ビデオ編集をラクラクこなせるのはどっち?

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デジタルビデオカメラで撮影した映像を取り込んで、お気に入りのシーンだけを集めたり、タイトルや BGM を追加して映像作家気分を味わいたい。そんなときに頼りになるのは、Windows 98 Second Edition 搭載パソコンと Windows XP 搭載パソコンのどちらなのでしょう。

映像の取り込みがカンタンなのは?

パソコンを使えば、デジタルビデオカメラの映像の取り込みや編集を手軽に楽しむことができます。しかし、このようなことが「できる」ことはわかっていても、実際にやろうとすると、いろいろと分からないことが出てきます。例えば、パソコンとデジタルビデオカメラをどうやって接続すればいいのか? どのソフトを使って映像を取り込めばいいのか? といった具合に、何を使って、どう操作すればいいのかがわかりにくいこともあります。
特に Windows 98 Second Edition を搭載しているパソコンの場合には、その傾向が強いと言えます。というのも、2000 年前後に発売されたパソコンには、デジタルビデオカメラを接続するための IEEE 1394 インターフェイスがパソコンに装備されていない場合が多いからです。また、デジタルカメラから映像を取り込んだり、編集したりするソフトも搭載されていないことの方が多いのです。
そのため、デジタルビデオカメラの編集を始める前に、準備しなくてはならないことが山積みです。まず、IEEE 1394 インターフェイスを増設し、ドライバをインストール。そして、ビデオの取り込みや編集を行なうためのソフトを購入して、インストールする必要があります。この段階で、「面倒だ」とあきらめてしまう人も少なくないことでしょう。

◆映像取り込みの準備が簡単な Windows XP

これに対して、Windows XP を搭載した最新のパソコンは、この「準備」がほとんど必要ありません。最新のパソコンには、ほとんどの場合、IEEE 1394 インターフェイスが標準で搭載されています。しかも、Windows XP には、デジタルビデオカメラの映像を取り込んだり、手軽に編集することができる「ムービーメーカー」というソフトも標準で搭載されています。
これにより、デジタルビデオカメラとパソコンをケーブルで接続すれば、すぐにムービーメーカーが起動し、取り込む範囲や映像の品質など、最低限の設定をするだけで、映像を手軽に取り込むことができます。ユーザーが行なうのは、デジタルカメラの物理的な接続と、たった数回のクリックだけという手軽さです。
さまざまな準備をしなければならない Windows 98 Second Edition 搭載パソコンと、その準備がほとんど要らない Windows XP 搭載パソコンとで、どちらがビデオ編集に便利なのかは、これだけでも明らかだと言えます。
デジタルビデオカメラを接続
Windows XP 搭載パソコンの場合、標準で IEEE 1394 インターフェイスが装備されていることが多いので、デジタルビデオカメラをパソコンにつなぐだけで手軽に映像を取り込めます。デジタルビデオカメラが接続されると、自動的に取り込みのための画面が表示されます。初心者でも操作に迷わないようになっています。(クリックすると拡大します)

ムービーメーカー
ムービーメーカーは、取り込みの範囲や映像の品質などを設定するだけで使えます。品質も再生環境にあわせて多数の形式が用意されています。(クリックすると拡大します)

映像の取り込みにかかった時間の比較
10 分間の映像を 2 Mbps のビットレートで取り込んだときにかかった時間を比較してみました。Windows XP 搭載のパソコンは、元映像の長さとほぼ同じ時間で取り込みが完了したのに対して、古いパソコンは元映像の 3 倍近い取り込み時間が必要になりました。なお、Windows 98 搭載パソコンではムービーメーカーが利用できないため、サードパーティ社製の画像編集ソフトを使って計測しました。

映像の編集や BGM の追加が楽なのは?

Windows XP 搭載パソコンのアドバンテージは、簡単に映像を取り込めるだけではありません。
Windows XP に標準搭載されているムービーメーカーというソフトには、初心者でも簡単に使えるソフトウェアでありながら、非常に高度な編集機能が備えられています。このため、取り込んだ映像から、必要なシーンだけを集めたり、タイトル文字や BGM を追加するといった編集作業が手軽に楽しめるのです。
ちょっとした編集の例を紹介しましょう。たとえば、複数のビデオテープから、お気に入りのシーンだけを集めたいとします。パソコンに取り込んだ映像は、一定のシーンごとにコレクションとしてムービーメーカーに登録されていますので、それぞれのシーンをマウスでドラッグし、画面下部のストーリーボードにドロップしていけばいいのです。お気に入りのシーンを好きな順番でストーリーボードに並べていけば、それだけでお気に入りのシーンだけを集めた映像ができあがります。
もっと編集された映像を作りたいのであれば、タイトルや BGM を追加してみましょう。ムービーメーカーの「ツール」メニューから「タイトルおよびクレジット」を選べば、映像の最初や最後、選択したクリップやその前後に文字を挿入することが手軽にできます。BGM の追加も、パソコンに保存されている音楽ファイルを登録し、映像を追加したときと同様にストーリーボードにドラッグするだけです。
これだけでも、いかに本格的なビデオ編集が手軽にできるかがおわかりいただけるでしょう。Windows 98 Second Edition 搭載パソコンでは、これと同様の編集作業をするために、ビデオ編集ソフトを別途インストールしたり、ソフトウェアの操作方法を覚えなければなりません。また、映像を取り込むのにかかる時間を計測すると Windows XP 搭載パソコンの方が圧倒的に短い時間で完了しました。
本格的なビデオ編集を手軽に楽しむことができるのも Windows XP のおかげなのです。
ムービーメーカーでの編集作業画面
ムービーメーカーでの編集作業画面。クリップや BGM をストーリーボードに追加するだけでオリジナルビデオが作れれます。(クリックすると拡大します)

ムービーメーカーでの編集作業画面
タイトルを設定することも簡単。映像の初めや終わりなどに文字を入力することが手軽にできます。(クリックすると拡大します)

ムービーメーカーでの編集作業画面
パソコンに取り込んだ音楽をコレクションに追加し、そこからタイムラインへドラッグすると BGM の設定が完了。(クリックすると拡大します)



デジタルビデオ 対決の結論!

手軽にデジタルビデオの映像を取り込んだり、編集したいのであれば、Windows XP 搭載パソコンへの買い換えを検討したいところです。ただし、パソコンにすでに IEEE 1394 インターフェイスが装備されている場合は、OS を Windows XP にアップグレードするだけでも、ムービーメーカーを使ったビデオ編集を楽しめます。



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