Office 365 の新しい Skype for Business サービスのプレビューを発表

今回は、Skype for Business チーム担当コーポレート バイス プレジデント Zig Serafin の記事をご紹介します。

今年 Skype for Business をリリースしたときに、新しい Skype for Business の音声通話と会議の機能を Office 365 に追加する計画と、テクニカル プレビューを今夏に開始することをお伝えしました。これらの新機能によって既存の Skype for Business のエクスペリエンスが強化されるとともに、完成度の高いエンタープライズ クラスのコミュニケーション ソリューションをグローバル規模で、Office 365 の一部として提供できるようになります。

今回は、そのテクニカル プレビューをリリースいたします。本日より Office 365 Enterprise のお客様は、プレビュー プログラムに登録して、以下の機能のプレビューをお試しいただけます。

  • Skype 会議ブロードキャスト: 対象となる世界中の Office 365 ユーザーが使用できる機能で、Skype for Business 会議を最大 10,000 ユーザーにインターネット経由でブロードキャストできます。会議には、ほぼすべてのデバイスからブラウザーで出席できます。Skype 会議ブロードキャストを活用すれば、”タウン ホール” 型の社内会議や公開 Web セミナーなどの大規模な仮想会議を簡単に開催できるようになります。今回のプレビューには Bing Pulse が統合され、リアルタイム投票とセンチメント追跡が実現しています。また、Yammer との統合により、ブロードキャスト中に出席者同士が会話することもできます。
  • PSTN 会議: 米国の Office 365 ユーザーが使用できる機能で、Office 365 の Skype for Business 会議に招待されたユーザーが、固定電話または携帯電話から電話をかけて会議に出席できます。この機能により、PC、スマートフォン、ブラウザーからシングル タッチで簡単に参加する以外にも、インターネットにアクセスできない場所にいるユーザーが、従来のダイヤルイン方式でオンライン会議に参加できるようになります。また、Office 365 の PSTN 会議では、他のユーザーに電話をかけて、会議の参加者に追加することもできます。
  • PSTN 通話によるクラウド PBX: 米国の Office 365 ユーザーが使用できる機能で、Skype for Business クライアントで通常の電話の発着信が可能なほか、保留、再開、転送など、こうした通話を管理することもできます。このプレビューは、Lync Server および Skype for Business Server で提供されている実績あるエンタープライズ VoIP テクノロジを基盤として構築されています。今年後半には、世界中のユーザーに向けてクラウド PBX をリリースし、既存のオンプレミスの電話回線を使用して発着信できるようにする構成オプションを提供する予定です。

Microsoft は、今回リリースしたプレビューに加えて、戦略的パートナーである AT&T、BT、Colt、Equinix、Level 3 Communications、Orange Business Services、TATA Communications、Telstra、Verizon、Vodafone と共に、今年中にも Azure ExpressRoute for Office 365 を通じた Office 365 Skype for Business との直接接続を可能にする予定です。ExpressRoute を使用すると、お客様はオンプレミスと Microsoft データセンターの間にプライベート接続を確立できます。ネットワーク パフォーマンスの予測性が向上し、ネットワークの可用性をより適切に管理できるほか、専用のネットワーク接続を利用してデータのプライバシーを向上できるという安心感も得られます。

Office 365 は、世界各国で広く使用されている生産性向上クラウド サービスです。Microsoft では、このような投資を通じて、企業レベルの完成度の高いコミュニケーション ソリューションを、Office 365 の不可欠な要素として組み込もうとしています。そのための取り組みとして、話し言葉、書き言葉、視覚情報、感情など、人間が持つあらゆる表現方法を通じて人と人がつながる手段を提供していきます。

今回の新しいサービスでは、職場での新時代のコミュニケーションに従来から存在する電話や会議を融合させることで、より柔軟に、かつ大きな規模に利用できるインターネット経由の、まったく新しいコミュニケーション手段が実現します。皆様にお試しいただけることを楽しみにしています。

– Zig Serafin

Skype 会議ブロードキャスト機能のデモや、機能の詳細については、こちらの Office Mechanics の動画をご覧ください。

よく寄せられる質問

Q. プレビュー プログラムへの参加要件を教えてください。

A. Skype 会議ブロードキャストのプレビューは、Office 365 Enterprise プランまたは Skype for Business Plan 2 をご利用いただいている全世界のお客様を対象に提供されます。PSTN 会議、PSTN 通話によるクラウド PBX のプレビューは、Office 365 Enterprise プランまたは Skype for Business Plan 2 をご利用いただいている米国のお客様を対象に提供されます。

Q. エンド ユーザーはこの試用版にサインアップできますか。

A. いいえ。試用版は Office 365 管理者がお客様のテナントにプロビジョニングする必要があります。この新しいサービスに関心をお持ちのエンド ユーザーの方は、社内の Office 365 管理者にお問い合わせください。

Q. Office 365 ユーザーは現在プレビューとして提供されているすべてのサービスを試用する必要がありますか。一部のみを選択することはできますか。

A. 対象となる Office 365 Enterprise ユーザーは、各プレビューの提供地域に応じて、提供されているサービスのいずれか、またはすべてを選択して試用していただけます。

Q. これらのサービスが一般提供されるのはいつですか。また料金設定はどのようになりますか。

A.  年内には一般提供を開始できる見込みです。  価格およびライセンスの詳細については、一般提供開始が近付いてから改めてご案内いたします。

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