Sysprep の使用方法: はじめに

最終更新日: 2003年9月19日

Sysprep は、企業のシステム管理者、OEM、および複数のコンピュータに WindowsR XP オペレーティング システムを展開する必要がある方々のために設計されたツールです。1 つのシステムで最初のセットアップ手順を実行した後、Sysprep を動作させると、そのサンプル コンピュータの複製準備ができます。

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Sysprep は、対象の各コンピュータを初めて再起動したときに、固有のセキュリティ ID (SID) をそれぞれに割り当てます。Sysprep はオペレーティング システムを設定して、エンド ユーザーが最初にコンピュータを再起動したときに、Windows Welcome あるいはミニ セットアップが動作するようにします。この GUI モードのセットアップにかかる時間は 5、6 分ほどで、通常の 45 分から 60 分より短縮されています。また、エンド ユーザーに対して表示する情報は、使用許諾契約書 (EULA) の承諾、プロダクト キー、およびユーザー名や会社名の入力といった、必須のユーザー固有情報だけです。

Sysprep は、ディスク複製の必要がない場合でも、有益なユーティリティです。Sysprep を nosidgen スイッチを使って実行すると、Windows Welcome あるいはミニ セットアップを単一のコンピュータで設定できます。もし、監査を行っているのであれば、Sysprep を使って監査ができるようになります。また、プロセスのうち、ミニ セットアップの部分を自動化できます。こうすると、ユーザーは地域オプションや TAPI 情報などのユーザー固有情報を入力できる一方で、固有の SID のセットアップは回避できます。セットアップが実際にコンピュータ上で実行されるときには、SID はすでに一意であるはずだからです。

Sysprep ユーティリティは、3 つの異なる用途に使用できます。

1.

ディスク複製 − Sysprep をディスク複製用のイメージ準備に利用すると、完全にインストールした状態で、システムを類似のハードウェアにコピーできます。Sysprep はそのローカル コンピュータのセキュリティ ID (SID) を修正するので、SID は各コンピュータ固有のものになります。詳細情報は、「Sysprep によるディスク複製用のイメージの作成方法」をご覧ください。

2.

監査 − コンピュータの監査を (nosidgen コマンドライン オプションを使用して) 行った後で Sysprep を使うと、Sysprep はエンドユーザーが Windows を実行するための準備を整えます。詳細情報は、「監査インストールでの Sysprep の使用方法」をご覧ください。

3.

ミニセットアップの自動化 − Sysprep で作成できる GUI モードのセットアップは、5、6 分時間がかかるだけで、通常の 45 分から 60 分にくらべ、短縮されます。また、エンド ユーザーに対して表示する情報は、EULA の承諾やプロダクト キーの入力、およびユーザー名や会社名の入力といった、必須のユーザー固有情報だけです。このモードで Sysprep を使うには、Windows XP をローカル コンピュータにプレインストールし、その後、Sysprep を nosidgen パラメータを使用して実行します。その際、以下の手順を利用してください。詳細情報は、「Sysprep を使用してミニ セットアップを自動化する方法」をご覧ください。

コンピュータをエンドユーザーに出荷できる状態に復元する

Sysprep を使用して、コンピュータをエンドユーザーに出荷できる状態に復元することができます。詳細情報は、「Sysprep を使用してコンピュータをエンド ユーザーに出荷できる状態に復元する方法」をご覧ください。

ファクトリモード

Sysprep のファクトリ モードは、インストール オプションを事前に設定するための手法です。これにより、OEM が維持する必要のあるイメージ数を削減できます。詳細情報は、「ファクトリ モードで Sysprep を使用する方法」をご覧ください。

Sysprep の一般的な注意

Windows XP の場合

Sysprep は任意の場所から実行できます。フロッピー ディスクからも可能です。

Sysprep は、コンピュータがワーク グループのメンバであるときにのみ動作します。ドメインは対象外です。もし、コンピュータがドメインに参加している場合は、Sysprep はコンピュータをドメインから外します。

ミニ セットアップの終わりに、追加プログラムまたはコマンドを実行できます。Cmdlines.txt を ¥Sysprep フォルダに置いてください。

クラスタ サービス サーバー、証明書サービス サーバー、あるいはドメイン コントローラとして構成されているコンピュータでは、Sysprep を実行することはできません。スタンドアロンのサーバーでは Sysprep を実行できます。

暗号化ファイルまたはフォルダを含む NTFS ファイル システム パーティションで Sysprep を実行する場合、これらのフォルダにあるデータは、完全に読み取り不能かつ復旧不能になります。

このバージョンの Sysprep は Windows XP インストールでのみ使用できます。このバージョンの Sysprep は Windows 2000 インストールでは使用できません。

sysprep


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