DNS ツール

Windows 2000 では、DNS サーバーと DNS クライアントの両方の管理、監視、およびトラブルシューティングを行うユーティリティを多数用意しています。このユーティリティには、次のようなものがあります。

DNS コンソール

Windows 2000 DNS サーバーの管理に使う主要なツールは、DNS コンソールです。これは、コントロール パネルの [管理ツール] フォルダで提供されています。DNS コンソールは Microsoft 管理コンソール (MMC) のスナップインとして表示され、DNS 管理が総合的なネットワーク管理に統合されています。

DNS サーバーのインストール後は、DNS コンソールを使って次の基本的なサーバーの管理作業を行えます。

  1. 新しい DNS サーバーの初期構成を行います。
  2. 同じコンピュータ上のローカルな DNS サーバー、またはほかのコンピュータ上のリモート DNS サーバーに接続し、それを管理します。
  3. 必要に応じて前方参照ゾーンおよび逆引き参照ゾーンを追加または削除します。
  4. ゾーンのリソース レコードの追加、削除、および更新を行います。
  5. サーバー間でのゾーンの格納方法および複製方法を変更します。
  6. サーバーによるクエリの処理方法および動的更新の処理方法を変更します。
  7. 特定のゾーンまたはリソース レコードのセキュリティを変更します。

さらに、DNS コンソールを使うと、次のタスクも実行できます。

さらに、サーバー以外のコンピュータからも DNS コンソールを操作して Windows 2000 DNS サーバーをリモートで管理できます (Windows 2000 DNS サーバーにあらかじめ DNS サーバー サービスがインストールされている必要があります)。詳細については、 「サーバーをリモートで管理する」を参照してください。

important 重要

note 注

コマンド ライン ユーティリティ

Windows 2000 では、いくつかのコマンドライン ユーティリティが提供されています。これらのユーティリティは、DNS サーバーおよび DNS クライアントの管理とトラブルシューティングに使用できます。次の表は、それぞれのユーティリティについての説明です。これらのユーティリティは、コマンド プロンプトで入力するか、またはバッチ ファイルでスクリプトとして入力して実行します。

コマンド 説明
Nslookup DNS ドメイン名前空間のクエリ テストを行うために使います。詳細については、「コマンド ツールを使って DNS をトラブルシューティングする」を参照してください。
Dnscmd DNS サーバーを管理するためのコマンドライン インターフェイスです。このユーティリティは、日常的な DNS 管理タスクの自動化を容易にする場合、またはネットワークに新しい DNS サーバーを無人で簡単なセットアップと構成を行う場合にバッチ ファイルのスクリプトの作成に便利です。詳細については、「Dnscmd を使ってサーバー管理を自動化する」を参照してください。
Ipconfig このコマンドは、コンピュータが使う IP 構成の詳細の表示および変更に使います。Windows 2000 の場合、このユーティリティに追加のコマンドライン オプションが付属しており、DNS クライアントのトラブルシューティングとサポートに役立ちます。詳細については、「ipconfig コマンドを使ってクライアント リゾルバ キャッシュをフラッシュおよびリセットするには」または「ipconfig コマンドを使って DNS クライアントの登録を書き換えるには」を参照してください。

イベントを監視するユーティリティ

Windows 2000 Server には、DNS サーバーを監視するための 2 つのオプションがあります。

パフォーマンスを監視するユーティリティ

Windows 2000 DNS サーバーのパフォーマンスは、DNS サーバーのパフォーマンスを計測するサービス固有の追加カウンタを使って監視できます。これらのカウンタは、システム モニタからアクセス可能で、システム モニタは [パフォーマンス] コンソールで提供されています。

システム モニタを使うと、Windows 2000 DNS サーバーの一定期間のパフォーマンスの傾向のチャートおよびグラフを作成できます。これらを調査し、分析して、サーバーの調整がさらに必要がどうかを判断できます。

一定期間サーバーのメトリックを計測し、検討することによって、パフォーマンスのベンチマークを判断し、さらに調整してシステムを最適化できるかどうかを決定することが可能になります。詳細については、「サーバーのパフォーマンスを監視する」を参照してください。

note 注