3D ゲームをバリバリ遊べるのはどっち?

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最近では、ほとんどのジャンルのゲームで、3D による美しいグラフィックが使われることが多くなってきています。迫力のある 3D グラフィックを使ったゲームを快適に遊べるのは、一体どちらのパソコンなのでしょうか?

3D グラフィックをより美しく再現できるのは?

オンラインゲームやシミュレーション、アクションなど、話題のゲームソフトを思う存分楽しんでみたいと考えている人も少なくないでしょう。
しかし、このようなゲーム、特に 3D グラフィックを利用した最新のゲームソフトは、その動作環境が限られてしまうことも珍しくありません。3D を利用したゲームには、高い処理能力を持つ CPU、高品質で高速なビデオチップ、ゲームに豊かな表現力を与える OS の機能など、その性能には非常に高いレベルが要求されます。これらをきちんと備えたパソコン、そして OS を用意しなければ、ゲームソフトが快適に起動しなかったり、場合によっては起動させることすらできない場合もあるのです。
では、最新の Windows XP 搭載パソコンと Windows 98 Second Edition で、実際にどれくらい 3D ゲームの快適さに違いが出るのかをテストしてみましょう。 3D 性能を計測するベンチマークプログラムをいくつか実行し、その結果を比べてみました。
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マイクロソフト フライト シミュレータ 2004 翼の創世紀
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最近のゲームは、リアルな 3D グラフィックに驚かされます。それだけに処理速度が要求されるのです。(クリックすると拡大します)

◆ 3D ゲームを楽しむにはすでに性能が足りない…
これを見ると、Windows 98 Second Edition を搭載したパソコンでは、性能の高い低いを判断する前に、肝心のベンチマークプログラムが動作しなかったケースがいくつかあることが確認できます。
これは、パソコンに搭載されているビデオチップの性能が低いせいです。今回、テストで利用した 2000 年当時には最新だった Windows 98 Second Edition 搭載パソコンは、今となっては古いビデオチップが搭載されており、ビデオメモリが 2.5 MB しか搭載されていませんでした。このため、ベンチマークソフトで行なわれる 3D 描画のテストですら、動作させることができなかったのです。
もちろん、これは今回テストに使ったパソコンに限った話ではありません。2000 年前後に発売されたパソコンの多くは、同様に古いビデオチップ、少ないビデオメモリしか搭載されていない傾向があります。最近の 3D ゲームは、CPU やビデオチップの種類、ビデオメモリの搭載量など、推奨される動作環境が非常に高いことを考えると、ベンチマークソフトに限らず、3D を利用した多くのソフトウェアを動作させられない可能性もあります。
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FINAL FANTASY XI OFFICIAL BenchMark 2
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Windows XP ではベンチマークの 3D 映像が、なめらかに再現されました。(クリックすると拡大します)

唯一、Windows 98 Second Edition 搭載パソコンと Windows XP 搭載パソコンの両方で値を比較することができたのは、1997 年に発表された「FinalReality」という古いベンチマークソフトだけでした。しかし、この結果も Windows XP 搭載パソコンの「13.98」に対して、Windows 98 Second Edition は「2.57」でした。
これに対して、Windows XP 搭載パソコンは、ベンチマークソフトが問題なく動作したばかりか、計測結果も非常に高いポイントをマークしました。そして、ベンチマークソフトの実行中に表示される 3D グラフィックも美しく、なめらかな動きで再現させることができたのです。
3D ゲームという高い性能が要求される分野では、もはや Windows 98 Second Edition 搭載パソコンでは対応しきれない可能性があります。ノートパソコンのように、ハードウェアの交換が難しい場合は、パソコンの買い換えを検討しなければならないでしょう。

ベンチマークソフトを利用した 3D 処理性能を比較
ベンチマークソフトを利用した 3D 処理性能を比較しました。Windows 98 Second Edition 搭載パソコンでは動作しないベンチマークソフトも存在します。唯一、両方で動作したソフトで比較すると、圧倒的に Windows XP 搭載パソコンの方が高速な結果となりました。Windows 98 搭載パソコンのような「2.57」だと、テストに使用される 3D グラフィックがコマ送りで再現されます。一方、Windows XP 搭載パソコンのように「13.98」もの数値が計測できれば、3D グラフィックをスムーズに表示することができます。

スペックの違い
Windows 98 Second Edition 搭載パソコンでは、搭載されているビデオチップが古く、しかもビデオメモリも少ないため、動作しない 3D ゲームソフトが多数存在します。

オンラインゲームも快適に使えるのは、どっち?

最近では、インターネットを利用し、ネットワーク上の他のユーザーとコミュニケーションしながらゲームを楽しめるオンラインゲームが話題になっています。
このようなオンラインゲームの場合、快適な動作には、前述した 3D グラフィック性能に加え、ネットワークの性能も要求されます。オンラインゲームでは、ユーザーが行なった操作や他のユーザーとの会話などが、ネットワーク経由でやり取りされます。この速度が遅いと、ゲームのレスポンスなどに大きな影響が出て、ゲームを快適に楽しむことができなくなってしまうのです。
そこで、実際にインターネットへの接続速度を Windows 98 Second Edition 搭載パソコンと Windows XP 搭載パソコンとで比較してみました。光ファイバーの回線で速度を計測してみたところ、Windows 98 Second Edition 搭載パソコンで 7.23 Mbps、Windows XP 搭載パソコンで 64.38 Mbps。同じ回線を利用しているにもかかわらず、その速度に大きな差が現れました。

◆ブロードバンド環境を前提に設計された Windows XP
Windows XP はブロードバンド環境での利用が想定されているため、回線の速度を活かせるだけのネットワーク性能が備えられています。それに対し Windows 98 Second Edition は、2000 年当時には主流だったダイヤルアップ接続環境での利用が想定されている OS であるため、回線の性能を 100% 出し切ることができないのです。
もちろん、現状のオンラインゲームであれば、それほど大容量のデータをやり取りする必要がないため、この差がすぐにゲームの快適さに影響を及ぼすわけではありません。しかし、今後、さらに大容量のデータをインターネット経由でやり取りするようなオンラインゲームが登場すれば、このような速度の差が、ゲームの快適さに大きな影響を与える可能性があります。
また、オンラインゲームの場合、数 100 MB にもおよぶゲームの更新データなどをインターネット経由でダウンロードすることが珍しくありません。この点を考えると、やはり、同じ回線でも実際の通信速度が速い Windows XP 搭載パソコンの方が、オンラインゲームには有利だと言うことができます。


光ファイバー回線での通信速度を計測。同じ回線を利用した場合でも、速度に大きな違いが見られます。同じ回線でも Windows XP 搭載パソコンでは、60 Mbps 以上の速度をコンスタントに計測することができました。



モバイル 対決の結論!

3D の性能は、OS の違いはもちろんのこと、CPU やビデオなどといったハードウェアに大きく左右されます。最新の 3D ゲームを動作させるだけの性能がパソコンに備えられていないときは、パソコンの買い換えを検討すべきでしょう。Windows XP 搭載パソコンであれば、高いネットワーク性能のおかげで、オンラインゲームも快適にプレイできるはずです。



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