マリメッコ社のデザイナーたちをご紹介します。

マリメッコ社が 1951 年に創業された時、慣習にとらわれないそのデザインは、フィンランドにおける布製品のプリンティングや衣服の伝統を一変させるものとなりました。マリメッコのデザイナーである Minna Kemell-Kutvonen 氏と Sami Ruotsalainen 氏にマリメッコの社内プリント工場の舞台裏について語っていただきました。実はこの工場で、Microsoft Surface のコレクションとして使用されているマリメッコのコットン織物のプリントが行われているのです。

マリメッコ社のデザイナーたちをご紹介します。

マリメッコ社のデザイナーたちをご紹介します。

  • Maija Louekari – プリント デザイナー

    Maija 氏は、2003 年に行われたアールト芸術デザイン大学とマリメッコの共同主催によるデザイン コンクールに入賞しました。Maija 氏は、小さなものや人々の日常生活の中で行われるごくありふれた物事からインスピレーションを得ています。イメージ: Toni Rosvall。

  • Maija Isola – プリント デザイナー

    Maija 氏は 500 種類を超える柄をデザインするという輝かしい経歴を持っており、ウニッコ (けしの花) はその象徴として有名です。Maija 氏のデザインは、伝統的な民俗芸術や現代のビジュアル アートだけでなく、自然や旅行からもインスピレーションを得ています。イメージ: Asko Tolonen / ヘルシンキ、デザイン博物館。

  • Sami Ruotsalainen – シニア デザイナー

    2005 年にアールト芸術デザイン大学を卒業した Sami 氏は、セラミック、プロダクト デザイン、ガラス製品の専門家です。彼は、精密さの中に繊細な素材感とスタイルを組み合わせたデザイン アプローチを得意とします。イメージ: Kerttu Malinen。

  • Minna Kemell-Kutvonen – デザイン・製品開発ディレクター – ホーム プロダクトとプリント

    Minna 氏は 2005 年にアールト芸術デザイン大学で文学修士の学位を取得しました。Minna 氏はマリメッコのユニークな色使いに魅了され、その色を表現するための新しい方法を常に模索しています。イメージ: Kerttu Malinen。

  • Unikko

    Unikko (けしの花) は、マリメッコ創業者である Armi Ratia がマリメッコは二度と花柄をプリントしないと発表したすぐ後の 1964 年に生まれました。 デザイナーの Maija Isola は Armi の決定を気にも留めず、抗議の意味を込めて、全て花柄のコレクションを作りました。その一つが ウニッコであり、 のちに真のアイコン 、創造性、強さ、勇気、信念を代表するアイコンとなりました。

  • Siirtolapuutarha

    Siirtolapuutarha (市民菜園) は、めまぐるしい都会から、花や野菜の実る市民菜園への旅を描いた Maija Louekari の素晴らしい線画を使った柄です。

  • Räsymatto

    20 世紀半ばに良く生地の端切れで縞模様のラグを作っていたのを覚えていますか?フィンランドでは今でも夏の小屋で良くみる風景です。Maija Louekari が創造した Räsymatto の柄は、このノスタルジックかつ機能的なラグを、ひねりを効かせて現代風に解釈したものです。

  • Kaivo

    1964 年、Maija Isola がバケツを泉に落とし、水面のさざ波からインスピレーションを受け、定番柄の Kaivo (泉) が生まれました。