ。

先述の ActiveSync のおかげで、PC に W-ZERO3 を USB ケーブルで接続しておけば、勝手に、PC に届いたメールの内容が W-ZERO3 に転送されてくる。つまり,オフィスにいるときには常に Windows PC と接続して(ついでに充電でもしておいて)、いざ外出となったら W-ZERO3 を持っていき、電車の中での空き時間にメールを読むということができる。

筆者の場合、会社に行く際に電車にのる時間が比較的長いために,とくに有意義に感じる部分なのだが、ぜひ、電車や地下鉄などにのる機会の多いビジネスマンには試してほしい。

※画像をクリックすると拡大表示します。


W-ZERO3 のメール画面。会社のメールを取り込んで確認するだけでなく、ウィルコム PHS のロング メールの送受信もできる。


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更新日: 2006 年 5 月 31 日

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