中小企業のリモートワーク お悩み Q&A

A. ICT (情報通信技術) を活用した、時間や場所にとらわれない働き方です。
情報通信技術 (ICT) を活用し、時間や場所にとらわれずに働く働き方をリモートワーク (テレワーク) といいます。日本ではテレワークが多く使われていますが、世界的にはリモートワークが一般的です。自宅で PC やスマートフォンなどを使って働く「在宅勤務」、レンタルオフィスや支社の一室などで働く「サテライトオフィス勤務」、外出先や移動中に PC やスマートフォンなどを使って働く「モバイルワーク」などの種類があり、時短勤務や時差通勤などと合わせて活用することで、多様な働き方を可能にすることができます。
また、災害や感染病の拡大などで社員のオフィスへの出勤が難しくなった場合の事業継続の手段としても有効です。


A. まずはクラウド環境、その上で PC、コミュニケーションツールを整えましょう。
オフィス以外の場所でもオフィスと同じ環境で働けることが重要なので、オフィスで使用しているシステムや、文書作成ソフト、計算ソフトなどを社外からも使えるようにするためのシステム、サービス、セキュリティの構築が必要となります。それは、クラウドの IT 環境にすることでスムーズに行えるようになります。まずは、クラウドサービスを利用できる環境へ移行し、そのうえで、インターネットにつなげるための Wi-Fi 機器やテザリング可能なスマートフォン、カメラとマイク機能がついたノート PC、ビデオ会議アプリなどのコミュニケーション ツールを揃えましょう。

A. いいえ。中堅・中小企業ほどメリットは大きいです。
ひとりが携わる業務範囲が大きい中小企業ほど、コスト削減、生産性向上が見込めるため、リモートワーク導入のメリットは大きいと言えます。
また、規模の小さい企業の方が対応スピードも早いですから、より手軽に導入できます。多様な働き方ができる労働環境は、職種問わず優秀な人材の離職防止・採用にも有効です。


A. 最低限は必要ですが、補助金や支援制度も活用できます。
クラウドサービスの普及や、安価で高性能なノート PC や Wi-Fi 機器の充実によって、導入のハードルは下がっています。国や自治体が設けている補助金制度もありますし、管理のための人員確保が難しい場合は、外部委託や支援制度も利用できます。


A. ツールをうまく活用すれば、逆に活性化することも可能です。
リモートワークには、時間や場所にとらわれず会議に参加できる、チャットやビデオ会議の方が気軽に会話できるなど、コミュニケーションをより活発にする効果が見込めます。
一方で、対面で話すことも、コミュニケーションを円滑に進めるうえでとても重要ですから、リモートワークをコミュニケーションのひとつの手段と位置づけ、対面や電話、メールなどと組み合わせて活用することがポイントです。


A. まずは社内ルール作りから始めましょう。
まずは、労使間で導入の目的や実施方法などをよく協議し、ガイドラインを策定しましょう。導入済み企業の施策やガイドラインを参考にするとよいでしょう※。そのうえで、クラウド、ノート PC やコミュニケーション ツールなどの ICT 環境を整え、試験的な運用から開始しましょう。「週に 1 回」「機密性の低い職種」などの縛りを設けて、少しずつ運用の幅を広げていくと安心です。
(※) 参考サイト: 一般社団法人テレワーク協会「テレワークのガイド、ガイドライン、事例等」


A. 職種の特性に合わせて始められます。
営業職にはスマートフォンやノート PC によるモバイルワーク、事務職にはノート PC による在宅勤務、現場職にはタブレットによる部分的なモバイルワークなど、職種ごとで注力すべき ICT 環境は異なります。
職種の特性に合わせた環境づくりと、評価基準を明確化するなど、リモートワークに移行できない職種との不公平感をなくすことが大切です。
こんな課題の解決に役立ちます

クラウド

モバイルワーク

コミュケーション活性化

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