デジタル写真をラクラク管理できるのは、どっち?

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 簡単に撮影できて、すぐに写真を見ることができる手軽さが魅力のデジタルカメラ。でも、デジタルカメラが真の実力を発揮するのは、やはりパソコンと組み合わせて利用したときでしょう。画像をパソコンに取り込んでおけば、それをアルバムとして楽しんだり、印刷して楽しむことも簡単です。
 そこで、今回の対決は、デジタルカメラで撮影した画像の管理方法。Windows 98 Second Edition 搭載のパソコンと Windows XP 搭載のパソコンとでは、どちらがデジタル写真を管理しやすいかをテストしてみました。

画像の取り込みが簡単なのは、どっち?

 まずは、画像をパソコンに取り込むまでのプロセスを比較してみます。「手軽さ」という点で勝るのは、やはり Windows XP 搭載パソコンの方。デジタルカメラとパソコンをUSBケーブルで接続すると、画面に実行する動作を選択するためのウィンドウが表示されます。ここで、「コンピュータにあるフォルダに画像をコピーする」を選択すれば、「スキャナとカメラのウィザード」が起動。あとは、画面の指示に従って進めていくだけで、手軽に画像をパソコンに取り込めます。

 これに対して、Windows 98 Second Edition の場合は、デジタルカメラを接続するための準備が必要。Windows XP の場合であれば、ほとんどのデジタルカメラは、USBでつなぐだけで使えるようになるのに対して、Windows 98 Second Edition の場合はパソコンにデジタルカメラを認識させるためのドライバが必要になってきます。デジタルカメラのマニュアルを参照しながら、付属のCD-ROMなどからドライバをインストールする必要があるのです。
 さらに、Windows 98 Second Edition には画像を取り込むための機能がないので、別途、画像取り込み用のソフトウェアのインストールも必要。そのソフトの操作方法も覚えなければ、画像をパソコンに取り込むことができなのです。

◆手順もスピードも、Windows XP

 しかも、画像の取り込みにかかる時間にも大きな差があります。Windows XP 搭載パソコンは高速な USB 2.0(最大速度 480 Mbps)でデジタルカメラを接続できますが、Windows 98 Second Edition 搭載パソコンは通常 USB 1.1(最大速度 12 Mbps)での接続となります。
 取り込むまでの時間を比較してみましょう。合計 60 枚の画像を取り込むまでにかかった時間は、Windows XP搭載パソコンの 83.01 秒に対して、Windows 98 Second Edition 搭載パソコンは実に526.66秒(8分以上)。画像の取り込みにかかる時間が短いのも Windows XP 搭載パソコンの大きな魅力の1つです。
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一般的な機種ならデジタルカメラを接続するだけで認識する Windows XP。接続すれば、すぐに取り込み画面が表示されます。(クリックすると拡大します)

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Windows XP なら「スキャナとカメラのウィザード」を利用すれば、必要な画像を手軽に取り込むことができます。初心者でも安心して使えます。(クリックすると拡大します)

画像の取り込み時間
●画像の取り込みに必要な時間
USB 2.0 での接続が可能な Windows XP 搭載パソコンは、サイズが大きかったり、枚数が多い場合でも短時間で画像の取り込みが完了します。



取り込んだ画像の管理が手軽なのは?

では、パソコンに取り込んだ後、その画像を手軽に管理できるのは、Windows XP 搭載パソコンと Windows 98 Second Edition パソコンのどちらでしょう?
 結論から言えば、これも Windows XP 搭載パソコンに軍配が上がります。Windows XP では、フォルダの表示方法がいくつも用意されており、その中には画像を表示させるのにぴったりのものがあります。
 デジタルカメラから取り込んだ画像は、ほとんどの場合は「マイピクチャ」フォルダに保存されます。ここでフォルダの「表示」メニューから「写真」を選べば、フォルダの下部に保存されている画像の一覧が表示され、その上に選択した画像が大きく表示されるようになります。フォルダのウィンドウを最大化して、次々に画像を選んでいけば、まさにアルバムをめくるような感覚で、取り込んだ写真を見られるようになります。もちろん、このような表示方法は、「マイピクチャ」フォルダ以外でも設定が可能です。
 これ以外にも、Windows XP には、画像を取り扱うためのさまざまな機能が用意されています。たとえば、「マイピクチャ」フォルダの左側に表示された「タスク」の部分から、「スライドショーを表示する」をクリックすれば、フォルダに保存された画像を自動的にモニターに表示させることができます。また、画像を印刷したり、オンラインでプリントを注文することなども、手軽にできるようになっているのもうれしい機能です。

 Windows 98 Second Edition は、これほど豊富な画像管理機能を備えてはいません。「マイピクチャ」に保存した画像も、通常のアイコンでしか表示されません。選択した画像アイコンのプレビューがウィンドウの左下に表示されますが、そのプレビューのサイズも小さめです。
 もちろん、デジタルカメラによっては、画像管理ソフトが同梱されていることもあります。しかし、これを利用するにはインストール作業が必要なうえ、使い方も覚える必要があります。
 取り込みだけでなく、画像を手軽に管理できることを考えると、デジタルカメラを使う上で Windows XP は効率的だと言えるでしょう。

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Windows XP では、フォルダの表示形式の変更で、多彩な画像表示が可能。タスクなどと組み合わせることで効率的に画像を管理できます。

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プレビューはできても、あまり凝った機能が用意されていない Windows 98 Second Edition 。画像の管理には別途ソフトウェアが必要です。

デジタル画像の管理 対決の結論!

 画像の取り込みや管理は Windows XP の方が手軽で便利。画像を管理するだけなら Windows XP へのアップグレードでも対応できますが、USB 2.0 を使って高速で画像が取り込める点などを考慮すると、パソコンを買い換えた方がお得感は高いと言えるでしょう。



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