Windows XP Professional のセットアップ

トラブルシュート

公開日: 2003年7月25日

Windows XP Professional のインストール中または使用中に問題が発生した場合には、以下のヒントと説明が役立ちます。

Windows XP セットアップのトラブルシューティング

以下の表は、Windows XP セットアップ中に遭遇する可能性のある問題のソリューションをリストアップしたものです。

問題ソリューション

セットアップ プログラムが CD-ROM ドライブを認識できない。

ご使用のハードウェアの互換性を確認してください。

CD-ROM に同梱されていた起動ディスクを使って CD-ROM 用のドライバを再度読み込みます。最新のドライバをメーカーから入手することもできます。

ネットワーク インストールなど、別のインストール方法を試します。

新規インストールを実行しようとしており、Windows 95、Windows 98、または Windows NT からのインストールを開始する場合には、セットアップ中に [詳細オプション] をクリックし、ファイルをハード ディスクにコピーします。

セットアップ プログラムが CD を読み取ることができない。

CD-ROM または DVD ドライブが機能していることを確認します。

CD をクリーニングします。

別の CD を使います。CD の交換を要請するには、マイクロソフトまたはご使用のコンピュータのメーカーにお問い合わせください。

ブルーの画面 (停止エラーとも呼ばれる) が表示される。

画面に表示される指示に従います。

詳細については、「特定の停止エラーのトラブルシューティング」を参照してください。

Windows XP Professional がインストールされない、または起動しない。

ご使用のハードウェアの互換性を確認してください。

セットアップに不要なハードウェア (モデム、サウンド カード、ネットワーク カード) を一時的に取り外すことで、ハードウェアの構成をできるだけ単純化します。

コンピュータとすべてのハードウェアについて最新のドライバ、ファームウェア、BIOS があることを確認します。

ディスク領域が足りない。

不要になったファイルを削除してごみ箱を空にすることで、または、ドライブやパーティションが複数ある場合には、ファイルを別のパーティションに移動させることで、既存のパーティション上の空き領域を増やします。

既存のパーティションを削除し、インストールに十分な大きさの新しいパーティション (1.5 GB 以上) を作成します。

既存のパーティションをフォーマットして既存のファイルを削除し、空き領域を増やします。

ネットワークに接続できない。

以下のリストをチェックし、以下を確認します。

パスワードを入力する際に、CAPS LOCK がオンになっていないこと。Windows XP Professional のパスワードでは、大文字と小文字が区別されます。

最新のパスワードであること。最近、「ユーザーは次回ログオン時にパスワードの変更が必要」というメッセージが表示されたことがあるなら、パスワードが失効している可能性があります。

使用したドメイン名が正しいこと。

認められたユーザー名を使っていること。

ネットワーク ケーブルがコンピュータとネットワーク接続に正しく取り付けられていること。

コンピュータ上のネットワーク設定が変更されていないこと。

このリストを使っても問題が判明しない場合は、ネットワーク トラブルシューティングを実行するか ([スタート] ボタンをクリックし、[ヘルプとサポート] をクリックします。次に、[問題を解決する] をクリックし、[ネットワークの問題]をクリックし、[ホーム ネットワークおよび小規模オフィス ネットワークに関するトラブルシューティング] をクリックします) またはネットワーク管理者に連絡します。

ドメインに参加できない。

コンピュータがネットワークに物理的に接続されていることを確認します。

使用したドメイン名が正しいことを確認します。

ネットワーク管理者に連絡して、ご自分のコンピュータ アカウントが存在することを確かめます。

DNS サーバーとドメイン コントローラが起動していてオンラインであることを、ネットワーク管理者に確認します。

上記の手順のどれを行っても問題が解決しない場合は、代わりにワークグループに参加し、次に、インストール後にドメインに参加します。

重要重要
パーティションを削除または再フォーマットすると、そのパーティション上に存在するデータのすべてが削除されます。

拡張起動によるトラブルシューティング

コンピュータが正しく起動しない場合は、拡張起動オプションを使って Windows XP Professional を実行し、問題のトラブルシューティングを行うことができます。

拡張起動オプションを使ってコンピュータを起動させるには

1.

[スタート] ボタンをクリックし、[終了オプション] (または、シャットダウン)をクリックします。次に、[コンピュータの電源を切る] (または、Windows のシャットダウン)ダイアログ ボックスで、[再起動] をクリックし、[OK] をクリックします。

2.

利用可能なオペレーティング システムのリストが表示されたら、F8 キーを押します。

3.

[詳細オプション] 画面で、使用する拡張起動オプションをクリックし、ENTER キーを押します。

拡張起動を使う前に、[ヘルプとサポート センター] を開き、検索ボックス内に「セーフ モード」と入力します。

停止エラーのトラブルシューティング

停止エラーは、Windows XP Professional が反応しなくなった場合のエラーです。停止エラーのメッセージは、ハードウェアまたはソフトウェアの誤動作が原因で表示されることがあります。エラー メッセージは、青または黒の背景上に表示されます。

一般的な停止エラー

以下の手順は、停止エラーの画面でも表示されるもので、停止エラーの原因と問題の解決方法を判断するのに役立ちます。

一般的な停止エラーのトラブルシューティングを行うには

1.

コンピュータを再起動します。

2.

新しいハードウェアまたはソフトウェアがあれば、適切にインストールされていることを確認します。一度に 1 つずつ新しいハードウェア デバイスを取り外し、それによってエラーが解決するかどうかを確認します。エラーが解決したら、手順 3 に進みます。

このテストによって障害が判明したハードウェアの一切を交換します。また、コンピュータのメーカーから供給されているハードウェア診断ソフトウェアがあれば、それを実行してみます。

ハードウェアまたはソフトウェアの新規インストールである場合は、メーカーに連絡して、Windows XP Professional のアップデートまたは必要なドライバがないかどうかを確認します。

3.

[スタート] ボタンをクリックし、[ヘルプとサポート] をクリックします。次に、タイトルバー下のメニューボタンから[サポート]をクリックし、[Microsoft からヘルプを得る] ([サポート] の下) をクリックして、ヘルプ オプションのリストを表示させます。

4.

[スタート] ボタンをクリックし、[ヘルプとサポート] をクリックします。次に、[問題を解決する] ([ヘルプ トピックを選びます] の下) をクリックし、トラブルシューティングのリストを表示させて該当する項目を参照してください。

5.

新しくインストールしたハードウェア (メモリ、アダプタ、ハード ディスク、モデムなど) ドライバ、またはソフトウェアがあれば、無効にするか、または取り外します。

詳細については、[ヘルプとサポート センター] を開き、検索ボックスに「セーフ モード」と入力して検索してください。

Windows XP Professional を起動できる場合は、イベント ビューワ内のシステム ログを確認し、問題を発生させているデバイスまたはドライバを特定するのに役立つかもしれない追加のエラー メッセージを探します。システム ログを表示させるには、[スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をクリックします。次に、[管理ツール] をクリックし、[イベントビューア] をダブルクリックし、続いて、[システム] をダブルクリックします。

Windows XP Professional を起動できない場合は、コンピュータをセーフ モードで起動してください。次に、新しく追加されたプログラムまたはドライバがあれば、それを削除または無効にします。コンピュータをセーフ モードで起動するには、コンピュータを再起動し、次に、Windows が起動し始めた時、または使用可能なオペレーティング システムのリストが表示された時に、F8 キーを押します。[詳細オプション] 画面で、[セーフ モード] を選択し、ENTER キーを押します。

6.

インターネットにアクセスできる場合は、マイクロソフト サポート オンラインを参照してください。 マイクロソフト技術情報で、「Windows XP Professional」と、表示された停止エラーと関連する番号を検索します。たとえば、「Stop: 0x0000000A」というメッセージが表示された場合は、「0x0000000A」を検索します。

7.

アンチウイルス ソフトウェアの最新バージョンを使って、コンピュータがウイルスに感染していないかどうかをチェックします。ウイルスが検出された場合は、コンピュータから駆除するのに必要な手順を実行します。ウイルス駆除の手順については、アンチウイルス ソフトウェアの説明書を参照してください。

8.

ハードウェア デバイス ドライバとシステム BIOS が、入手可能な最新バージョンであることを確認します。ハードウェアのメーカーに連絡すれば、最新バージョンの確認やその入手を手伝ってもらうことができます。

9.

キャッシュまたはシャドウ処理などの BIOS メモリ オプションを無効にします。サポートが必要な場合は、ハードウェアのメーカーに問い合わせてください。

10.

コンピュータ メーカーによって供給されているシステム診断ソフトウェア、特に、メモリ チェック プログラムがあれば、それを実行します。

11.

コンピュータに最新の Service Pack がインストールされていることを確認します。サービス パックのリストとサービス パックをダウンロードする際の説明については、Windows Update サイト をご覧下さい。

12.

ログオンできない場合は、コンピュータを再起動します。利用可能なオペレーティング システムのリストが表示されたら、F8 キーを押します。[詳細オプション] 画面で、[前回正常起動時の構成] を選択し、ENTER キーを押します。

重要重要
[前回正常起動時の構成] を使うと、前回の正常起動後に行ったシステム設定の変更は失われます。

特定の停止エラー

停止エラーの中には、「DATA_BUS_ERROR」などのように、エラーの正確なソリューションを特定するのに役立つ説明的なメッセージを表示するものもあります。このセクションでは、表示されるエラーのタイプに基づいて、特定の停止エラーのトラブルシューティングを行う方法について説明します。

重要重要
このセクションに書かれている情報は、詳しい知識があるユーザー向けとなっています。

表 1 ソフトウェアとデバイスのドライバ エラー

エラー番号説明テキスト

0x0000001E

KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED

0X000000D1

DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL

0x000000EA

THREAD_STUCK_IN_DEVICE_DRIVER

0x00000050

PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA

0X0000000A

IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL

0x0000007B

INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE

0x0000009F

DRIVER_POWER_STATE_FAILURE

0XC000021A

STATUS_SYSTEM_PROCESS_TERMINATED

0XC0000221

STATUS_IMAGE_CHECKSUM_MISMATCH

注 : 停止エラー 0x0000001E、0x0000000A、および0x0000007B は、一般的なハードウェア エラーが原因で発生することもあります。このセクションで説明されている手順を実行してもこれらのエラーが解決しない場合は、「ハードウェア障害によるエラー」で説明されている手順を参照してください。 「一般的な停止エラー」で説明されている手順に従います。停止エラーが解決しない場合は、以下の手順を試します。

ソフトウェアとデバイス ドライバの停止エラーのトラブルシューティングを行うには

1.

停止メッセージで特定されているドライバが Windows Hardware Quality Labs (WHQL) の署名と認定を受けていることを確認します。Sigverif.exe を実行して、署名のないドライバがないかどうかをチェックします。

2.

停止メッセージで特定されたドライバを、インストール メディアに入っている正常なコピー、または、メーカーから提供された最新バージョンと交換してみます。

3.

停止メッセージで特定されたドライバ、または新しくインストールしたドライバがあれば、それを無効にします。

4.

Windows XP Professional と共に提供されていないビデオ ドライバを持っている場合は、標準の VGA ドライバ、または、Windows XP と共に提供されている互換性のあるドライバに切り替えてみます。

5.

フィルタ ドライバ (たとえば、アンチウイルス、ディスク デフラグ、リモート制御、ファイアウォール、バックアップなどのプログラム) を使用するソフトウェアがあれば、それをアンインストールします。

6.

回復コンソールを実行し、検出された一切のエラーをシステムが修正できるようにします。 回復コンソールの詳細については、「情報とバックアップの復元」を参照するか、[ヘルプとサポート センター] をご覧下さい。

7.

エラーがコンピュータに メモリ を追加した直後に発生したのであれば、ページング ファイルが壊れているか、または、新しい メモリ に障害があるか、もしくは互換性がない可能性があります。その場合、Pagefile.sys ファイルを削除し、システムを元の メモリ構成に戻します。

表 2 ファイル システムのエラー

エラー番号説明テキスト

0x00000023

FAT_FILE_SYSTEM

0x00000024

NTFS_FILE_SYSTEM

一般的な停止エラー」で説明されている手順に従います。停止エラーが解決しない場合は、以下の手順を試します。

ファイル システムの停止エラーのトラブルシューティングを行うには

Small Computer System Interface (SCSI) アダプタを使っている場合は、ハードウェアのベンダから最新の Windows XP Professional ドライバを入手し、SCSI デバイスに対する同期ネゴシエーションを無効にし、SCSI チェーンにターミネータが正しく取り付けられていることを確認し、デバイスの SCSI ID をチェックします。これらの手順を行う方法についてよくわからない点がある場合は、デバイスの説明書を参照してください。

IDE (integrated device electronics) デバイスを使っている場合は、オンボード IDE ポートをプライマリのみに定義します。IDE デバイスの マスタ/スレーブ/のみの設定をチェックします。ハード ディスク以外のすべての IDE デバイスを取り外します。これらの手順を行う方法についてよくわからない点がある場合は、ハードウェアの説明書を参照してください。

フィルタ ドライバ (たとえば、アンチウイルス、ディスク デフラグ、リモート制御、ファイアウォール、バックアップなどのプログラム)を使用するソフトウェアがあれば、それを無効にするか、またはアンインストールします。

Chkdsk /f を実行して、ファイル システムが壊れていないかどうかを判定します。Windows XP Professional がChkdsk を実行できない場合は、ドライブを Windows XP Professional が実行されている別のコンピュータに移動し、そのコンピュータからドライブに対して Chkdsk コマンドを実行します。

表 3 ハードウェア障害によるエラー

エラー番号説明テキスト

0x0000001E

KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED

0x0000000A

IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL

0x0000007B

INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE

0x0000007F

UNEXPECTED_KERNEL_MODE_TRAP

0xC0000218

UNKNOWN_HARD_ERROR

注 : 停止エラー 0x0000001E、0x0000000A、および0x0000007B は、ソフトウェアとデバイス ドライバのエラーが原因で発生することもあります。このセクションで説明されている手順を実行してもこれらのエラーが解決しない場合は、「ソフトウェアとデバイスのドライバ エラー」で説明されている手順を参照してください。

前述の「一般的な停止エラー」で説明されている手順に従います。停止エラーが解決しない場合は、以下の手順を試します。

ハードウェア障害による停止エラーのトラブルシューティングを行うには

1.

コンピュータ上のデバイスが Windows Hardware Quality Labs (WHQL) の署名と認定を受けているドライバを持っていることを確認します。Sigverif.exe を実行して、署名のないドライバがないかどうかをチェックします。

2.

ご使用のハードウェアに使用可能なドライバのアップデートがないかどうかをメーカーに問い合わせます。

3.

フィルタ ドライバ (たとえば、アンチウイルス、ディスク デフラグ、リモート制御、ファイアウォール、バックアップなどのプログラム) を使用するソフトウェアがあれば、それを更新します。

4.

問題を発生させている可能性のあるアイテムを特定するために、ハードウェアとソフトウェアのうち、どうしても必要なもの以外をすべてアンインストールします。

5.

Windows XP を新しいフォルダにインストールします。ドライバを追加しては再起動するという手順を踏むことで、問題を発生させているドライバを特定します。

6.

回復コンソールを実行し、検出された一切のエラーをシステムが修正できるようにします。 回復コンソールの詳細については、「情報とバックアップの復元」を参照するか、[ヘルプとサポート センター] を開いてください。

まだエラーが続く場合

状況によってはごくまれに、Windows XP Professional をアンインストールして元のオペレーティング システムに戻らなければならない場合があります。

Windows XP をアンインストールするには

[スタート] ボタンをクリックし、[コントロール パネル] をクリックします。次に、[プログラムの追加と削除] をダブルクリックします。

[Windows XP Professional] をクリックし、[削除] ボタンをクリックします。続いて、画面の指示に従います。

重要重要
以下の場合は、Windows XP Professional をアンインストールできません。

ハード ディスクの構成を変更した場合。たとえば、FAT から NTFS に変換したり、または、新しいパーティションを作成した場合

Windows NT 4.0 または Windows 2000 Professional からアップグレードした場合。

追加のトラブルシューティング リソース

ハードウェアまたはソフトウェアに問題がある場合は、[ヘルプとサポート センター] に提供されている対話型のトラブルシューティングを試してみます。[スタート] ボタンをクリックし、[ヘルプとサポート] をクリックします。次に、[問題を解決する] ([ヘルプ トピックを選びます] の下) をクリックします。

Windows XP 用の最新の Service Pack とセキュリティ修正プログラムをダウンロードするには、Windows Update サイトをご参照ください。

Windows XP Professional Driver Development Kit (DDK) のファイル Ntstatus.h には、Windows XP Professional の状態コードの定義が含まれています。このファイルを表示するには、最初に DDK をダウンロードする必要があります。

Microsoft Windows XP Professional Resource Kit 内のトラブルシューティング情報をご覧ください。


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