喫煙人口の減少、加熱式たばこの普及など、たばこ業界を取り巻く環境は大きく変化しています。このことは国内のたばこ産業をリードし、海外展開や多角化を進める日本たばこ産業株式会社の事業戦略にとって重要な課題となっています。
同社の営業は、販売店での販促活動など限られた領域で展開されてきました。しかし、今後は自社ブランドの価値を積極的にアピールする方向が模索されています。そのため、この変化に対応するべく業務システムの刷新が計画されました。そして、今年 (2021 年) に登場した新システムでは、ローコードでの開発が可能な Power Apps が導入され、ユーザーである業務部門の社員が自ら作成した各種のアプリが多数運用されています。
外部ベンダーへの過度の依存を抑えつつ、より現場のニーズに合った業務システムの構築をめざす同社の取組みに、熱い視線が注がれています。
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