サントリー株式会社 スピリッツカンパニー 梓の森工場(以下、梓の森工場)が、Microsoft Power Apps を活用したシステム開発の内製化を加速させています。1977 年に竣工したウイスキーや RTD ※やワインを製造するスピリッツ工場としてはサントリー最大の製品生産拠点である同工場では、生産品目約 400 品目のうち新製品が約半数を占める多品種大量生産が特徴です。しかし、それゆえに製造・品質管理における既存の仕組みにデジタル化をフィットさせることは難題であり、これまでの活動はいわば暗中模索でした。そんな中で現場の若手従業員が起点となり「Power Apps 活用」がスタートしました。この活動により若手従業員の熱意が工場全体へ広がり、さまざまなアプリが開発され、今では他の工場への横展開が進みつつあります。
※「Ready to Drink」の略語で、そのまますぐ飲める缶チューハイや缶カクテル、ハイボール缶などのアルコール飲料
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