モバイルの強い味方になってくれるのはどっち?

カテゴリ TopRound 1Round 2Round 3Round 4Round 5
Round 6Round 7Round 8Round 9Round 10Final Round

外出先での利用など、モバイル環境を快適にするには、高いバッテリー性能やワイヤレス環境への対応などがパソコンに要求されます。果たして、モバイル環境での利用に適しているのは、Windows 98 Second Edition 搭載パソコンと Windows XP 搭載パソコンのどちらなのでしょうか?

バッテリーが長持ちするのは、どっち?

外出先などで、いざノートパソコンを使おうとしたら、バッテリー残量があっという間に少なくなってしまい、作業する時間がなかった…。そんな苦い経験をしたことはないでしょうか?
そこで、実際にどれくらいバッテリーが長持ちするのかを Windows 98 Second Edition 搭載パソコンと Windows XP 搭載パソコンでテストしてみました。もちろん、単純にバッテリーでパソコンが起動している時間を計測しても意味がありません。ここでは、実際にホットスポットなどでパソコンを利用した場合を想定し、30 秒おきにキーボードから文字列を入力し、1 分おきに無線 LAN 経由でインターネットに接続し続けるという環境でのバッテリー動作時間を計測してみました。
結果は、グラフの通り、Windows XP 搭載パソコンの圧勝。Windows 98 Second Edition 搭載パソコンは、開始から 18 分 57 秒を経過したところでバッテリー残量が 0% になり、作業を続けることができなくなってしまいました。一方、Windows XP 搭載パソコンは 1 時間 44 分を経過した時点でもバッテリー残量は 50% ほどもあり、最終的には 3 時間 23 分も連続駆動させることができました。

◆きめ細かく電源を管理する Windows XP

これは、パソコンに搭載されているバッテリー容量や消耗具合の違いも関係しますが、Windows XP の持つ電源の管理方法が大きな差につながったと言えます。Windows XP では、一定時間パソコンを使用していないときに、モニタやハードディスクの電源を切ることができるだけでなく、使用中の作業負荷に応じて、CPU の処理性能を自動的に調整したり、ディスプレイの輝度を下げるなど、詳細な電源管理ができるようになっています。Intel SpeedStep® テクノロジを採用した CPU と組み合わせることで、よりバッテリー駆動時間を延ばせるように工夫されているわけです。
また、Windows XP ではスタンバイや休止状態といった機能が使いやすくなっており、スタンバイ状態への移行や復帰などが短時間に行なえるようになっています。これらの機能を併用して使わないときはスタンバイにしたり休止状態にすることで、さらにバッテリー駆動時間を延ばすことができるでしょう。また、バッテリーのベンチマークテストで表れた圧倒的な結果の差はの一因には、 4 年前のノートパソコンの内蔵バッテリーそのものが劣化して、あっという間に残量がなくなってしまうということも考えられます。バッテリーの対決の結論としては、長時間パソコンを利用することを考えると、Windows XP 搭載パソコンを選ぶメリットが大きいと言えます。


Windows 98 Second Edition の電源管理画面
Windows 98 Second Edition の電源管理画面。モニタやハードディスクの動作など、基本的な設定のみサポートされています。(クリックすると拡大します)

CPU の動作速度やモニタの輝度などの設定
Windows XP では、モニタやハードディスクの動作といった基本的な設定に加え、CPU の動作速度やモニタの輝度などの設定できるうようになっています。(クリックすると拡大します)

バッテリー駆動時間の比較。30 秒おきにキー入力、1 分おきにインターネットへの接続 (無線 LAN 使用) を繰り返した場合に、どれくらいバッテリーで駆動するかを計測。Windows XP 搭載パソコンは 3 時間以上も動作することができました。

ワイヤレス環境を手軽に利用できるのは?

モバイルでノートパソコンを使うとき、バッテリー駆動時間と並んで重要視されるのが、ワイヤレス環境への対応です。街中にも無線 LAN が使えるスポットが増えてきましたし、会社内や家庭内でパソコンを持ち運んで使いたいときなどでも、無線 LAN を利用したワイヤレス環境をいかに手軽に利用できるかで快適さに大きな違いが出てきます。
このようなワイヤレス環境での利用でも、やはり有利なのは Windows XP 搭載パソコンです。Windows XP には、標準で無線 LAN を利用するための機能が搭載されており、近くに存在するアクセスポイントを自動的に発見し、簡単な操作ですぐに接続できるようになっています。また、インテル® Centrino™ モバイル・テクノロジを搭載した、標準で無線 LAN 機能に対応しているパソコンも増えてきており、手軽にワイヤレス環境が使えるように工夫されています。
これに対して、Windows 98 Second Edition 搭載パソコンは、そもそも無線 LAN カードを別途購入しなければならないうえ、ドライバや接続ユーティリティのインストール、アクセスポイントに接続するための設定などもすべて自分でやらなければならないという手間がかかります。
パソコンを起動するだけで、さっと外出先でインターネットを利用できるのと、その都度、無線 LAN カードの装着や設定などをしなければならないのとでは、その快適さに大きな違いがあることは否めないでしょう。
また、本当の意味でモバイルを活用したいのであれば、Windows XP の中でも、Windows XP Professional を利用するのが効率的です。詳しくは Round 10 で紹介しますが、Windows XP Professional ではドメインへの参加ができるようになっており、外出先、家庭などだけでなく、ドメインの構築された会社のネットワークにも接続できるようになっています。家や会社などのさまざまなネットワークに接続する必要がある場合は、Windows XP Professional を搭載したパソコンを選ぶか、後からパソコンの OS を Windows XP Professional にアップグレードすることも検討すべきでしょう。

標準でワイヤレス環境に対応する Windows XP
標準でワイヤレス環境に対応する Windows XP。近くにあるアクセスポイントを自動的に検索し、接続することができます。(クリックすると拡大します)
接続の設定も簡単
接続の設定も簡単。接続したいアクセスポイントを選択し、暗号化 (WEP) の設定などをするだけで、手軽に接続できます。
ワイヤレス環境も安心
場合によっては、WPA などの高度なセキュリティ機能を利用することも可能 (追加モジュールが必要)。ワイヤレス環境も安心して利用できるのです。



モバイル 対決の結論!

バッテリーライフやワイヤレスへの対応など、モバイルに必要な機能をきちんと備えているのは、Windows XP 搭載パソコン。大容量バッテリーや無線 LAN 機能の内蔵など、ハードウェアにも大きな違いがあるので、思い切って、パソコンを買い換えた方がモバイルでの利用には有利だと言えます。



カテゴリ TopRound 1Round 2Round 3Round 4Round 5
Round 6Round 7Round 8Round 9Round 10Final Round