最適なサウンドを取得するための検討事項

最終更新日: 2003年1月29日
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ビル・バーニー、マット・リヒテンバーグ、セス・マッカボイ (『The Microsoft Windows Movie Maker Handbook』 Microsoft Press、2000 年 の著者)

自分のムービーを作る際、サウンド クオリティは重要です。また撮影を開始する前に、最適なサウンドの取得方法について検討することが大切です。ほとんどのビデオ カメラは、さまざまな状況に適したマイクが内蔵されています。しかし、ビデオカメラ内蔵のマイクの使用には限界があります。たとえば、混雑した、うるさい場所で撮影しており、役者が遠くにいる場合、おそらく騒音ばかりで会話がほとんど聞こえないでしょう。

ムービーのサウンドを改善するには、その場面のマイクの使い方を検討します。会話をマイクで拾う場合、小型マイクまたはカージオイド マイクを使う方法が最も一般的です。

小型マイクは非常に小さく、使用する人の衣服に装着するクリップが付いています。2 人以上の人が小型マイクを必要とする場合、サウンドをミキシングしてから、ビデオ カメラに送る必要があります。通常、小型マイクは関係のない雑音を制限して、会話を高い質ではっきりと、そして一貫して拾うので、役者が 1 人か 2 人の場合、音を拾うのに最も簡単な方法です。

カージオイド マイクはマイクの後ろや横のサウンドを消し、あるいは受け付けないようにし、マイクにより近い音を拾うようにデザインされています。カージオイド マイクは、マイクの音を拾うパターンを参照します。もっとも明瞭なサウンドはマイクの前のハート型の部分で拾われます。このマイクは、通常ブームまたはフィッシュポールと呼ばれるポールにぶら下がっています。サウンド アシスタントはポールを使って、マイクを役者の頭上に吊るします。役者の多少前方で口元に向けて配置するのが理想的です。

カージオイド マイクを使用する場合、フィッシュポールの位置がわかるように、場面のどこで会話が生じるのかを知っておくと便利です。サウンド担当者はミキサーにマイクとヘッドフォンのプラグを差し込み、ヘッドフォンを使って無関係な雑音を聞いて、ケーブルをビデオカメラに接続します。サウンド担当者はできるだけ無関係な雑音を減らし、明瞭に録音することを目標にします。

サウンドの問題

無関係な雑音により撮影するシーンが使えなくなることがあるので、これを制御することは重要です。無関係な雑音により、主に次の 3 つの問題が生じます。

連続性
シーンの編集をする際、落ち葉集めの機械などの連続する当たり障りのない雑音によって、非常に混乱することがあります。たとえば、切り取ったシーンを呼び出して 2 つの異なるショット間でムービーが行ったりきたりしており、最初のショットには落ち葉集めの機械の音が入っているが、2番目には入っていない場合、シーンを切り取るたびに機械の音が入っていたり、入っていなかったりすることに気づきます。該当するショットが合わない場合、そのシーンを切り取ることはできません。編集段階でこれを修正する唯一の方法は、2 番目のショットに落ち葉集めの機械の音を追加することです。よりよいソリューションは、 撮影が終了するまで作業を中止するよう園芸業者に頼み、最初に機械の音を取り除くことです。

競合
シーンのショット間で切り取ることを計画していない場合でも、主要な題材の後ろで顔をしかめている人が額縁の中で競合するのとまったく同じように、落ち葉集めの機械の音は主要なサウンドと競合します。

動機付け
落ち葉集めの機械の音が動機付けとならない場合がなければ、この音はほとんど無視することができるでしょう。見ている人が落ち葉集めの機械の音を聞くと、どこからそれが聞こえ、ストーリーとどう関係があるのかについてあれこれ思いをめぐらせます。見ている人が不適切な音を意識していない場合でも、登場人物やストーリーについての見方に影響するシーンに、不適当な要素を追加することになります。シーンに美しい灯りをともし、すばらしいストーリーとなったかもしれませんが、無関係な雑音が全体の効果を台無しにすることもあります。


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