Microsoft Office 2004 for Mac サービス パック 1 (11.1.0)
このサービス パックでは、Microsoft Office 2004 for Mac に含まれる Word、PowerPoint、Excel、Entourage、Visual Basic for Applications、および Microsoft Remote Desktop Connection (RDC) Client 1.0.3 for Mac の動作に関する問題が修正されます。
必要システム
Microsoft Office 2004 for Mac サービス パック 1 をご利用いただくには、以下のシステム構成を満たしている必要があります。
プロセッサ : Power Mac G3、G4 または G5、iMac、PowerBook G3 または G4、iBook
オペレーティング システム : 日本語版 Mac OS X 10.2.8 以降
メモリ : 256 MB の RAM
ハード ディスク : インストール時に一時的に 24 MB の空き容量
注意 お使いのコンピュータについて詳細な情報を確認するには、[アップル] メニューの [この Mac について] をクリックし、[詳しい情報] をクリックしてください。
追記情報
今回の改善点は次のとおりです。これらの改善により、Office 2004 のセキュリティが強化され、動作に関する問題も修正されました。
Word 2004 における改善点
- FileVault が有効化された状態で自動バックアップ機能が正しく動作しない問題の修正
[Word] メニューの [環境設定] にある [既定のフォルダ] で自動バックアップ フォルダの場所を設定するときに、FileVault によって保護されているホーム フォルダ内の場所を指定すると、自動バックアップ機能が正しく動作しませんでした。今回のサービス パック 1 では、この問題が修正されました。FileVault は 128 ビット キーを使用した AES (Advanced Encryption Standard) 暗号方式で、有効化するとホーム フォルダの内容が自動的に暗号化され保護されます。FileVault の詳細については、Mac ヘルプを参照してください。
- マクロが含まれる書類を開く場合のセキュリティの強化
Word、Excel、および PowerPoint において、追加レベルのセキュリティがサポートされるようになりました。この改善により、1 つのマクロから別のマクロ付き Office 書類を開く場合のセキュリティが強化されます。必要なセキュリティのレベルを設定するには、Application.AutomationSecurity プロパティを使用します。Application.AutomationSecurity プロパティの詳細については、マイクロソフトのサポート技術情報 KB 886633 を参照してください。
- テキストのフォントが [フォント] メニューで選択したとおりに変更されない問題の修正
[フォント] メニューでフォントを変更しても、変更が適用されないことがありました。この問題は、[フォント名、スタイル名を実際のイメージで表示する] チェック ボックスがオフになっている状態で、[フォント] メニューを使用して書類のテキストのフォントを変更した場合に発生していました。[フォント名、スタイル名を実際のイメージで表示する] チェック ボックスは、[Word] メニューの [環境設定] をクリックし、[全般] タブをクリックすると表示されます。今回のサービス パック 1 では、この問題が修正され、テキストのフォントが [フォント] メニューで選択したとおりに変更されるようになりました。
- ドイツ語 (スイス) の校正ツールの検出に関する問題の修正
Word の互換性チェックを実行すると、次のようなメッセージが表示されていました。
"ドイツ語 (スイス) の校正ツールがインストールされていません"
今回の改善では、この問題が修正され、言語がドイツ語 (スイス) になっているテキストの校正には、既定でインストールされているドイツ語の校正ツールが使用されるようになりました。したがって、互換性チェックを実行しても、このメッセージは表示されません。
- テキスト選択での動作の改善
Word で単語をダブルクリックして選択し、その後ドラッグして他の単語も選択範囲に含めようとすると、選択範囲の前の単語までが余分に含まれることがありました。今回のサービス パック 1 では、この問題が修正され、選択範囲の前の単語が含まれることはなくなりました。
PowerPoint 2004 における改善点
- スライド ショーでムービーを再生するときのパフォーマンスの向上
スライド ショーでムービーを再生するときのパフォーマンスが向上し、ムービーを以前よりスムーズに再生できるようになりました。
- フォントの互換性の向上
フォントの互換性が向上し、フォントの全体的な外観を以前より適切に再現できるようになりました。Open Type フォント、記号フォントのほか、異なるバージョンの PowerPoint で作成されたプレゼンテーションで使用されているフォントとの間の互換性も維持されます。
- ルーラーが表示されている状態で、スライド上のオブジェクトをドラッグした場合の動作の修正
ルーラーが表示されている状態でスライド上のオブジェクトをドラッグしたときに、ドラッグした場所にオブジェクトが正しく配置されるようになりました。
- マクロが含まれる書類を開く場合のセキュリティの強化
Word、Excel、および PowerPoint において、追加レベルのセキュリティがサポートされるようになりました。この改善により、1 つのマクロから別のマクロ付き Office 書類を開く場合のセキュリティが強化されます。必要なセキュリティのレベルを設定するには、Application.AutomationSecurity プロパティを使用します。Application.AutomationSecurity プロパティの詳細については、マイクロソフトのサポート技術情報 KB 886633 を参照してください。
Excel 2004 における改善点
- マクロが含まれる書類を開く場合のセキュリティの強化
Word、Excel、および PowerPoint において、追加レベルのセキュリティがサポートされるようになりました。この改善により、1 つのマクロから別のマクロ付き Office 書類を開く場合のセキュリティが強化されます。必要なセキュリティのレベルを設定するには、Application.AutomationSecurity プロパティを使用します。Application.AutomationSecurity プロパティの詳細については、マイクロソフトのサポート技術情報 KB 886633 を参照してください。
Entourage 2004 における改善点
- 接続エラーが発生したときに [Entourage] アイコンの位置が移動する問題の修正
接続エラーが発生し、エラー ログ エントリが生成されると、[Entourage] アイコンの位置が Dock 内で移動してしまう問題が修正されました。
- Exchange Server 環境下で、送信済みメッセージのステータスが Microsoft Outlook の情報バーに反映されない問題の修正
Microsoft Exchange Server のクライアントとして Entourage を利用している場合、Entourage から送信したメッセージを Microsoft Outlook で表示したときに、"送信済み" というメッセージのステータスが情報バーに反映されないことがありました。今回の改善では、この問題が修正され、Entourage から送信したメッセージを Microsoft Outlook で表示すると、"送信済み" というステータスが情報バーに表示されるようになりました。
- 内蔵モデムを使用したインターネット接続の向上
Macintosh に外部モデムを接続し、PPP (Point-to-Point) 接続を確立しても、この PPP を使用できない問題が改善されました。今回のサービス パック 1 では、この問題が修正され、外部モデムによる PPP 接続を使用して、インターネット接続が行われるようになりました。
- SSL を使用した SMTP の向上
SSL を使用して電子メール メッセージを送信する (SMTP over SSL) と、メッセージが送信されないことがありました。今回のサービス パック 1 では、この問題に対する改善が行われました。
- iPhoto の写真を電子メールに添付すると発生する問題の修正
iPhoto の写真を電子メールに添付すると、写真データではなく意図しない名前のファイルが添付されることがありました。今回のサービス パック 1 では、この問題が修正されました。
- ネットワーク ボリューム上の Microsoft ユーザー データ フォルダを使用した場合の問題の修正
ネットワーク ボリューム上の Microsoft ユーザー データ フォルダを使用して、Entourage を起動すると、次のメッセージが表示されることがありました。
- "データにアクセスできません。データベースを再構築する必要があります。"
- "不明なエラー (16008) が発生しました。"
今回のサービス パック 1 では、この問題が修正されました。
- Entourage の実行中に Adobe CS 製品のキーボード ショートカットを使用できない問題の修正
コンピュータで Entourage を実行していると、Adobe CS 製品のキーボード ショートカットが使用できませんでした。今回の改善では、この問題が修正され、コンピュータで Entourage を実行していても、Adobe CS 製品のキーボード ショートカットを使用できるようになりました。
- Entourage から Domino IMAP サーバーに接続できない問題の修正
これまでは、Domino IMAP サーバーのディレクトリが円記号 2 つ ("\\") で区切られていると、Entourage からこのサーバーに接続することができませんでした。今回のサービス パック 1 では、この問題が修正されました。
- Exchange の代理人アクセス権限の SSL サポートの強化
Entourage 2004 において、Exchange の代理人が SSL を使用してアクセスできるようになりました。
- POP アカウントへの接続の向上
Entourage を使用して POP アカウントに接続すると、サーバーが接続を切断しても Entourage 側で検出されないことがありました。今回の改善では、この問題が修正されました。
Remote Desktop Connection (RDC) Client における改善点
Remote Desktop Connection Client 1.0.3 for Mac のクライアント ウィンドウを最小化したり、クライアント ウィンドウのデータをコピーして Macintosh アプリケーションにペーストする場合に、動作の安定性が向上しました。また、Mac OS X 10.3 以降を使用する場合や、PowerPC G5 プロセッサを搭載した Macintosh コンピュータで Remote Desktop Connection Client を使用する場合も、動作の安定性が向上しました。
参照情報
このサービス リリースの詳細については、マイクロソフトのサポート技術情報 KB 883951 を参照してください。
このサービス パックのダウンロードや使用に関して、技術的な質問がある場合や問題が発生した場合は、サポート情報ページにアクセスし、利用可能なサポート オプションをご確認ください。