MS-CHAP

Windows 2000 では、MS-CHAP (Microsoft Challenge Handshake Authentication Protocol) がサポートされています。このプロトコルは MS-CHAP Version 1 とも呼ばれます。MS-CHAP は、非可逆の、暗号化されたパスワードの認証プロトコルです。チャレンジ ハンドシェイク処理は、次のように行われます。

  1. ユーザー認証システム (リモート アクセス サーバーまたは IAS サーバー) は、リモート アクセス クライアントにチャレンジを送信します。チャレンジは、セッション識別子と任意のチャレンジ文字列で構成されます。
  2. リモート アクセス クライアントは、チャレンジ文字列のユーザー名と非可逆な暗号化、セッション ID、およびパスワードを含む応答を送信します。
  3. ユーザー認証システムは応答を確認し、有効であれば、ユーザーの資格情報が認証されます。

MS-CHAP を認証プロトコルとして使うと、MMPE (Microsoft Point-to-Point Encryption) を使って、PPP または PPTP 接続で送信されるデータを暗号化することができます。

Windows 2000 では、MS-CHAP Version 2 もサポートされています。詳細については、「MS-CHAP version 2」を参照してください。

MS-CHAP の有効化

MS-CHAP ベースの認証を有効にするには、次の操作を行ってください。

  1. リモート アクセス サーバーで、MS-CHAP を認証プロトコルとして有効にします。詳細については、「認証プロトコルを有効にするには」を参照してください。MS-CHAP は既定で有効になっています。
  2. 適切なリモート アクセス ポリシーで MS-CHAP を有効にします。詳細については、「リモート アクセス ポリシーについて」および「認証を構成するには」を参照してください。MS-CHAP は既定で有効になっています。
  3. Windows 2000 を実行するリモート アクセス クライアントで MS-CHAP を有効にします。詳細については、「MS-CHAP (Microsoft Challenge Handshake Authentication Protocol)」を参照してください。

note 注