Creators Update で Windows 10 はどう変わった? - Microsoft atLife

Creators Update で Windows 10 はどう変わった?

2017 年 4 月、Windows 10 のメジャー アップデート「Creators Update」の配布が開始されました。これは、2016 年 7 月の「Anniversary Update」に続く、大幅なアップデートです。このアップデートは、「クリエイターズ アップデート」という言葉通り、Windows 10 ユーザーにクリエイティビティ ― 創造力の可能性をお届けしています。もちろん、Windows をより便利に、より使いやすくなるような改善も行われています。
Creators Update で追加される機能や改善される機能は多岐にわたっています。今回は、よく利用する機能であるブラウザーの新機能、スタート メニューや設定といった基本機能などのアップデートについて紹介していきます。

    目次

  1. 1. タブ機能などの基本機能が強化され Edge がより使いやすく!
    1. Tips Flash コンテンツを表示するには
  2. 2. スタート メニューのカスタマイズがより便利に!
    1. Tips すべてのアプリを非表示にするには
  3. 3. 「設定」に搭載された PC の使い勝手を向上させる新機能
  4. 4. Creators Update でより使いやすくなった Windows 10

 タブ機能などの基本機能が強化され Edge がより使いやすく!

Windows 10 では、標準のブラウザーが Internet Explorer から Microsoft Edge (以下、Edge) に変更されました。Edge はシンプルで軽快に動作するブラウザーですが、今回の Creators Update によって、よりユーザーにとって使いやすいものに機能が強化されています。

強力に進化したタブ機能

まず、大幅に強化されたのがタブ機能です。従来の Edge では、表示しているページ以外のタブを確認するには、カーソルをタブに合わせることでプレビューが表示されていましたが、今回のアップデートで専用の表示エリアが用意され、タブの確認がよりやりやすくなっています。

(1) 確認したいタブにカーソルを合わせます。(2) そのタブの内容が下にプレビュー表示されます。

このように確認したいタブにカーソルを合わせるだけでプレビュー表示されます。一覧表示しているときも、左右にドラッグして順番を入れ替えることができます。

(1) [タブ プレビューを表示] アイコンをクリックします。(2) すべてのタブがプレビュー表示されます。元に戻すときは、再度 [タブ プレビューを表示] アイコンをクリックします。

タブを使ってページを開いていくと、いつの間にか多くのタブが開いてしまい、整理が付きにくくなってしまうことがあります。そのとき、タブの終了と保存、復元の機能を使うと便利です。これは、表示中のタブをいったん保存し、まとめて終了できる機能です。この機能を使って閉じたタブはあとから復元することができるので、いつでも元に戻すことができます。

(1) [表示中のタブを保存して閉じる] アイコンをクリックします。

(2) すべてのタブが閉じられます。(3) [保存して閉じたタブ] アイコンをクリックします。

(4) サムネイルをクリックすると、タブを復元できます。

より使いやすくなった Web ノート

Microsoft Edge の最大の特徴といえば、Web ページに直接手書きできる Web ノートです。この機能も改善されており、より使い勝手がよくなっています。
今回新しくサポートされたのが、「タッチによる手書きのサポート」です。従来の Edge も指でタッチしてノートを書き込むことができました。しかし、ペンを使って書き込むときに、画面に手が触れてしまうと反応してしまい、その部分も入力されてしまうという問題がありました。
新しくなった Edge には [タッチによる手書き] メニューが追加されており、ここをオフにすると手でタッチしても入力されなくなります。これにより、ペンを使っているときも、ストレス無く記入できるようになりました。

(1) [Web ノートの作成] アイコンをクリックします。

(2) [タッチによる手書き] メニューをクリックすると、オン/オフを切り替えられます。

Web ノートで入力するとき、従来の Edge はペン先が固定でした。新しい Edge では、選択できる色数が増え、ペン先の太さも変更できるようになっています。

(1) 使用するペン先をクリックします。(2) 利用できる色数が増加しました。(3) サイズ項目のスライダーをスライドさせると、ペン先の太さを調整できます。

共有機能も改善されています。従来の Edge で共有機能を呼び出した場合、画面の右側から共有できるアプリが表示されていましたが、この際、ウィンドウの一部が隠れてしまうことがありました。新しい Edge では、画面中央にダイアログ ボックスが表示されるようになっています。

(1) [共有] メニューをクリックします。(2) 共有できるアプリがウィンドウ内に表示されるようになりました。

InPrivate ウィンドウがより早く開ける

自分以外の PC で Web ページを閲覧する場合によく使われる機能が「InPrivate」です。これは、Web の閲覧履歴など、プライバシーに関する情報を保護する機能です。従来の Edge では、メニューを開いてからこの機能を呼び出す必要がありました。
新しい Edge は、タスク バーを右クリックしたときに表示されるジャンプ リストから、InPrivate ウィンドウを開くことができるので、すぐに呼び出すことができるようになっています。

(1) タスク バーの Edge のアイコンを右クリックします。(2) [新しい InPrivate ウィンドウ] をクリックします。

(3) InPrivate ウィンドウが表示されます。

TipsTips Flash コンテンツを表示するには

Flash は Web 上で音声やアニメーションを再生するソフトウェアです。しかし、Flash Player を通じて、Web を閲覧することでサービス妨害攻撃を受けたり、任意の命令を実行される可能性がある脆弱性が確認されているため、新しい Edge では Flash コンテンツを読み込むタイミングをユーザーがコントロール出来るようになり、ユーザーが許可をすることにより表示されるようになっています。

Flash コンテンツを含むサイトへのリンクをクリックした場合に「Adobe Flash コンテンツがブロックされました」と表示されます。

URL を入力するなどして、Flash コンテンツを含むサイトを開いた場合に「ページに何か欠けていますか?」と表示されます。

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 スタート メニューのカスタマイズがより便利に!

Windows 10 のスタート メニューは、よく使うアプリや内容が更新されるアプリをタイルとしてピン留めしておくことができます。今までの Windows 10 は、ピン留めしたタイルはまとめることができなかったので、タイルが増えてくるとスクロールさせる必要があり、使い勝手が悪くなってしまいました。
しかし、今回のアップデートでタイルをフォルダーとしてまとめられるので、スタートメニューを 1 画面にまとめておくことができます。

(1) まとめるタイルをドラッグします。

(2) まとめたいタイルに重ねたらドロップします。

(3) タイルがフォルダーにまとめられました。まとめられたタイルをクリックすると、表示/非表示を切り替えられます。

TipsTips すべてのアプリを非表示にするには

スタート メニューの「すべてのアプリ」は常に表示されていましたが、Windows 7 の時のように隠すことができるようになりました。これにより、必要なときだけ「すべてのアプリ」を表示させることができます。

(1) 設定画面で [個人用設定] → [スタート] をクリックします。(2) [スタート メニューにアプリを一覧表示する] を [オフ] にします。

(3) スタートメニューが非表示になりました。(4) [すべてのアプリ]アイコンをクリックすると、すべてのアプリが表示されます。(5) [ピン留めしたタイル]アイコンをクリックすると、タイル表示に戻ります。

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 「設定」に搭載された PC の使い勝手を向上させる新機能

Windows 10 における各種の設定は基本的に「設定」より行います。Creators Update では、この「設定」が拡張され、より使いやすくなっているほか、「ゲーム」といった新しい設定が追加されました。

ブルーライトをカットする「夜間モード」

Creator Update では、人間の睡眠に悪い影響を与えると言われる「ブルーライト」を削減する「夜間モード」機能が搭載されました。具体的には、画面の色温度を変更することでブルーライトを抑制します。また、スケジュールを設定することもできるので、寝る前の時間帯のみブルーライトを抑制するといった設定もできます。

(1) 設定画面で [システム] → [ディスプレイ] をクリックします。(2) [夜間モード] を [オン] にします。(3) 詳細を設定するときは、[夜間モード設定] をクリックします。

(4) 色温度のスライダーをドラッグして、画面の色温度を調整します。(5) 夜間モードを有効にする時間を指定するときは、[時間の設定] を選択して時間を入力します。

不要なファイルを自動で削除する「ストレージ センサー」

ゴミ箱に入れたファイルやアプリのインストールなどで利用する一時ファイルといった普段使用しないファイルが、PC のストレージを圧迫することがあります。このような不要なファイルは、ユーザーが自分で削除する必要がありました。Creators Update で追加された「ストレージ センサー」機能は、このようなファイルを自動で検知し、自動的に削除してくれます。また、不要なファイルをすぐに削除する機能も搭載しています。

(1) 設定画面で [システム] → [ストレージ] をクリックします。(2) [ストレージ センサー] を [オン] にします。(3) すぐに不要ファイルを削除するときは、[空き容量を増やす方法を変更する] をクリックします。

(4) 削除するファイルの種類を [オン] にします。(5) [今すぐクリーンアップ] をクリックします。

スマホを持ったまま離席すると自動的にロックされる「動的ロック」

PC を一定時間操作しないか、ユーザー自身がロックしない限り、PC をロックさせることができません。今回新しく搭載された「動的ロック」は、普段使用しているスマートフォンをあらかじめ Bluetooth でペアリングしておけば、離席したときに「PC を自動でロックする」機能です。ユーザーが席を離れ、スマートフォンが検知できない距離まで離れると、約 1 分後にたら自動的にロックされます。これにより、セキュリティが向上し、使い勝手も改善されています。

(1) 設定画面で [デバイス] → [Bluetoothとその他のデバイス] をクリックします。(2) [Bluetooth またはその他のデバイスを追加する] をクリックして、スマートフォンとペアリングします。ペアリングはお使いの機器によって操作が異なることがあります。(3) スマートフォンとペアリングできているときは、受話器アイコンのデバイスが表示されます。

(4) 設定画面で [アカウント] → [サインイン オプション] をクリックします。(5) [動的ロック] にチェックを付けます。

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 Creators Update でより使いやすくなった Windows 10

今回は、Creators Update で強化された基本機能を中心に紹介しました。Edge のようによく利用するアプリから、スタート メニューや設定など細かいところまで改善されていますので、Windows 10 はより便利になったと言えるでしょう。

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