使ってわかる 通る企画書3つのポイント

営業提案書のイメージ

意外と知らない文章表現術
さらに魅せるテクニック
「最近の企画書はどんどんシンプルになっています。図表や画像を大きく扱い、テキストが 1 ページに 1 ~ 2 行しかない企画書も珍しくありません」(山﨑さん)。それでも状況によっては文章ベースで作成するべき機会もあるだろうが、「文章の基本は、正確、簡潔、わかりやすいことです。社名や金額などが間違っている企画書は、信用問題につながります。だらだらと長く書くのではなく、短文にしたり、箇条書きのほうが理解しやすく、記憶に残ります」と山﨑さんはアドバイスする。単に言葉を短くするだけでなく、遠回しな表現は避けて、伝えたいことを歯切れよく伝えることが大切だ。また、「具体性も大事。『大多数』と書くよりも『全体の 98 %』と書いたほうが相手も納得します。」(山﨑さん)。
端的な表現
遠回しな表現や回りくどい表現はなるべく避け、伝えたいことをはっきりと伝えるのが望ましい。表現が不明瞭だと、何を言いたいのかが理解できず、誤解されてしまう恐れもある。
具体的に
例えば「多くの参加者が集まり、大盛況だった」と書くよりも、「過去 3 年間は 500 人前後の参加者だったが、今年は約 3 倍の 1546 人だった」と書くほうがイメージされやすい。
正確に記述
企画書を提出する先の社名や部署名が間違っていたり、見積金額などの数字が間違っていたりするのは論外。漢字の間違いも、企画書に対する信頼性を損ねるので注意したい。
文章は短く
だらだらと長い文章を書くよりも、センテンスをなるべく分割して箇条書きに整理したほうが読んでもらいやすい。短文を並べるレイアウトのほうが見た目にもすっきりする。

ショートカットのイメージ
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