この記事では、Windows XP での自動システム回復 (ASR) の設定および使用方法について説明します。ASR は ASR バックアップと ASR 復元の 2 つの部分から構成されている回復システムです。
バックアップ部分は、バックアップ内の ASR ウィザードによって行われます。このウィザードはシステム状態、システム サービス、およびオペレーティング システム コンポーネントに関連するすべてのディスクをバックアップします。また、バックアップ、ディスク構成 (基本ボリュームやダイナミック ボリュームを含む) 、および復元実行方法に関する情報を含むファイルも作成します。
バックアップによる自動システム回復セットの作成方法
重要 : システム設定を保存するための空の 1.44 メガバイト (MB) フロッピー ディスクと、バックアップ ファイルを格納するメディアが必要です。
1. | [バックアップ] を開きます。([スタート] をクリックし、[すべてのプログラム]、[アクセサリ]、[システム ツール] をポイントして、[バックアップ] をクリックします)。デフォルトで、バックアップ ユーティリティ ウィザードが起動します (ただし、無効である場合を除く)。 |
2. | バックアップ ユーティリティ ウィザードの [詳細モード] ボタンをクリックします (以下参照)。
|
3. | [ツール] メニューで、[ASR ウィザード] をクリックします。 |
4. | 画面に表示される説明に従います。 |
メモ : この手順でバックアップされるのは、システムを起動するために必要なシステム ファイルのみです。
復元部分にアクセスするには、セットアップのテキストモード部分でプロンプトが表示されたときに、F2 キーを押します。ASR は作成済みのファイルからディスク構成を読み込んで、ディスク署名、ボリュームやパーディション、最低限コンピュータの起動に必要なディスクをすべて復元します (ASR はディスク構成をすべて読み込もうとしますが、環境によっては、読み込めないことがあります)。次に、ASR は Windows の簡易インストールを行い、ASR (上記の図 1 を参照) によって作成されたバックアップを使用して復元を自動的に開始します。
自動システム回復によるシステム障害からの回復方法
1. | 回復手順を開始する前に、次のものが揃っていることを確認してください。
| ||||||
2. | 元の オペレーティング システムのインストール CD を CD ドライブに挿入します。 | ||||||
3. | コンピュータを再起動します。CD からコンピュータを起動するためにキーを押すように要求されたら、該当するキーを押します。 | ||||||
4. | セットアップのテキスト専用モード セクション中にプロンプトが表示されたら、F2 キーを押します。作成済みの ASR フロッピー ディスクを挿入するように要求されます。 | ||||||
5. | 画面の指示に従います。 |
メモ : ASR はデータ ファイルの復元を行いません。
[コントロール パネル] の [システム] から [起動/回復] を使用すると、重大なエラー (別名、停止エラーまたは致命的なシステム エラー) が発生したときに次の処理を行うように Windows を設定できます。
| • | システム ログにイベントを書き込みます。 |
| • | 管理者に警告します。 |
| • | 熟練ユーザーがデバッグに使用できるように、システム メモリをファイルにダンプします。 |
| • | 自動的にコンピュータを再起動します。 |
システム メモリをログ ファイルにダンプしておくと、停止エラー原因をデバッグする場合に役立ちます。エラーについてテクニカル サポートに問い合わせると、ログ ファイルを要求されることがあります。停止エラーが発生するたびに、Windows は同じ名前のファイル (デフォルトは Memory.dmp) にログ ファイルを書き込むことにご注意ください。ログ ファイルを保護するには、コンピュータの再起動後に、ログ ファイルの名前を一意の名前に変更する必要があります。