近年、多くのグローバルブランドは、顧客接点のデジタル化による O2O(Offline to Online)マーケティングをはじめ、新興市場における偽造品からのブランド保護、日々高度化されていくSCMにおける物流合理化といった、攻守両面の様々な対応を迫られています。しかしながら、多くのブランドでは、対症療法的・局地的な対処に追われており、ブランド全体を貫く施策は打ち出せていないのが現状です。
そうしたなか、大手化粧品メーカー・株式会社資生堂のグループ企業である株式会社ザ・ギンザが運営する「ザ・ギンザ(THE GINZA)」では、マイクロソフト社が提供するクラウドプラットフォーム Microsoft Azure(以下、Azure)を最大限に活用した、トレードログのIoT連携ブロックチェーンツール「YUBIKIRI for Microsoft Azure」を導入。RFID/QR とブロックチェーンの併用により、物流合理化と O2O マーケティングを一気通貫で実現するとともに、Salesforce Commerce Cloud との連動により、店頭施策と EC 施策を融合させることに成功しています。
ラグジュアリー化粧品としては世界初となる、マーケティングと SCM を跨ぐブロックチェーン技術の本格導入の経緯について、担当者の方々に話を聞きました。
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