これまで、パフォーマンス、セキュリティ、使い勝手、メンテナンス、将来性と 5 つの項目で、Windows 7 と Windows 10 を比較してきました。ここではそれぞれの項目での対決を振り返るとともに、総合的にも優れ、これから便利に、安心して利用できるのはどちらの OS なのかを最終結論をみてみましょう。
最初の対決はパフォーマンス対決です。PC を、いつでもサクサク、快適に利用するために、最も重要なのが PC のパフォーマンスです。電源を入れたらすぐに起動し、アプリケーションも軽快に動いて、動画もスムーズに再生できる PC があれば、毎日の PC ライフも快適になります。Windows 7 と Windows 10 が動作する PC では、どれくらいパフォーマンスに差があるのでしょうか。そのパフォーマンスを比べてみました。

Windows 7 と Windows 10 のキャラクターが競技しているイラスト
「起動スピード対決」では、比較の結果、Windows 10 は、Windows 7 に比べ、起動スピードで 2 倍高速であることがわかりました。さらに次の「アプリ起動対決」では Windows 10 ならアプリが約 40%も高速に起動し、「Web ブラウジング対決」でも Windows 10 の方が約 1.8 倍も高速という結果になりました。最終の「PC 総合力対決」では、文書作成、表計算、動画再生のすべての項目で、Windows 10 の方が約 1.7 倍も高パフォーマンスであることがわかりました。

パフォーマンス対決では、すべての項目において、Windows 7 をはるかに上回るパフォーマンスを示した Windows 10 の圧倒的な勝利に終わりました。最終的な結果として、PC をサクサクと快適に使いたければ Windows 10 を選ぶべきであると言えるでしょう。


 


第 2 種目はセキュリティ対決です。インターネットやクラウドを利用が拡大する中、何気なくやりとりしているメールからウイルスに感染したり、インストールしたアプリから情報を抜き取られて、情報が漏えいしたりといった被害が拡だいしています。マルウェアと呼ばれるウイルスやスパイウェアは、年々種類も増え、その攻撃も複雑かつ巧妙になっています。もはやマルウェアの侵入を完全に防ぐのは困難で、侵入された後に被害を出さないことが重要になっています。Windows 7 と Windows 10 ではどちらがより安全に PC を守ってくれるでしょうか?

Windows 7 と Windows 10 のキャラクターが競技しているイラスト
「安全なサインイン対決」では、Windows Hello で顔や指紋などの生体認証が利用できる、Windows 10 が圧倒的に有利であることがわかりました。「マルウェアやスパイウェアからの防御対決」でも、大幅に強化された Windows Defender やファイアウォールにより Windows 10 がはるかに安全に防御できる結果となりました。「プライバシー保護対決」でも「プライバシー」の設定画面で、より詳細に項目を設定できる Windows 10 が勝利をおさめました。「ネット セキュリティ対決」でも、Windows 10 なら Microsoft Edge と Internet Explorer 11 という 2 つの安全なブラウザーを用途に合わせて利用できることがわかりました。

これらの結果により、Windows 10 の方が、Windows 7 よりもはるかに安全に、PC を利用できることが結論づけられました。


 


3 番目の対決は、操作性、使い勝手対決です。私たちの生活の中で、PC が活躍するシーンはますます広がっており、ほぼ毎日接する PC だからこそ、その操作性や使い勝手には拘りたいものです。操作性や使い勝手ひとつで、PC での作業の効率やスピードが大きく変わってきます。使い勝手がよい PC であれば、作業の快適さもぐっと高まります。Windows 10 と Windows 7 では、この操作性や使い勝手にどれくらいの差があるでしょうか。検証してみました。

Windows 7 と Windows 10 のキャラクターが競技しているイラスト
まず、「デスクトップの使いやすさ対決」では、新しいスタートメニューと仮想デスクトップで進化した Windows 10 の勝利となりました。またタッチ & ペン操作対決では、タッチ & ペンとマウス & キーボードの両方が使える Windows 10 の方が、操作性が優れていることがわかりました。またアプリ & ファイル操作対決でも、インターフェイスにリボンが採用され、UWP アプリが利用できる Windows 10 に軍配があがりました。最終の情報の検索対決では、検索の範囲が広く、コルタナを利用した音声検索にも対応している Windows 10 が Windows 7 に比べ、はるかに使い勝手が良いことがわかりました。

これらの結果、すべての項目において、Windows 7 の使い勝手を上回った、Windows 10 の勝利となりました。



 


4 番目の対決はメンテナンス対決です。インターネットにつながらない…プリンターがうまく印刷できない…誤ってファイルを消してしまった、PC を使っていると小さなトラブルはつきものです。そんな時 Windows の機能を使って対処するのが、トラブル解決のための早道です。こうしたトラブル発生時に、Windows 7 と Windows 10 では、どちらが早く解決しやすいでしょうか? トラブルを未然に防ぐための機能や、もしもの時のためのバックアップ機能についても、併せて比較してみましょう。

Windows 7 と Windows 10 のキャラクターが競技しているイラスト
まず、最初のトラブル対策対決では、いざという時に回復ドライブを利用して復元ができる Windows 10 が圧倒的に便利という結果になりました。続いてのバックアップ対決では「バックアップと復元」と「ファイル履歴」の 2 つのバックアップ機能を備えた Windows 10 の勝利となりました。3 つ目のトラブルシューティング対決では、機能や機器ごとにトラブルシューティングが容易されている Windows 10 の方が、はるかにすばやくトラブルに対応できることがわかりました。最後のメンテナンス対決でも、ソフトウェアの更新、セキュリティ スキャン、システム診断をまとめて実行する「自動メンテナンス」を備えた Windows 10 がはるかに楽にメンテナンスできるという結論になりました。

メンテナンスやトラブルシューティングについては、すべての項目で Windows 7 よりも優れている Windows 10 の圧倒的勝利となりました。


 


最後の 5 番目の対決は、将来性対決です。現在は、自宅ではノート PC 、外出先ではタブレット、オフィスではデスクトップというように、目的や場所によって複数の端末を使い分けるのが当たり前になっています。しかしながら、使う場所やデバイスは違っても、クラウド サービスや PC の設定は同じ環境利用したいというケースがあります。複数の PC やタブレットで Windows を使うとき、Windows 7 と Windows 10 では、どちらが使いやすいでしょうか。検証してみました。

Windows 7 と Windows 10 のキャラクターが競技しているイラスト
最終対決となった、将来性対決、最初の種目の「マルチデバイス対決」では、複数のデバイスから、同一のクラウドサービスが使える Windows 10 の圧勝で幕を開けました。2 種目の「Windows Update 対決」では、Windows 7 と Windows 10 とも、基本的には「何もしなくてよい」のは変わりませんでしたが、インストール時間の細かい設定などができる Windows 10 に軍配があがりました。3 つ目の「エコ対決」では、従来の「電源オプション」に加え、「バッテリ節約機能」が利用できる、Windows 10 の方がさらに、省電力でバッテリを節約して利用できることがわかりました。最終の「最新テクノロジ対決」では、ペイント 3D や最先端のゲーム体験などクリエイティブな利用ができる、Windows 10 の勝利となりました。

こうした結果から、すべての項目で Windows 7 よりも優れていた Windows 10 の勝利が確定しました。


 


上記の結果の通り、Windows 7 と Windows 10 の 5 番勝負では、パフォーマンス、セキュリティ、使い勝手、メンテナンス、将来性、いずれの項目でも、Windows 10 が圧倒的な勝利を収める結果になりました。

大変優秀な OS として長い間利用されてきた Windows 7 も 2015 年 1 月にメインストリーム サポートが終了し、そして 2020 年 1 月には、延長サポートも終了します。Windows 7 が発売になった 2009 年当時は、クラウドを前提とした利用や、タブレットのような新しいデバイスもありませんでした。またセキュリティ面も、現在の様なランサムウェアに代表とされる巧妙な脅威も存在していませんでした。こうした最新のデバイスに対応し、また未知の脅威に対応するためには、最新の OS を選択する必要があります。

現在の PC をより安全かつ快適に利用するためにも。また今後登場する新しいテクノロジに対応して、長く利用するためにも、一刻も早く Windows 10 環境に移行することをおすすめします。

Windows 10 勝利

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