コンピュータが複数のビデオ アダプタ、または複数の出力ポートを持つアダプタを備えている場合、Windows XP ではマルチ モニタ機能を使用することができます。
最大 10 台のモニタを Windows XP ベースのコンピュータに接続でき、多数のプログラムやウィンドウを同時に表示できます。マウスを使用してモニタ間で項目を移動することができます。各モニタに別のファイルを開くことができます。また、モニタ間で 1 つの項目を拡大することもできます。したがって、たとえば、Microsoft Excel のスプレッドシートまたは Web ページのレイアウト全体に表示する列の数を増やしてスクロールする必要をなくすことができます。

図 1. 1 つのウィンドウを 2 つのモニタ間で拡大すると、タスク バーと画面の上半分は最初のモニタに表示され、下半分はもう 1 つのモニタに表示される。
Dualview は、マルチ モニタに似た Windows XP の機能です。ほとんどのラップトップは、2 つ目のモニタに接続するためのポートを備えており、Dualview を使用するとディスプレイを両方のモニタに広げることができます。
マルチ モニタと Dualview の違いは、ラップトップで Dualview を使用するとき、プライマリ ディスプレイがラップトップの LCD 画面である必要があるのに対して、マルチ モニタ機能では、ログインしてプログラムを起動するプライマリ ディスプレイ モニタを選択できるということです。
追加モニタをインストールするには、次の手順を実行します。
最初に互換性のあるビデオ アダプタ ハードウェアをインストールして、追加モニタに接続する必要があります。
1. | コンピュータの電源を入れます。Windows XP は、新しいビデオ アダプタ ハードウェアを検出し、適切なドライバをインストールします。 |
2. | コントロール パネルの [画面] を開きます ([スタート]、[コントロール パネル]、[デスクトップの表示とテーマ]、[画面] の順にクリックします)。 |
3. | [設定] タブで、プライマリ モニタと一緒に使用したいモニタを示すモニタ アイコンをクリックします。 |
4. | [Windows デスクトップをこのモニタ上で移動できるようにする] チェック ボックスをオンにして、[適用] または [OK] をクリックします。これで、画面をまたがりモニタ間で相互に項目をドラッグできるようになります。 |
5. | このチェック ボックスがコンピュータに表示されない場合、ビデオ アダプタがマルチ モニタをサポートしていないことが原因である可能性があります。 |
Dualview を使用している場合、上記のステップ 2 と ステップ 3 を省略します。追加するモニタをポータブル コンピュータのビデオ出力ポートに接続するだけです。コンピュータの電源を入れると、コンピュータは追加ポートを認識します。ステップ 5 〜 7 に従って、ディスプレイを追加モニタにまで拡張します。追加モニタが [設定] タブに表示されない場合、ディスプレイ ドライバを更新する必要があります。
モニタ間で項目を移動するには、次の手順を実行します。
1. | コントロール パネルの [画面] を開きます。 |
2. | [設定] タブで [識別] をクリックして、各モニタに大きい数字を表示し、各アイコンに対応するモニタを示します。 |
3. | モニタ アイコンをクリックして、項目を移動したいモニタの位置にドラッグしてから [OK] または [適用] をクリックします。 |
4. | もう 1 つのモニタに表示されるまで、画面間でデスクトップ上の項目をドラッグします。 |
5. | あるいは、ウィンドウのサイズを変更して複数のモニタ間で拡大することができます。 |
[設定] タブのウィンドウ内のアイコンの配置によって、モニタ間で項目をドラッグする方法が決まります。たとえば、2 つのモニタを使用して、項目を左右にドラッグすることでモニタ間を移動する場合は、アイコンを左右に並べて配置します。

図 2. 左右または上下に並んだ番号の付いたアイコンをドラッグして、これをマルチ モニタ用に整列する。
項目を上下にドラッグすることによってモニタ間を移動するには、アイコンを上下に並べて配置します。モニタが左右に並んでいても、アイコンを上下に並べて配置することができます。