SNMP の動作方法

エージェントと管理システムはどちらも、SNMP メッセージを使ってホスト情報を調査、交換できます。SNMP メッセージは、ユーザー データグラム プロトコル (UDP) を使って送信されます。インターネット プロトコル (IP) は、管理システムとホストの間でメッセージをルーティングするために使用されます。

管理システムが要求する情報は、 管理情報ベース (MIB) に格納されています。MIB は、ネットワーク接続されたコンピュータに関するさまざまな種類の情報が格納されたデータベースです。この情報の中には、コンピュータ上で実行されているネットワーク ソフトウェアのバージョン、利用できるハード ディスク ドライブの空き容量などが含まれます。

次の例は、管理システムが情報を要求したときに、SNMP エージェントがどのように応答するかを示しています。

  1. 管理システム (ホスト A) は、エージェント (ホスト B) に、エージェントのホスト名、IP アドレス、または IPX アドレスを使って、SNMP データグラムを送信します。
  2. SNMP エージェントは、データグラムを受信し、管理システムが属するコミュニティ名を検証します。コミュニティ名が有効な場合は、エージェントは適切な SNMP エージェントから必要なデータを取得します。 コミュニティ名が無効な場合は、エージェントはトラップ送信先 (ホスト C と D) へ不正アクセスのトラップ メッセージを送信します。
  3. SNMP エージェントは、要求された情報と共に、データグラムを管理システムに返します。

SNMP メッセージの種類や MIB の詳細については、「Windows 2000 リソース キット」を参照してください。