「校務系と教務系に分断されて USB メモリで行き来していた情報を 1 台のデバイスで扱えるようになったのは、教育現場においては革新的だと思います。以前は個人情報も含まれる校務や教務を校外に持ち出すことは考えられませんでしたが、今は高いセキュリティが担保されているので、自宅や外出先からでも安心・安全に仕事ができるようになりました。私たち教員にとって働き方の大きな変化になり、遅くまで残業する先生はほとんどいなくなりました。外出が制限される時期においても、自宅から校務や授業が滞りなく進められています」聖徳大学附属取手聖徳女子中学校・高等学校 ICT教育推進部 副部長 理科教諭 増田 瑞綺 氏は、同校の ICT 化の最大のメリットについてこのように語ります。
聖徳大学附属取手聖徳女子中学校・高等学校は「Microsoft 365 Education A5」の導入によって、GIGA スクール構想の先を行く教育環境づくりを推進しました。驚くことに外部の業者に頼ることなく、現場の教員だけで環境づくりを完了させ、日常の教育活動と並行しながらも安定運用しているのです。
同校の取り組みの背後には、「生徒の探究の心を育む」ことに対する強い思いがありました。先生・生徒があらゆるデジタルツールを安心して使いこなせる環境のもと、生徒の「問題を発見し、解決に導く能力」を育む――そんな新時代の教育を実践する同校の取り組みに迫ります。
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