ファクトリ モードで Sysprep を使用する方法

最終更新日: 2003年9月19日

Sysprep は、企業のシステム管理者、OEM、および複数のコンピュータに WindowsR XP オペレーティング システムを展開する必要がある方々のために設計されたツールです。1 つのシステムで最初のセットアップ手順を実行した後、Sysprep を動作させると、そのサンプル コンピュータの複製準備ができます。

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Sysprep のファクトリ モードは、インストール オプションを事前に設定する方法です。これにより、OEM が維持する必要のあるイメージ数を削減することができます。

ファクトリ モードを使用して、Sysprep に続く再起動の後で、追加ドライバやアプリケーションをインストールします。通常、プレインストールのプロセスで最終段階として Sysprep を動作させ、コンピュータを出荷できるように準備します。再起動すると、コンピュータは Windows Welcome またはミニ セットアップを表示します。

Factory オプションを付けて Sysprep を実行すると、Windows Welcome またはミニ セットアップを開始せずに、コンピュータはネットワーク可能な状態で再起動します。この段階で、Factory.exe は Winbom.ini という応答ファイルを処理し、以下の手続きを実行します。

1.

コンピュータのネットワーク ソースからドライバをコピーします。

2.

プラグ アンド プレイの列挙を開始します。

3.

コンピュータまたはネットワーク ソースにあるソース ファイルから、コンピュータにアプリケーションをステージ化、インストール、およびアンインストールします。

4.

ユーザー データを追加します。

この段階で、コンピュータを監査することができます。完了すると、reseal オプションを付けて Sysprep を実行し、ユーザーへコンピュータを出荷できるように準備します。

たとえば、最小限のドライバを収録したマスタ インストールを作成して、sysprep - factory を実行し、インストール イメージを作成してから、イメージを対象のコンピュータの台数分コピーすることができます。追加ドライバが必要なコンピュータがある場合は、sysprep - factory を対象のコンピュータで実行し、そのドライバをそのときにロードします。

: Sysprep でコンピュータを封印した後でも、Windows Welcome を出さずに再起動することができます。そうするには、OEMAuditBoot = 1 エントリを Oobeinfo.ini の [オプション] セクションに追加してください。

BTO (Build-to-order) 用にイメージを修正する
BTO シナリオを利用している OEM は、ファクトリ モードを使って、名前や時間帯などの顧客情報を応答ファイルである Winbom.ini に事前に入れ、受注販売システムを統合できます。また、Sysprep.inf、Oobeinfo.ini、あるいは .isp や .ins ファイルなど、他の .ini ファイルや応答ファイルをファクトリ モードの間に更新することもできます。

Sysprep ダイアログボックスの外観を調整する
レジストリ設定を変更して、Sysprep ダイアログ ボックスが表示されないようにできます。詳細は、「Using the Registry to Control Sysprep in Factory Mode」をご覧ください。

下の図 1 が Sysprep ダイアログ ボックスです。

sysprep
図 1. Sysprep の使用

Winbom.ini ファイルの配置

Sysprep は以下の場所で、順番に Winbom.ini ファイルを検索します。

レジストリ キー - 指定されたパスとファイル名

HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Microsoft¥actory¥Winbom

CD-ROM ドライブ以外の全リムーバブル メディアのルート。たとえば、フロッピー ディスク ドライブなど。

全 CD-ROM ドライブのルート。

Factory.exe がある場所。通常、%systemdrive%¥Sysprep フォルダです。

%systemdrive のルート。

Winbom.ini ファイルの場所を見つけた後、Sysprep は [Factory] セクションの WinbomType エントリの値を読み込みます。

WinbomType の値が今回の目的に適さない場合、Winbom.ini ファイルは無視され、Sysprep は Winbom.ini ファイルの検索を続けます。WinbomType の値が今回の目的に適切な場合は、Sysprep は [Factory] セクションの NewWinbom エントリの値を読み込みます。NewWinbom の値が指定されていて、かつ、Winbom.ini ファイルがその場所に存在する場合は、Sysprep はその Winbom.ini ファイルの NewWinbom エントリを検査します。

この流れを繰り返して、Sysprep が NewWinbom エントリを含まない、正しいタイプの Winbom.ini ファイルを見つけるまで、最大 10 回繰り返します。その後、Sysprep は、最後に特定された Winbom.ini ファイルの設定を使って、ファクトリ モードの実行を継続します。

ファクトリ モードで Sysprep を実行するとき、NewWinbom は各起動につき、1 回だけ処理されます。


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